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Posted by ブクログ
「書店グループNET21」の今年の文庫フェア『まちの本屋
のお客さんに聞いた 俺の一冊・私の一冊』の中で、40代
の読者がオススメに挙げていたので読んでみた一冊。
ハードボイルド、ユーモア、恋愛、ハートウォーミングなど
ジャンルの異なる短編が6つ収められていて、本当に同じ
作家が書いたのかな、と思ってしまった。
特によかったのは企業小説と言える表題作『雪が降る』。
これにはしびれた。読み終えてしばらく動けなかった。
過去の痛みを引きずって、不器用ながらも通すべきスジは
通す。そんな魅力ある男達が奏でる物語は、痛い、切ない。
でも、ただ切ないだけではなくて、明日への希望が間違い
なくそこにある。だから救われる。
本当にいい短編集。
Posted by ブクログ
台風
切ないなぁ こういう話。
兵藤さん どうしてるのかなぁ。
ピアノは無理でも ビリヤードは出来てるかなぁ。
生きててくれと願うのは酷かなぁ。
卓也は明子と結婚したんだね。驚いた。
戻って見たら 5歳くらいしか違わないんだもんね。
それもアリか。
どうしても学生時代って ひとつ歳が違うだけでも すごく違うから もっと離れてるのかと思った。
オトナになれば 5歳くらい なんてことないもんね。
雪が降る
志村さんも高橋さんもカッコいいなぁ。藤原伊織が描くオトコは いつもカッコいい。
とばされるヒトがこんなにカッコよくていいの? 笑
紅の樹
これも切ないよなぁ。
遠山さん いいオトコだなぁ。
切ない短編集だね
トマト
全然わかんなかった 笑。
でも これはこれで良し。
Posted by ブクログ
藤原伊織さんは「テロリストのパラソル」や「シリウスの道」でお気に入りの作家で、この短編集「雪が降る」も、らしさ満載でとても心に沁みる。
昨年亡くなっちゃいましたよね。とても残念。
表題作の「雪が降る」がとても良い。
お得意の企業を舞台にし、同期で出世競走の先を行きながらそれを笠に着ぬ上司、気の利いた美しい女性の部下、将来有望の若手社員、そしていつものごとくほとんどアル中ながら有能さだけを武器に会社に残っている主人公。
しかしこれは企業小説ではなく、そうした舞台まわりの上に描かれる「男と女の情念」と「父と子の信頼」と「男と男の友情」を繊細に描いた絶品(もちろん「サラリーマンの矜持」というところを描いたところもありにして)。
『きみは、お父さんを尊敬しているか』『尊敬しています。母とおなじくらい好きです。志村さんがなさっているそのネクタイ、きっと父のでしょう?』
ここだけ読んでも分かんないと思うけど、こうした父と子でありたいと思う。
その他の作品もそれぞれに味わい深く、何かを背負ってストイックに生きる男の姿に心打たれる。
「テロリストのパラソル」の島村が登場するのもお楽しみで。
ピントはずれの解説がウザい。
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