中場利一のレビュー一覧

  • それぞれの風の物語~喫茶テンノットより~

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    カフェを舞台としたミステリーか、お食事ものかと思いきや、
    バリバリの下町人情噺だった。
    良い意味で騙されたわー。

    ここまで濃密な人間関係、
    現代ではファンタジーにすら見えるけど、
    今でもこういう地域は残ってるんだろうな。

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    2022年03月26日
  • NOTHING

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    単純に好きです、この短編集。
    クズなりの純粋さや真っ直ぐさ、
    ありますよね。

    気持ちがほんわかしました。

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    2022年01月02日
  • 離婚男子

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    コテコテ関西弁の家族の会話が、ずっと漫才みたいで面白い。
    「大阪の家庭って、皆、こうなの?」と、誤った認識をしてしまいそう。少なくとも私の知人宅は、ここまでではない。

    ストーリーは、あれれと上手くまとまってしまったけど、楽しい時間を過ごせたから星4つです。
    ゴニョゴニョゴニョゴニョ!

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    2017年08月17日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    新撰組は三作目。もうちょっと史実が知りたいと思って読んだので、最初は脚色が強すぎるなぁと思ってしまった。でも読み進むにつれて、剣の腕は人一倍なのに無邪気で人をおちょくるのが大好きな沖田や沖田にからかわれる土方、土方と旧知の仲とされる山崎などキャラクターに愛着が湧いてくる。池田屋までだと短いなと思ったがバラガキ土方に取って一区切りつき、新たな新撰組へと向かっていく終わり方が読後感を気持ちよくさせている。

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    2015年12月11日
  • 岸和田少年愚連隊

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    【本の内容】
    ここは大阪、岸和田の春木町。

    競輪場や競馬場が詰め込まれ、ヤヤコシイ大人たちがウヨウヨいる小さな町。

    とにかくケンカに負けることを嫌い、顔でも腫らして帰ってくれば、「勝つまでやめたらあかんど」と送り出される。

    そんな土地でチュンバは育った。

    とどのつまりはツレの小鉄とケンカに明け暮れる毎日に。

    恐れるものなど何もなく、肩で風を切っていたあの頃―。

    超人気シリーズ第一弾。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆

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    2014年10月04日
  • スケバンのいた頃

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    爽やかな青春小説です。
    この人の描く不良が大好きです。
    馬鹿でどうしようもないけれど、爽やかな登場人物たち。
    読後感がとても爽やかな小説です。

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    2014年03月24日
  • 岸和田少年愚連隊

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    ネタバレ

    西の方言はテンポがよくて、読んでて楽しい。作者=主人公というのをあとがき読んでからわかったので、ある種のどんでん返しのようだった。

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    2013年09月16日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    「燃えよ剣」「黒龍の楯」と土方歳三を読んできての「バラガキ」

    土方が「バラガキ」だった時代だけを切り取った、青春小説!

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    2013年06月02日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    バラガキとは、いばらのような鋭いとげを持った悪道、
    さわるととげで怪我をする危ないヤツのこと。
    時代小説と言うにはあまりにもロケンロール!(笑)
    新撰組を語るには一番有名な池田屋事件の前までを描いたもの。
    ヤンチャしていた土方歳三の青春時代にスポットを当てていて、
    茶目っ気ある沖田総司との掛け合いが絶妙に可愛い。
    しかし、その後の池田屋事件を知ってるがゆえに、
    少しだけ切ない気持になるなぁ。

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    2013年04月26日
  • 岸和田少年愚連隊

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    読んだあとの学びがあったりはしませんが、楽しみながら読めて、サッパリスッキリした読後感を楽しめる一冊。
    異文化を楽しめる一冊でもあります。
    シリーズがあるみたいなので、続きも読んでみようかな?

