盛田隆二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ何とも切ない。
まさか茜が秋野の妻に話してしまっていたとは。
池井戸潤といい、銀行関連の小説を読んでいたら少しずつその世界が見えてきた(気になっているだけ?)。
この作者の本は他にも読んでみたい。
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城南銀行五反田支店の次長・秋野智之は、部下の森村茜が担当する顧客に謝罪するため、顧客の別荘がある箱根に茜とともに向かう。その帰り、ふとしたきっかけで涙を見せた茜に、智之は胸が詰まるような息苦しさを覚える。次第にお互いの距離が近づいていく二人だが……。妻子ある銀行員を主人公に、リアリズムの名手が描く、心を深く打つ恋とその人生の行方……。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ二年前から付き合っていた彼女から突然の別れ話をされた春、俊介は偶然暖簾をくぐったラーメン屋で、ひそかに「Mさん」と呼んでいる女性と遭遇した。
Mさんは、俊介がバイトしている北大近くのコンビニに、いつも土曜日の夜にやってきては、必ず「M&M」を一つだけ万引きしていくのだった。
彼女の名前は涌井裕里子。
俊介よりもひと回りも年上のその女性は、ラーメン屋の店主の元に後妻として嫁ぎ、ラーメン屋との前妻との間の中学生の子供を育てている女性だった。
最初は、興味から裕里子に近づいた俊介だったが、次第に二人は惹かれあっていく。
気持ちが抑えきれなくなった二人は、自分に正直になるために全てを捨てて、東京へと逃げることを決意する。
その後、裕里子の妊娠をきっかけに一度は離れ離れになった二人だが……という話でした。
なんというか、最初、表紙がとても綺麗な想定だったので、切ない系の話かなあ……と思っていたんですが、読んでびっくり。超・どろどろ。
不倫から始まって逃避行、スリ……。
どちらかというと、北大に勤めてて、新聞社志望の真面目な学生だった男の人がそこまで落ちてしまうものなのか……と恋愛の恐ろしさを感じました。
不倫要素てんこ盛りなので、ダメな人は本当にダメだと思うんですが、裕里子の境遇にも同情すべき点は多々あって。
裕里子は、結婚してるけれど、夫は前妻と現在も会っていて、週に1回は相手の家に泊まってくる……となれば、それがどこまでの関係かはさておいて、妻としてはいい気分ではないよなあ……と考えてしまいます。
そういういろいろが積み重なった上での今回の恋愛につながっていて。
それにしても、もうちょっとお互いにストレートに幸せになる方向に持っていけなかったのかと、ある程度真っ当な常識の範囲で育ってしまった私なんかは思ってしまうけれど、そういうことじゃないんですよね。
まあ、いろいろ意見はあるとは思いますが、これはこれで面白かったです。 -
Posted by ブクログ
不倫のお話。
不倫っていいとこ取りで楽しいんだろうなぁ、と思うけど、反面ズルイよなぁとも思う。
不倫相手はカッコイイところだけ見てればいいけど、結婚して一緒に生活していく相手はそういうわけにいかないし。
主人公は婚約者の浮気は許せなかったのに、その後に自分が妻子もちの男性と付き合っちゃうんだからホント人間って自分の都合が一番なんだなぁって思う。
双方良識ありそうな性格っぽいから余計にね。
個人的には結婚して奥さんや旦那さんがいて、その人を大切に思っていても、他の人に恋することってあるので、不倫を否定はしない。
でも不倫の結果、略奪に成功してもそういう人は何度でも不倫する可能性があるのでそういう人とは結婚しないほうがいいんじゃないかな〜と思ってます。
あとこの話、セクシャルな描写が多くて、フケツよっ!とは思わなかったけど、朝っぱらから電車の中で読むのはなんとなく恥ずかしかったよ。。別に誰も覗いてないとは思うけどね。 -
Posted by ブクログ
しんどい。。
表紙とタイトルからもっとクリーンな話をイメージしていただけに、読後の疲労感はなかなかでした。
でも、重ーい感じで終わらないのはこの著者の書き方にありますね。
???だった最初の2ページも最後まで読み終えた後に戻ったらなるほど!!と。
話は大学生と人妻の不倫、駆け落ちです。
内定や家庭の何もかもを捨ててしまえることに若干の恐怖を感じました。一歩踏み出してしまったら後は転がり続けるのみなんですね。
そんな中、こういう時でもやっぱり女は強いんだなーと妙に納得してしまいました。
個人的には、2人の行く末よりも女性の息子が気になって仕方なかったです。彼に救われた部分は大きいんじゃないかと。