手嶋龍一のレビュー一覧

  • ウルトラ・ダラー

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    フィクションとノンフィクションが複雑に入り混じった興味深い内容でした。あまりにもリアルで途中途中で単語を調べて真贋判定したくらいでした。文体や雰囲気はどことなくオシャレでした。作中に出てきた洋食屋さんは実在でしたので、今度行ってみたいと思いました。

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    2025年08月03日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    ★6、もしくは★7をつけたい。
    難しい問題をわかりやすく伝えてくれている。
    2024年秋の今、この対談の続きを読みたい。

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    2024年10月29日
  • イスラエル戦争の嘘 第三次世界大戦を回避せよ

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    ウクライナ戦争よりもイスラエル戦争の方が複雑で分かりにくい印象。オスマン帝国崩壊後の混乱が現代まで続いていて、何が正しいのか安易に判断できないなというのが率直な感想。日本の新聞やニュースだけに情報源を頼っていてはいけないなと思う。

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    2024年08月20日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    日本のマスコミの情報だけを鵜呑みにしたらいかんと思わせる1冊。これまでロシアが悪でウクライナが正義と漠然と信じていたし、プーチンの狂気がもたらした戦争だと思っていたが、それはどうやら異なるようだ。

    ウクライナという国家もかなりの危うさを抱えているし、G7各国の劣化も間違いなくある。片方の情報に依存するのでなく中立的な観点で分析しなければならない。

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    2024年08月15日
  • イスラエル戦争の嘘 第三次世界大戦を回避せよ

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    博多から佐世保への高速バスの旅の道連れの本
    イスラエル戦争の嘘、米露中の打算と野望に巻き込まれるな!日本には停戦に導く力がある。

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    2024年06月04日
  • イスラエル戦争の嘘 第三次世界大戦を回避せよ

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    日本を代表する稀代のインテリジェンサー(こんな言葉はないか)お二方の対談は、どの上梓作も蒙を啓かされる。本作も同様で、イスラエルとテロ組織ハマスとの紛争について、歴史からの学びとそれぞれの内在論理を喝破し、グローバル世界の今後の進路を示唆する羅針盤のような提言を繰り出す。バカな新聞や御用学者の言説など読まなくても、本作を読むだけで世界情勢の今がわかる。ミネルヴァの梟は夕暮れに飛び立つものだが、昼日中に飛び立っていると思わせる迫力ある分析力だ。

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    2024年05月15日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    ウクライナ戦争の分析をするのにこれほどの適任者はいないですよね、という2人の対談ならば読まない手はないと、書店で目にして即購入でした。
    期待を裏切らない内容です。

    ロシア語・ウクライナ語・ベラルーシ語に堪能な佐藤優氏は、ヴァルダイ会議でのプーチン発言を丸々翻訳したなかから貴重な知見を提示してくれますし、
    英米の諜報活動に詳しい手島龍一氏は、侵攻を予告したバイデンの失策を手厳しく批判します。

    ゼレンスキーの国内での立場や大統領になった経緯等にも詳しく触れられていますし、
    ウクライナを利用してロシアの弱体化を目論むアメリカの戦略も生々しいです。

    最後、歴史・宗教が異なるウクライナの3つの地区

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    2024年04月06日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    本書内で佐藤さんと手嶋さんのどちらかが、世界は「今の日本にはなにも期待をしていないのかもしれませんが」という意味のことを話されていました。
    ロシア情勢は大惨事になった3月22日の劇場テロが起こされてしまい、現在緊迫してさらに悪化していきそうな状況です。

    まえがき
    手嶋龍一
    第1章
    アメリカはウクライナ戦争の”管理人”
    「在庫一掃セール」で潤うアメリカ軍産複合体
    第2章
    ロシアが侵攻に踏み切った真の理由
    クリミア半島はなぜウクライナ領なのか
    第3章
    ウクライナという国 ゼレンスキーという人物
    第4章
    プーチン大統領はご乱心なのか
    第5章
    ロシアが核を使うとき
    第6章
    ウクライナ戦争と連動する台

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    2024年03月26日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    ロシアによるウクライナ軍事侵攻の背景、米国や中国などの思惑などがとてもわかりやすく書かれていて勉強になった。
    戦争というとどうしても感情論で語りがちになるけれど、和平実現のためにはリアリティに基づいた冷静な分析と判断が必要というのはもっともだと思う。
    ウクライナについて書かれたものは多くあるが、この2人の著者の言うことはとても説得力がある。

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    2024年03月25日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    ウクライナ戦争を侵略者ロシアから民主主義を守るウクライナという単純な時点で見る事への警鐘が具体的に書かれた対談本。
    ウクライナとロシアとの歴史を遡って今を見れば、今の西側メディアの視野の狭さ、思慮の浅さが絶望的に見える。

    この戦争はアメリカがウクライナを使ってロシアを弱体化させるというアメリカによって管理された戦争と言う。
    この本の出版当時はその通りであったはずだが、イスラエルでも戦争が起こって、アメリカが今後の明確な戦略を持っているのか疑わしい。
    19世紀くらいから続いた西洋普遍主義、戦後のアメリカ一極体制が今まさに変わろうとしていると感じる。
    その意味でプーチンの見立ては正しい。

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    2023年11月26日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    結局は、核兵器か。

