真夜中のカーボーイ

真夜中のカーボーイ

1,287円 (税込)

6pt

3.5

「好きに死なせてほしいのよ」
高3の約束を果たすために、57歳の女と男は赤いメルセデスのカブリオレに乗り込んだ。
デビット・ボウイを歌いながら「最高の死」の瞬間(とき)を求める道行きがついに始まるーー。

目的地は1976年の夏と同じく南紀白浜。
違うのは、元カノのデコが癌で死にそうなことだった。
「死ぬ前に、きっちり落とし前つけときたいの」
アパレル会社経営の富豪の女と、出版社勤務の冴えない男が始めた心の旅ーー。
カルトメジャーの雄が新しい幸福の姿を描き切った、書き下ろし小説。

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真夜中のカーボーイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月27日

    「アド街」山田五郎氏の書下ろしデビュー作
    還暦が近い「元恋人」の女社長とサラリーマンが、39年前に叶わなかったバイク旅行に再度チャレンジするロードムービー小説です。
    新聞広告の「デビット・ボウイを歌いながら~」のコピーに惹かれて読んだのですが・・・多分賛否(^_^;)
    私的には大変良かったです。特に...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月07日

    死につい考えさせられた。
    死の選択は難しいテーマだ。
    ストーリーが流れていかないので、読みにくかった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年11月08日

    山田五郎さんの処女小説。

    2時間ぐらいで、スラスラ読めた。40年前の音楽、建築の話で盛り上がる知的な2人の会話は圧巻。同世代なら、堪らないはず。

    気が合うって何なのか、結婚って何なのか、どうでも良いけど、考えた。読み終えた時、少しだけ死にたくなった。いい意味で。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年02月15日

    39年ぶりに恋人だった彼女ら電話があり未遂に終ったバイク旅行に行かないかと誘われた俺。彼女は俺と引き離されてから親の後を継ぎ良い夫、子供にも恵まれ幸せであったが病におかされ残された時を39年前に出来なかった事を俺に付き合って欲しいと。俺と彼女の旅が始まる。
    旅の途中昔あった色んな話をしながら白浜にた...続きを読む

    0

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