ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
黒木は暴力団に巨額の損失を与え、追われる身だった。その行方を知るべく、彼らは卑劣な手段で達夫を脅迫した。そこに凶悪獰猛な赤目の男・カイバラが介入、達夫の恋人・真紀を誘拐する。そのとき皮肉にもシラヒゲの能力は尽きようとしていた。カイバラの挑発に単身敵地に乗り込む達夫。はたして真紀を無事救出できるのか。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
倉沢達夫カッコよすぎです…。にしてもラストは予想外。でも半端なエピローグをつけられるより後味に渋味があって…ハードボイルドですね。
まさにハードボイルド・ファンタジーな展開と結末。 シラヒゲとの共生、<恋と冒険>の行方にハラハラドキドキした。 達夫かっこよかったな◎
ハードボイルド・ファンタジー とても変わった物語ですが、 個人的にとっても好き。 テンポのよい軽妙な会話 センスがとても好きです。
ある夜、パチンコからの帰り道、達夫は頭の中で、奇妙な羽音を聴いた。はじめは空耳と思った主人公だったが、とつぜん自分の意に反して指が動き、くすねてきたパチンコ玉を、弾丸のような勢いで弾き飛ばした。 自分の頭のなかに寄生しているという、シラヒゲと名乗った蚊トンボとの、奇妙な共同生活は、そんなふうに始...続きを読むまった。 シラヒゲがもたらしたその能力をつかって、暴力沙汰にまきこまれた知人を助けたことをきっかけに、達夫はやがて、裏社会のとある事件に巻き込まれ、暴力団と本格的に対決する事態になっていくが…… ストイックで男気のある主人公、ハードボイルドな展開、暴力、やくざ等々、藤原さんのほかの作品群と共通するポイントも多いのですが、大きく違う点はふたつ。主人公が20歳の青年と、ほかの作品に比べてぐっと若いこと。それから、蚊トンボが脳内に寄生して話しかけてくるようになる……というファンタジーな設定。 藤原さんが描かれる主人公は、ストイックで無鉄砲で、保身とは縁のないようなイメージがありますが、主人公が若いと、無鉄砲さのニュアンスが、またちょっと違いますね。ほかの作品の主人公たちの渋い魅力もいいですが、こういうのもいいなあ。 上下巻だったのですが、派手で勢いのある展開に飲み込まれ、一気に読みきりました。シラヒゲをはじめ、敵味方それぞれのキャラクターが魅力たっぷり。劇画的といっていいかどうか、リアリティよりも娯楽性を求めるならば文句なしに最高。解説にて藤原伊織さんご自身の評が紹介されていたとおり、まさにハードボイルド・ファンタジー。 私はすでにファン補正がはいっているかもしれませんし、奇抜な設定やいかにもフィクション的な展開が苦手という方には、強くはオススメできませんが、さておき、すごく面白かったです。 ところで、どうやら藤原伊織さんの既刊で私が未読だったのは、こちらが最後のようです。私は藤原さんがお亡くなりになったあとではまったファンなので、最初からこのときが来るのは分かっていたはずなのですが、なんていうか、すごく寂しいです。ファンに惜しまれながら去るというのは、作家さんの人生の幕としては一種、最高のかたちかもしれませんが、それにしても惜しまれます。
この人の作品は案外突拍子もない展開が多い気がするのだが、何故かすんなり受け入れられる 主人公の性格付けによるところが大きいのかな 異形の相棒との共生、というのは寄生獣を思い起こさせる 情報栽培、というのもイイ しかしこの終わり方は…うう 超人化した配管工が(えらく年上の)お姫様を悪者から助ける……...続きを読む? ハッ!…スーパーマリオだ…
とても満足でした...あとがきにファンタジーハードボイルドってありましたけどその通り!藤原さんてこの手の物が凄く面白いと思います。また期待してます
藤原氏のファンタジー作品! 最後に向けての盛り上がり、そして壮絶な・悲壮な結末・・・読んで見てください。
自分からどんどん厄介ごと招いておいて、なんでこんな厄介ごとに巻き込まれるんだと…。 ハードボイルドが若干空回りしている感じ。 相変わらず、そんな20代はいないでしょ、という思考としゃべり方。 蚊トンボとやり取りは面白かったけどね。
物言いたい点は多々あるけれど、単純に面白い。 蚊トンボがいいね。 どうすりゃ、こんな設定が思いつくんだ。 世界もキャラ全員も無理だらけなのに、不思議としっくり感情移入してしまう。 ただ、ラストは私は気に入らない、 カイバラはけっきょく目的を遂げたんじゃないかい
ナゼか蚊トンボですが、けっこう夢中で読みました。 納得のいかない点は、2,3……。くすん。 藤原伊織好きのハードボイルド好きは、読むがいいと思います。 あぁ、もっと読みたいのに、作品が増えることはもうない のですね……。くすん。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
蚊トンボ白鬚の冒険
新刊情報をお知らせします。
藤原伊織
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
テロリストのパラソル
シリウスの道(上)
ダナエ
てのひらの闇
名残り火
ひまわりの祝祭
遊戯
「藤原伊織」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲蚊トンボ白鬚の冒険(下) ページトップヘ