中場利一のレビュー一覧

  • 岸和田少年愚連隊 完結篇

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    やっぱり好きです、このシリーズ。
    同じような生き方はしてこなかったけれど
    共感してしまう。
    多かれ少なかれある部分を
    とても分かりやすくした極端な話だからこそ
    胸が熱くなるんだろうなぁ。
    成長の過程は死ぬまで続くので、
    こんな気持ちの連続なんだろうな。

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    2024年03月06日
  • その後の岸和田少年愚連隊 純情ぴかれすく

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    ケンカ三昧のイケイケドンドン時代から自分もまわりも少しずつ大人になっていく。作家というやりたいことを見つけるまでの葛藤とかいろいろ考えさせられた。けどおもしろい。最後の親子対談までおもしろい。

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    2014年08月11日
  • リョーコ

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    大好きなyou are everythingが使われてる♡私も若かりし頃は同じようなことしたした!甘くて切ないメロウソウルな一冊、大好き!

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    2012年09月17日
  • スケバンのいた頃

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    やっぱ私にゃ教師なんておこがましいな。こんな先生、素敵。現実に素敵な先生は何人も知ってるけど、大半は私みたいな意気地無しだと、思う。勉強を教えるだけじゃない人生に責任をもつ覚悟、あるかな。

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    2012年09月14日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    ネタバレ

    これは・・・・・!!
    立てノリ、ハイスピード!なんてロックな新選組!!
    なめんな、ふざけやがって・・・・・・・!!
    やってくれますね。


    土方歳三、いろんな料理方法がございます。
    強烈で魅力的なキャラが彼にはすでにあるがゆえに。


    五十嵐貴之氏の『相棒』然り、こういう新しい切り口、好きです。
    うわあ、こう来ますかあーーーーって言う驚きがね。



    試衛館で喧嘩売ってる頃(!)~池田屋へ向かう途中まで(!!)が描かれています。
    そう、新選組がこれから歴史の大舞台へ躍り出る、その直前で物語は終わります。
    この話がバラガキの話だから。
    ゆえにこのラスト!!


    終始“笑”を散りばめて、
    次はいつ

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    2012年03月30日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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     読み終わったのは随分前でした(汗)色々忙しく、そして『もう一度読んでから書こう』とか想っていた為に書いてませんでした。
    最高です。何がどう最高か?
    土方歳三のキャラが。
    沖田総司のキャラが。
    その他色々、何か新鮮だった。
    時代物というよりはヤンキー小説に近い気が…。

    自分はバラガキだった頃の土方さんにかなり憧れを抱いているので、おもしろかったです。

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    2011年04月02日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    ネタバレ

    まず表紙に驚き。
    確か最後までやらず、新選組結成ぐらいまでだったような・・・
    子供時代を細かくとりあげてた。
    あとなんかヤクザの世界のようだった。沖田が妙に怖かった。みんな普通に人を殺してた。でもおもしろくて、とても読みやすい本だった。江戸時代の怖さというかリアルさと感じた。土方かしこい!池田屋の前で隊士が脱走するのを探索といっていたけど本当かな?

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    2012年01月10日
  • 黒猫 沖田総司の死線

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     バラガキの中場利一が今度は沖田を。
     竜馬と沖田は会ってしまうし、ヒロインは登場してしまうし、すごく自由で面白かったです!
     それほど新撰組ものを読んだわけじゃないけど、山南さんと土方をあんな風に描いてくれたのも嬉しかったなー。人物像としては決してかけ離れてるわけでもないのに、燃えよ剣の土方よりこっちの土方の方が魅力的に思えます。いじめられてた可哀想な姉弟に心から同情して、姉の方その場で手篭めにするとかサイコーだ土方。落日を知っているせいか、羽振りの良い時もどこか悲哀を感じさせられることの多い新撰組ですが、実は渦中の人たちはお祭り騒ぎしていただけなのかもしれないですね。

     それから、同じ労

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    2010年04月18日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    中場利一が描く話は面白い。とりあえずおもしろくて、あとでちょっとだけほろりときたりすることが多い。

    綺麗な文体、幻想的な描写、そういうのも好きだけどそればかりじゃつまらない。お高い文章に飽きることもある。中場利一はそんな「お綺麗」な小説を蹴り飛ばして人間的な温度をくれるから好き。
    自分が中場利一という作家を知ったのは幕末ものばかりを乱読してた中学時代、この「バラガキ」を手に取ったのがきっかけだった。

    舞台は幕末、土方歳三を主人公に、と言えば「ああまたコレか」た思いもするが、中場利一の書く新選組の面白いところは、登場人物が生き生きと人間臭く書かれているところだ。
    土方にしてもたよりになるが恐