    珍宝島事件/ダマンスキー島事件から世界は、動いた、と。

    その流れでキッシンジャーが訪中し、今に至ると。
    中東戦争でも、核使用一歩手前までいったっけ。
    余談、彼の師匠が、ドラッカーのライバルだったよな。

    ケネディ暗殺もレベル的には、一段下の国内の利権絡み。やはり、大国の本命は、核の使用及び、恫喝力による先進国の統治。それが、揺らいでいるか。

    ブリックス及びグローバルサウスの台頭。北朝鮮もこれに絡むと。たぶん、汚染水騒動もスピンの一種になる。
    木原っちって、使えるやつなのかね、やはり。
    それにしても、核兵器、安くなったもんだ。

    世界のどこかで核兵器が使用されたら、色々

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    2023年09月08日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

    匿名

    購入済み

    さすが

    白眉が揃うと、こうも見えてくるものがあろうとは。
    ウクライナ戦争を単に二項対立ではなく、当事者の思惑に鋭く近づく

    #タメになる

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    2023年08月13日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

    ネタバレ 購入済み

    今こそ「地球儀外交」の出番!

    2023年8月読了。

    この御二人は、予々様々なメディアで恐ろしく冷静且つ正確な「インテリジェンス」を教えてくれる、日本でも貴重な存在だと思っている。
    今回の戦争にあたっても、新聞,テレビ,その他メディアからの情報について「本当にそうなのか…?」と云う疑問点が少なくなく、隔靴掻痒の感が有ったのだが、正にドンピシャリ!生々しい国際状勢の深淵を覗かせて頂いた。
    このぐらいの「情報収集能力」「情報分析力」が、今の岸田政権内でグリップされているのか甚だ疑問であり、それだけ将来への不安感が増大している。

    文中にもあったが、先入観やそれまでの「常識」に囚われず、虚心坦懐に情報を集め、分析する力が、今現在

    #ダーク #怖い #深い

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    2023年08月13日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    詳しく冷静な人が語ると、
    こんなにも腑に落ちるものか、と驚愕する。

    テレビニュースをながら見しても価値が無いことがよく分かる1冊。

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    2023年08月01日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    日本でインテリジェンス情報を分析できる、超一流の論客お二方によるウクライナ戦争を巡る対談。佐藤氏の同様の著作もほぼ読んでいるので目新しいところは少ないが、流石手嶋氏のインテリジェンス情報が重なると、奥深さも一際。テレビ・新聞の戦争報道を正しいものと思っている方にこそ、読んでほしい。ロシア(プーチン)の内在論理と如何にアメリカの対応が酷いものかが理解できるはず。

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    2023年07月14日
  • スギハラ・サバイバル

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    ネタバレ

    魑魅魍魎が跋扈する世界を、杉原千畝の「命のビザ」によって生き抜いた人々の物語…というか、主人公達もその魑魅魍魎の一分で、歴史の一部なのだと思いますけども、誰も悪人では無かったので良かったです。ちなみにスティーブンとマイケルは、今回は狂言廻しに徹してます。
    前作『ウルトラ・ダラー』とは違って、誰かが謀略に嵌められる怖さはなく、人生を美しく生きる人々の背中を見せてくださったと思いました。
    モデルとなったレオ・メラメド氏の著作は、(個人的には)名前に縁も感じますので原文で読んでみようと思います。『諜報の天才─杉原千畝』はさっそく注文しました。

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    2022年09月21日
  • ウルトラ・ダラー

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    本書に対する評価であった「日々のニュースがこの物語を追いかけている」は、20年近く経ったいまでも的を射ていました。

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    2022年09月03日
  • 公安調査庁 情報コミュニティーの新たな地殻変動

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    「想像を絶するような事態を覚悟して備えておけ」
    911同時テロや、福島原発事故を予測して対応する組織、それが、公安調査庁である。

    公安調査庁は、国際的にも認知された第一級のインテリジェンス機関であること、公安調査庁でつよいのは、ヒューミント(人によるインテリジェンス)、とオシント(公開情報諜報)である。が結論です。

    ・インテリジェンスとは、国家が生き残るための選り抜かれた情報である。国家の舵取りを委ねられた政治リーダーは、彫琢し抜かれ、分析し抜かれたインテリジェンスを拠り所に、国家の針路を決める。

    ・米ソ両陣営は国際条約で生物化学兵器の製造使用が禁止されても、細菌・ウィルス兵器で襲われる

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    2022年06月11日
  • 菅政権と米中危機 「大中華圏」と「日米豪印同盟」のはざまで

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    FOIPを主導した安倍外交を肯定的に評価しつつ、米ソ冷戦を振り返り、現在の米中対立とどのような文脈で異なっているのかについて議論。米国政治に詳しい手嶋氏とロシア外交に精通した佐藤氏の対談の形をとる。

    朝鮮半島を除き、台湾を含む新アチソンラインと台湾が今後の焦点となるという話、中ロは一枚岩ではないという指摘など、今の安全保障環境を理解し、読み解くために非常に参考になる一冊。

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    2021年02月13日
  • 公安調査庁 情報コミュニティーの新たな地殻変動

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    めちゃくちゃおもしろかった。最弱にして最強のインテリジェンスになりたいと思った。めっちゃ参考になった

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    2020年09月21日