感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2014年07月16日
まだこれの前の作品は、いい加減にしか読んでないので
要再読ですね。
曲がったことが大嫌いで、激しやすい男が
ある大金が動く広告を狙うことに。
しかしながら、この男には
とても人には明かせない過去の秘密が
あるわけで…
しかもそのさなかに
その過去の秘密が脅かされる事態になり…
彼を囲む面々が...続きを読む面白くて、
あっという間に読めました。
Posted by ブクログ 2013年11月09日
大手広告代理店の広告コンペを舞台にしたビジネス小説に、主人公の少年時代に起きた事件を絡ませたミステリー的要素も。上巻終わっただけですが、結構読ませます。下巻にどう続くのか今のところは予想がつかない感じ。
著者の藤原伊織さんは大手広告代理店に勤務経験があり、描写はリアルです。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
大手広告代理店・東邦広告に勤める辰村祐介には、明子、勝哉という2人の幼馴染がいた。この3人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。その過去が25年の月日を経た今、何者かによって察知された…。緊迫した18億円の広告コンペの内幕を主軸に展開するビジネス・ハードボイルドの決定版。
作者の藤原伊...続きを読む織は大手広告代理店出身の作家らしいですね。
ミステリーとしても非常に面白いですが、ビジネスにも役立ちそうな一冊。
松岡
Posted by ブクログ 2009年10月07日
面白かったです。堪能できました。『テロリストのパラソル』の島村が出てきます。(死んでるんだけど)バーのつまみがホットドッグだけとか、浅井という男が出てきたとき、あれっ?もしかしてと思ったらやっぱりそうでした。今回の話にはつながりがない様にに思うんだけど、下巻で何かあるのかな?辰村と明子との再会は切な...続きを読むかったねぇ〜。スケッチブックの話や、歌手や広告マンになった理由・・・ベタだけどおいらこういうの好きです。後半、勝哉はどう絡んでくるのか?怪文書を書いたのは誰だ?まさか明子が?んなわけないか・・さあ、下巻を読むぞ〜!
Posted by ブクログ 2019年11月18日
ー また表通りを眺めた。この位置から周辺の光景を眺めていれば、世界には貧困や苦痛、醜悪なものなどなにも存在しないと錯覚しそうになる。目にはいる範囲からは、その種の思いを呼びおこす要素が一切合切とり除かれている。 ー
相変わらずの藤原伊織節で面白い。
さすが電通勤務作家だけあって、広告代理店を舞台と...続きを読むした作品はリアリティがあって面白い。
すでに他界されていて、新作が読めないのが寂しい。
ほぼ読んでしまったので、下巻で最後かと思うと悲しくなるなる…。
Posted by ブクログ 2019年11月05日
あらすじ
大手広告代理店・東邦広告に勤める辰村祐介には、明子、勝哉という2人の幼馴染がいた。この3人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。その過去が25年の月日を経た今、何者かによって察知された…。緊迫した18億円の広告コンペの内幕を主軸に展開するビジネス・ハードボイルドの決定版ここに登...続きを読む場。
Posted by ブクログ 2019年01月20日
私のレビューの星の数は、4つの場合のレンジがとても広い。
で、この作品は4++ といったところ。
ぐっとひきこむ何かがある。
下巻にもかなり期待。
Posted by ブクログ 2014年10月17日
専門的な話が当然のように語られていて、最初の方は読みづらさを感じた。それでも進めていったら、どんどん引き込まれて続きが気になって仕方がなくなった。
仕事を頑張ろうと思った。
2014/10/17
Posted by ブクログ 2014年02月21日
ストーリーとしては、最後息切れ感が否めないですが、ひとつひとつの文や台詞がきれいです。
他の作品も読んでみたいです。
あのバーを探しにいきたいです。(^^)
Posted by ブクログ 2013年08月16日
新規クライアントの広告コンペに向け、辰村や戸塚はらは全力を傾注する。そんな中、3通目の脅迫状が明子の夫の元に届いた。そして勝哉らしき人物が上野周辺にいることを突き止めた辰村は、ついに行動を起こす!
広告業界の熾烈な競争と、男たちの矜持を描くビジネス・ハードボイルドの結末は?
Posted by ブクログ 2013年03月24日
最近こんな意地っ張りのおっさんが登場する作品になかなか出会わない気がする。単に発見できないだけなのか、時代がそんなヒーロー(?)を求めていないのか。
自分が知らないハードボイルド作家を早く発掘しなければ。
Posted by ブクログ 2011年02月28日
ここの所読んでいた本が、ホンワカタイプだつたので、かなり強烈な刺激!
ビジネスマンの奮闘記なのかと思っていたのに、この過去。
もうドキドキが止まらず。
ちょっと恥かしくなるような台詞の応酬もあるけど、これがハードボイルドってことかな。
軽快に話が進んでいく、アッという間に上巻終了。
読み進めるの...続きを読むが楽しみです!
美女あり、仕事やりがいあり、なんて出来すぎな気もしちゃうけどね。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ハードボイルドーって感じ.
登場人物が皆カッコイイ!ってのが一番の感想.
辰村は頑固で強気で切れ者.
立花は美人で仕事もできる女部長.
平野はデイトレーダーのアマプロ.
浅井は裏世界に精通する元やくざ.
そして戸塚.
政治家の息子でコネ入社でありながら,実は素直でまじめでグングン成長してる.
広告...続きを読む代理店での競合プレゼンを中心にしたお話で,
業界の細部が詳細に描かれている.
広告代理店ってもっと華やかな職場っていうイメージがあったけど,
そのイメージが完全に覆された.