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    2013年03月27日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    多摩の喧嘩師バラガキのトシ炸裂!隊士は皆べらんめえ調だし平助、総司も口わるー。でも年相応の姿はこんな感じだったのかな?
    芹沢鴨の火事や相撲の興行、からの暗殺…はお馴染の鉄板でも他誌よりギラつき度が抜きん出てる分皆生き生きと暴れててこれから争乱の波に呑み込まれて行くのを感じさせない爽快感がありました。
    池田屋事件までの脂の乗り出してきた辺りで完了するのも逆に良かった。
    土方沖田の掛け合いが楽しくて「総司、てめえ」って何度聞いたか(笑)
    まさに青春グラフィティー。

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    2014年04月15日
  • 黒猫 沖田総司の死線

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    この沖田さん好きだなぁ。
    登場人物みんなが可愛く見えるのは、沖田さんの視点だからだと思います。
    こんなに土方さんの破天荒さだけが見える作品もなかなか無いんじゃないかな(笑)

    歴史ものは公式で発表できる二次創作ですね。
    新撰組は特に、成り上がる前の個人の情報が少ないから(笑)

    事前に史実を知らないと分かりにくい部分が少々あった感じがします。

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    2012年11月17日
  • 黒猫 沖田総司の死線

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    バラガキの物語が新選組創設前後の話だったので、それ以降の話になります。バラガキの主人公は土方さんでしたが、今回は沖田さんです。やっぱりこの作者の土方さんと沖田さんの関係は楽しくて好きです。女遊びが激しい新選組の中で、沖田さんの純朴さは可愛くて素敵です…。

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    2012年10月25日
  • 岸和田のカオルちゃん

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    中場中毒中。エッセイより断然面白い。あとがきにある、カオルちゃんが亡くなったとの話。死ぬわけないと思ってた自分にビックリした。みんなに愛されるってこういうことかー

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    2012年09月14日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    幕末の世を駆け抜けた土方歳三を面白おかしく書いてある。
    池田屋襲撃までのお話です。

    ・・・というか表紙の絵に衝撃を受け手にして読んでみると、中も燃えよ剣や新撰組血風録では見れないトシさんの顔が。
    沖田さんも、美青年とは思えない。トシさんと沖田さんの絶妙なコンビ。

    何度読んでも面白い。

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    2012年08月31日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    くだけた文章でとても読みやすく、スイスイ読めました。新選組創設の前後の話です。ことあるごとに土方さんに悪戯したりからかったりする沖田さんが面白くて可愛かった…そんな沖田さんを怒りながらも受け入れてる土方さんも可愛いです。可愛いと言いながらも、人を拷問にかけたり斬ったりしている残忍さもあるので何とも言えませんが…
    今風な語り口なので、新選組の日常を身近に感じられる作品だと思います。

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    2012年07月20日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    試衛館時代から池田屋騒動まで、上り調子の時期だから楽しく読めた。

    バラガキは、いばらのような鋭いとげを持った悪道、さわるととげで怪我をする危ないヤツ。
    実際、土方さんって、相当なワルガキだったと思う。
    でもそれ以上に、沖田が怖いヤツに描かれてる。

    土方さんの恋人が14歳って犯罪だよ。これだけはいただけない。

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    2010年11月13日
  • 一生、遊んで暮らしたい

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    とにかく面白い
    発想が違うのだろう。
    そして優しさと愛に包まれている。
    淋しくて暖かいエッセイ

    最後の解説はまさにその通り

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    2010年11月02日
  • 一生、遊んで暮らしたい

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    これは、購入してからもう何度読んだか知れないけども、一年に一度くらいは思い出してふらっと読んでしまう。
    ……また読んでしまった。
    全て実話と言うから驚きだ。本当に。

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    2010年09月17日
  • 黒猫 沖田総司の死線

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    歴史物というより新撰組・沖田さん主人公の青春物。
    さくっと人を斬っていた沖田さんが、ご自分が不治のお病気になり
    同じお病気に罹っている、愛しく想うミズさんの存在によって
    なんだか斬ることに意義とかいろいろ考えちゃって
    足元がぐらぐらしちゃうって身勝手三昧のお話。

    軽妙な感じで書かれてるのが余計に凄絶感ありに感じられまシタ。
    それだけにラストのおセンチ丸出し具合、ワタクシ的には残念かなぁ。

    少年漫画読んで『男の友情』に泣かされるかたは
    山南さん切腹前の土方さんとの受答えはチョビっとクるかもデス。
    私はキまシタ(笑。

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    2010年06月09日