【感想・ネタバレ】それぞれの風の物語~喫茶テンノットより~のレビュー

あらすじ

心地よい風の吹く、大阪南部の海辺の町。妻子に逃げられた50オトコが元カノに拾われた先は「喫茶テンノット」。男は店に来る顔馴染みや町の人々と、再び人生に向き直っていく。身内を亡くしたイカナゴ漁師、離婚して愛娘と離れ離れになった友、同級生の女性とその年老いた父親との確執と和解――町には義理や人情が渦巻いている。〈岸和田少年愚連隊〉の元祖ヤンチャ作家がたどり着いた境地!

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Posted by ブクログ

聞きなれた関西弁で読みやすかった。大阪の海辺にある10ノットという喫茶店のオーナーは器の大きい昌美。来店する人々が抱える深刻な問題もあるがラストはほろりとさせられる。

0
2025年06月10日

Posted by ブクログ

カフェを舞台としたミステリーか、お食事ものかと思いきや、
バリバリの下町人情噺だった。
良い意味で騙されたわー。

ここまで濃密な人間関係、
現代ではファンタジーにすら見えるけど、
今でもこういう地域は残ってるんだろうな。

0
2022年03月26日

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