残念だったのは競合プレゼンが一番大きなテーマなのに,
最後があっさりしすぎていること.
ミステリっぽい最後の最後のどんでん返しみたいなのを期待しちゃってただけに残念だった..
でも,グイグイ引き込まれる内容で,不自然な流れもなかったのでスッキリ読めた.
「テロリストのパラソル」が有名作らしいので,それも読んでみよう.
Posted by ブクログ 2011年09月13日
(文庫版 上下2巻)面白かった。企業小説は小生のツボジャンルであり、さらにキャラクターの設定の上手さも加わり贅沢な味わいでした。広告代理店の営業部という特殊な企業の内部のことが詳細に描かれており、より関心が深まった。主人公の飄々とした外面と情け無い内面に共感を覚える。難点は仕事のOFFに小説読むんで...続きを読むすが、展開がリアルで仕事の延長のような気がして緊張してきてしまったことかな。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
高校生が藤原伊織作品を読むなんて、驚きです。「このミステリーが面白い6位」に選ばれた作品ですが、ミステリーというよりハードボイルドですね。様式美とダンディズムの世界です。僕は藤原先生のファンなのですが、今年の春にお亡くなりになってしまいとても残念です。もっと藤原先生の作品が読みたかった。文壇がまた寂...続きを読むしくなってしまいました。心よりご冥福をお祈りします(金子)
Posted by ブクログ 2009年10月07日
以前より気になっていた作家、藤原伊織。
ただ、なんとなく手にすることがなかったが、先月の訃報を聞き、読んでみることにした次第。
ハードボイルドという言葉の先入観が大きかったが読み始めると、会社という組織の話ということもあってか、意外に読みやすく、今まで読まなかったことが、悔やまれる。
主人...続きを読む公はもちろんのこと、登場人物の描写がわかりやすく、そして魅力的。
ただ、主人公の幼なじみが元アイドルで今は重役夫人とか、上野で似顔絵書きをしているとか、やや大層な気もしたが。。
個人的に、東京と大阪のそれぞれの舞台になる地域に縁があるので、それだけで親近感を持ちながら読めたように思う。
代表作のテロリストのパラソルと登場人物が重なると知り、ぜひ読んでみたい。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
文春で連載していた時に途中まで読んでいた。
ずっと作者は女性だと思っていた。
広告業界が舞台なので、片足突っ込んでみた世界だけになんだか懐かしい。&妙な敗北感もあったりする。
でもマスコミの人以外に理解できるのか??って不思議な部分も多々あり。
Posted by ブクログ 2022年04月12日
ビジネス小説です。広告業界を舞台にしているため、門外漢の私には、イマイチピンとこないところが多いです。ただ、主人公を取り巻く生い立ちや人間関係は、ついついページをめくらせる強い魅力がありました。後半が楽しみです。
Posted by ブクログ 2018年06月14日
大手広告代理店・東邦広告に勤める辰村祐介には、明子、勝哉という2人の幼馴染がいた。この3人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。その過去が25年の月日を経た今、何者かによって察知された…。
Posted by ブクログ 2011年06月06日
広告代理店で、後輩の成長あり、女性上司といい感じあり、幼なじみとの人に言えない過去あり、盛り沢山な話。
いろいろな筋があちこちからくるので、本筋に集中できない。
業界のことがよくわかるだけに、現実離れしている部分はより不自然に感じてしまったのかも。
Posted by ブクログ 2011年02月22日
やはり、私の中で藤原氏は別格なんだよなぁ。 決してスマートとは言えない、くたびれたオッサンや、ヤクザさえもかっこよく描いてしまう、それが伊織節。 今回は、今までにない若手の活躍が一番良かった。 本当に頭が良い人は、難しい内容を簡単な言葉で説明できる人だと言うけれど、藤原氏の読み易い文章は、まさにソレ...続きを読む。 読みながら、「ゾクゾク」「ワクワク」というオマケつき。 ただし、今作の出来は中途半端に感じる部分があるので、中の上としておく。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「企業パート」と「幼馴染みパート」のちぐはぐさが気になりましたが、「企業パート」は本当ぐいぐい引っ張られて読み進められました。
寧ろ「幼馴染みパート」はなくてもいいぐらい広告業界を舞台に繰り広げられる競合劇ということで藤原伊織の前職知識がフルに活かされた作品となっております。本当、広告業界覗き見隊!...続きを読むという事であんな上司やこんな新人やそんな派遣はおらんやろ!!!と思いながらもプレゼンチームが一致団結し何かを作り上げ達成してゆく様は見ていて清清しいものがあります。
ここら辺、「チームスポ根モノ」に通じる所があると思います。本当、「幼馴染みパート」がなくて「企業パート」だけでも良かったと思う(笑)
「本来は、どんな仕事も地べたを這いずりまわるようなところにあるはずなんだ」
という藤原伊織の仕事に対しての姿勢が伺え、本当に企業パートは不意に涙腺が緩む箇所が数カ所あって本当、戸塚関連は泣きそうになった部分多かったです。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
06.12.21藤原伊織久しぶりに読みました。本を買ったのも久しぶり。既読は『テロリストのパラソル』と『ダックスフントのワープ』。どちらも面白かった。だからキオスクで買ったんだけど、ちょっと内容の割りにページ数が少ない感じ。ラストもいまいち。。。う〜ん。ただ、出てくる人はみんな魅力的。だからこそペー...続きを読むジ数が足りないと感じたんだろうと思う。足りない分は自分の想像で補えばいいかも。広告業界のビッグビジネスと甘苦い昔の思い出がからみあうハードボイルド。しかし『テロリスト〜』と同じキャラが出てたなんて!もう一度読み直さなきゃ。