柏てんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何となく最近読み始めているラノベ第二弾。
タイトル通り『あやかし』たちが出てくる話。
29歳にして仕事も恋も住む場所も失ったヒロインれんげが流れ着いたのは京都伏見。
とりあえず民泊で一ヶ月住むと決めた古い一軒家に住むのは何とも冴えない大学生・虎太郎。
実は彼はオタクとも言えるほどのスイーツ男子だった。
さらに観光で寄った伏見稲荷で奇妙な小狐のあやかし『クロ』に懐かれてしまい…。
まるで少女漫画のような設定。そしてあっという間に読める。
とにかく圧がすごいヒロイン。正直こういう人とは一緒に仕事したくないなぁと思ってしまう。
設定的に最終的には虎太郎とくっつくのかな、それとも虎太郎のいとこであ -
Posted by ブクログ
会社を勢いで退職、帰宅したら同棲中の彼からの別れ話。
ありがちな展開ー。
気が強く、負けん気な小薄すみれは1カ月契約で京都に住むことにするが。
部屋をシェアする和菓子好きな大学生、なんでか憑いてきた黒狐。
京都の観光案内本。
修学旅行前のチビちゃんに思わず読み聞かせちゃったよ。
錦市場とか、祇園の和菓子とか。
ギリギリと張り詰めた気持ちのすみれが、徐々に気持ちを緩めて、視界が広がっていく。
和菓子をひとりで噛み締めてる虎太郎の様子が妙に可愛くて、もふもふなクロもよし。
続編あるのかな。
虎太郎との関係は?クロってなに?また増えちゃった黒狐は? -
Posted by ブクログ
上司に罪をなすりつけられ、会社を首に。
帰宅すれば彼氏は浮気真っ最中、という現実から
逃避するように京都にやってきた主人公。
一泊二千円はいいとして、この作り…というか、部屋。
貸すのを前提にしてないので当然ですが
男性限定、とかにしておかなかったのはミス?w
いやでもいい感じに折り合いがついているので
これはこれでいいかと。
そして拾ってきた、神様の眷属黒狐。
生まれたばかりというのもあるでしょうが
人のお菓子をがっちり食べているのはアウトです。
きちんと怒られて反省しているのか、と思えば
別の話で、食べてもいいよね、とか言ってます。
確かに可愛いですが、これはちょっと…。
殴ってもいい -
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結末は唐突に
貴族社会の因習と、三代前の家長による盟約が、18歳女性に理不尽を強いる。
現実にもあてはまるテーマと感じ、興味を持って読み進めた。
ときに、主人公の様子に落涙しながら、彼女がどう切り抜けて、幸せを手にするのか期待しながら。
しかし、結局、貴族社会の規範が主人公を救済する点や「盟約」や18年前の「婚約破棄」の原因が明らかにされた時、まさか!!で、かなり残念に感じた。
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建国?
一国の動向を描くには安直だったり浅はかに思えてえっこんなんでいいの?と思うけど、このお話に求められるテーマが違うらしくこれで通っちゃうようなので― う~ん星はこれくらいです。クリスと幼いヒロインの出会いエピソードはわりと好きだったけど、その彼も残念な感じの登場だしそれも惜しいかも。
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大団円
正ヒロインがヒロインを殺そうとしたところにヒーローがきて失敗に終わります。一芝居を打って正ヒロインを嵌め無事に捕えることができました。
その後は生徒会長となったヒロインと仲間たちががんばろー!的な感じで終わります。
うん、もう何だろ。こんな終わり方もいいと思うよ。 -
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んー…。
なんだかガッカリしました。1巻の終わりで続巻では今までのモヤモヤをスカッと気持ちよくさせてくれる展開になるのではと期待していました。ところが話しはゴチャゴチャとしている割には主人公と竜の関係は余り進展しないし、無駄な描写も多い。メリハリもない。1巻で不快だった登場人物はさらに増幅されて出てくるし胸糞悪い。主人公も傍観か受け身ばかりで今回はまったく魅力なし。従者を連れて意気込んで出た割にあっさりやられて何しに行ったの?