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    2010年05月27日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    初の歴史モノ。歴史モノはちょっと敬遠してたけど、読んでみたら「こんなにおもしろいんだ!」って大発見でしたw土方歳三&沖田総司にハマった!めちゃくちゃかっこいい。武士の精神に心奪われました

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    2009年10月18日
  • 黒猫 沖田総司の死線

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    友情、愛情、明治維新の岸和田少年愚連隊。命を張って戦った新撰組の普通の日常、沖田の視点から描かれた作品。ちょっとほろっとしてしまった。熱い男の絆、色々含まれていていい本読んだ。

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    2009年10月04日
  • 黒猫 沖田総司の死線

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    土方さんと山南さんのやり取りが印象的。各々の会話が楽しく、新選組青春録のような人間らしさが滲んだ作品かと。

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    2009年10月07日
  • 黒猫 沖田総司の死線

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    沖田の発病から死(伊東分離前)まで、新選組での生活と恋の話。

    土方=黒猫、土方をからかうのが好き。
    というドSな沖田がステキ。
    青春小説っぽく、どこまでもまっすぐなバラガキたちが良い。

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    2009年10月07日
  • 黒猫 沖田総司の死線

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    等身大の沖田総司の青春小説。
    土方さんや近藤さん、平助にはじめちゃん、みんなクチが悪いけどその分、仲のよさや
    男子校のノリを感じます。

    私的には「西郷小五郎」がツボでした…

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    2009年10月04日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    新撰組の小説は大体どれも似たり寄ったりなんですが、表紙からもわかるように結構異端な作品。
    軽妙な語り口が楽しくて、サクサク読めちゃいます。
    タイトル通り土方の若い頃を描いてるので、新撰組衰退期の描写もなく気楽に見れるのも見どころの一つ。
    土方、沖田たちキャラクターも既存のモノと少し違って、みんな愛嬌があり可愛いです。

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    2009年10月04日
  • NOTHING

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    2004年刊行の文庫化。チュンバさん上手すぎ。「シックス・ポケッツ・チルドレン」で目鱗的に「こんな上手くなってたのか」と思ったんですが、それ以前から、これは「シックス・ポケッツ・チルドレン」以上の良作。私が短編より長編の方が好きなのは、一通り物語りが立ち上がったところで終わってしまって「続きが読みたい」って思うことが多いのですが、見事に短編として完結している。それでいて、余韻があって「その後の物語」に思いは飛ぶんですがそれを「文字で読みたい」というよりは思いを馳せるところで終わらせる感じがします。普通なら説明するところをバッツバッツそぎ落として起承転結で言えば「結」を最小限までそぎ落としている

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    2011年08月19日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    これは閑があれば読んじゃいます!
    ギャグっぽい新選組が楽しみたいならオススメ!
    鬼副長とはかけ離れた不良ヤンキー土方さんがお目にかかれますゾw

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    2009年10月04日
  • さあ、きょうからマジメになるぞ!

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    引き続き、異文化コミュニケーションのお勉強です。
    生まれも育ちも岸和田の人が、「おもろかったわー。出てくる町も人間も知ってるから、余計おもろかった。(←イニシャルで書いていても、判るそうです)」と言っているのを聞いて、私も読みたくなったのでした。
    最初は、わりと笑って読んでいたのですが、それが段々と、恐怖に変ってきました。
    「・・・ホントにこんなことって、あるの?!」と。
    岸和田の彼に、今、↑きいてみました。

    岸「ところどころは、作ってるんとちゃう?」
    私「ふむふむ。じゃあ、町長候補の人を、一ヶ月間、駅のホームに叩きつけるとかは・・・」
    岸「それはホンマやろ。」
    私「え・・・じゃあ、昔、チュ

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    2009年10月04日
  • それぞれの風の物語~喫茶テンノットより~

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    聞きなれた関西弁で読みやすかった。大阪の海辺にある10ノットという喫茶店のオーナーは器の大きい昌美。来店する人々が抱える深刻な問題もあるがラストはほろりとさせられる。

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    2025年06月10日
  • バラガキ 土方歳三青春譜

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    ネタバレ

    なんとも人前で読みにくい表紙です。

    このあいだ読んだ『歳三 往きてまた』が、敗走に次ぐ敗走の中でも武士であろうと足掻く、勝負を諦めないために負け続けてもなお生きることを諦めなかった土方歳三の話でしたが、これは試衛館で武士を夢見ていた頃から池田屋に突入するまでの話。
    『歳三 往きてまた』は胸が痛くて読むのがしんどかったけれど、これは逆に愉快であるからこそ哀しくて辛かった。
    この先もう、新選組の本は読めないのではないだろうか。
    何を読んでも辛くてしんどい。

    どちらの作品も、殺伐とした新選組の中で沖田の明るさが土方の心を救っていて、沖田の人気の一端がわかったような気がした。
    しかし、陰謀と血にま

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    2022年04月08日