藤原伊織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ現実離れとご都合主義のオンパレードに感じてしまい、私にはチョット合わなかったですね
今まで知られていなかったゴッホの絵が存在し、それをめぐるミステリーという骨組みは問題無いのですが、主人公のキャラが「こんな人いないよな」という感じ
それがハードボイルドというヤツなのか
他のキャラクタも考え方とか何かおかしい気がした
少し気にし始めると「こんなストーリー現実にはあり得ないよな」等、他の部分も気になって物語にのめりこめなかった
イヤ、それがフィクションの小説というモノなんですがね
分かっているんですけどね
どうにも私には合わなかったのです。。。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ短いセンテンスをつなぐ散文的な文体は、文章に力強さと躍動感を感じさせるのですが、如何せん自分視点の一人称なので、弱さと甘えがにじみ出てなんとも言えない気分になります。個人的に「厨二」っぽく感じます。「テロリスト~」もそうだったので、完全に藤原先生の作風かと思われます。
内容では京都での「8枚目のひまわり」の謎解き部分がピークかなと思います。その部分は本当に興味深くグイグイ引き込まれました。
最後の銃撃戦の部分は、大袈裟すぎて不謹慎ですがちょっと笑いました(特に麻里が死ぬ場面など)。ハードボイルドがあまり性に合わないのかもしれません。
気になった点は、作中に登場する若者のセリフです。ものすご