あらすじ
羽音と不思議な声がすべての始まりだった……。陸上競技への夢を断念し、水道職人となった若者・達夫の頭の中に、ある日奇妙な生物が侵入してくる。その名も蚊トンボ・シラヒゲ。超人的能力を得た達夫は、アパートの隣人・黒木を理不尽な暴力から救う。しかし、それは恐るべき闇社会との対決を意味していた。
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Posted by ブクログ
ものすごく不自然な設定なのに 読み出すとすんなりこの世界に入れる。不思議。
題名が 違ったら もっと早く読んでただろうなぁ。残念。
達夫 めちゃカッコいい。
親方もめちゃカッコいい。
あと瀬川もめちゃカッコいい。
みんな ハードボイルドだなぁ。
Posted by ブクログ
面白い。キャラクターも立ってるしストーリーのテンポもよく非常に読みやすいです。
突飛な設定とリアルな事件が程よく融合してます。
下巻楽しみです!倉沢くんカッコよすぎ可愛すぎ。真紀さんの気持ち分かります!
Posted by ブクログ
頭の中に蚊トンボが侵入し超人的能力を得た達夫が、厄介なことに巻き込まれて…
こんな設定他の作家さんで読んだっけなぁと思いつつ読み始めたら、テンポの良さと達夫のかっこよさに惹かれて一気読み。
下巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
アメリカにいるときに、友人が送ってくれた本。白髭の設定が面白い。その設定に無理を感じる人はダメだろうが、そこさえクリアすればあとは結構楽しめる。
Posted by ブクログ
自分は藤原伊織の大ファンだが、彼の作品の中で唯一敬遠していて、なかなか手にしなかった作品。
あらすじに書いてあった蚊トンボの白鬚が主人公倉沢達夫の頭の中に入ってきて、それを機に不思議な力が使えるようになるという、この思いっきりのファンタジー要素が敬遠していた理由である。
自分としては藤原伊織作品は、企業に属し出世意欲もなく、人付き合いも得意でないが、人一倍頭のキレる酒好きな中年のサラリーマンが、強気なヒロイン受け流しながらも、裏社会・闇社会と闘っていくハードボイルド要素が大好きなので、『蚊トンボ』・『超能力』、さらには 『冒険』なんてタイトルに付いてたらと食わず嫌い・・・いや読まず嫌いをしていた。
ちょうど読むものが無く探していた所、たまたま目にし読んでみると今まで読んでなかった事を少し後悔する程面白く、すらすら読み進めてしまった。
敬遠していたファンタジー要素も全く気にならないくらいに藤原作品おなじみのハードボイルド全開のこの作品。
読み終えたあと下巻をすぐに手にした笑。
Posted by ブクログ
ハードボイルドでなかなか面白かったが、話が冗長。セリフ回しがなんかイライラする。プロットは面白かったのに。もうすこし登場人物に感情移入できれば面白かったかも。