中場利一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
短編小説で構成されていて、全部で八題あります。
テンポのいい作品ばかりで、思わずクスリとしてしまう場面もちらほらあります。
舞台が関西の作品が多く、生まれてから関東にいる自分にはなぜか関西弁が新鮮に感じました。
そんななかで一番印象に残ったのは東京が舞台で表題作でもあるNOTHINGです。
「男は強くなくてはならない。大きくて優しくて逞しい。」と思って日々筋トレに勤しんでいる会社員の五島純。
そんな彼はとある日、駅のホームで喧嘩を売られた若者にボコボコにされてしまい、その出来事を境に人生がくるっていく。。。
とまあ、裏表紙の力を半分借りつつ紹介みたいなものを書いてみました。
読めば分かる -
Posted by ブクログ
中場利一の中で一番?岸和田少年1,2の次に?
好きかも知れないです。
甘酸っぱい〜〜〜〜〜〜
なんだろう。恋が始まるまでの、付き合うまでのこのステップ。
すげ〜〜懐かしい。
小学校中学校の時にいっぱい、いっぱいあったよ。こういうこと!!
読みながら「キャー」って思ってたけど、
進めていくうちにちょっと悲しくなったりね。
岸和田少年のサイドストーリーで、時系列も合っているので
「ああこのときにああだったな」とか「このときにこうだったな」というのが
わかりますけどこの本だけ読んでも楽しめます。
あのね!恋空なんかよりもずっとずっと
甘酸っぱくてせつなくて悲しくて、でも初恋ってこうなのかも