山田五郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
山田五郎さん。
なんでも知っていて、好きですが、西洋美術を勉強されていたかたとは知りませんで。
「世界の有名美術を1冊でめぐる旅」を読んで以来、美術の解説本にハマってまして。
五郎さんが解説してくれるこちらも面白かったです。
西洋美術って、天使とか飛んでて、キレイだなぁと漠然とした感想しかなかったのですが、ところがどっこいですよ!
集団肖像画、妙にオモロい!
フラゴナールのあざとロココ女子、オモロい!
ルノワールの名画が死斑とかハゲとか、オモロい!
ルソーが…ゴメンほんとうにオモシロすぎる!
時代の流行りや背景がわかると、見えてくるものが違って、断然美術鑑賞が楽しくなりました♪
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ヘンタイ美術館」というタイトルから、変態的な作品を集めて解説する本かと想像していたけれど違った。
●ルネサンス(ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ)
●バロック(ルーベンス、カラバッジョ、レンブラント)
●新古典主義・ロマン主義・写実主義
(アングル、ドラクロア、クールベ)
●印象派(マネ、モネ、ドガ)
上記カテゴリーでそれぞれ3人の代表アーティストを決めて、彼らについて作品を見ながら解説していき、誰が一番ヘンタイ的か決める。
という内容のものだった。
(ちなみに全12名の中で1番の変態はドガ。というまとめだった)
イベントとして開催したトーク会(山田五郎さんと小山淳子さん)をその -
Posted by ブクログ
機械式時計について、400ページにわたり述べた本。基本的な機構から歴史、さらには世界の著名なメーカーの説明など、かなり詳細に調査・研究しまとめられたマニアックな本である。素晴らしい知識だと思う。常に手元に置いておきたい。
「より高機能で安価な新技術に駆逐された旧技術がここまで完全に復活した例は、他には見当たらない(CD、DVD、AT車の市場は揺るがない)」p13
「何百万円もする機械式の時刻を数万円のクオーツ式で合わせて喜ぶ時計好きが後を絶たない」p13
「優れたムーヴメントとは摩擦が少ないムーヴメント」p50
「時刻表示という基本機能をクオーツ式に譲った現在、機械式に視覚的な美しさや触覚 -
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ネタバレ機械式時計とは脱進機escapementで調速する時計
=チクタク音がする時計
温度差の影響
ヒゲゼンマイ素材 近年は緩急針なしも
エリンバー、インバー、二ヴァロックス、SPRON(セイコー)、シリコン
姿勢差
トゥールビヨン 懐中時計と異なり、姿勢が変わる腕時計には不要?
石数は最低7、必要17
天真の穴石と受石が下上で4、振り石1、アンクル先端の爪石2の7
アンクル、ガンギ、四番、三番、二番の各上下で10、合計17石が必要石数
自動巻き
全回転型センターローター式 ロレックス1931年
切替歯車(ロレックス)、ペラトン自動巻(IWC)、マジックレバー(セイコー)
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ネタバレ39年ぶりに恋人だった彼女ら電話があり未遂に終ったバイク旅行に行かないかと誘われた俺。彼女は俺と引き離されてから親の後を継ぎ良い夫、子供にも恵まれ幸せであったが病におかされ残された時を39年前に出来なかった事を俺に付き合って欲しいと。俺と彼女の旅が始まる。
旅の途中昔あった色んな話をしながら白浜にたどり着く。
彼女が言った言葉で人間苦労や我慢をさせられた経験の方が後から考えると楽しかったらするもんなんや。お金では幸せになれんちゅう当たり前の心理が身に染みてわかった。って。本当だよな。
彼女は幸せな気持ちで最期を迎えられて良かった。