手嶋龍一のレビュー一覧
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いつもの通り、重複は多いけど、第四弾ということもあり、より噛み合ってる感じはある。ウクライナ、イスラム国、集団的自衛権など。Posted by ブクログ
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佐藤優と池上彰の「新・戦争論」の発売が2014.11で、その1ケ月後の2014.12にこの本が発売されている。
当然テーマとしては重複しているものが多いが、内容は前者もなかなか面白かったが、本書の方がさらに面白い。
これは池上彰と手嶋龍一という対談相手の違いから来るのは当然だが、佐藤優は相手の議論の...続きを読むPosted by ブクログ -
このお二人の対談集を読むようになってから、BS海外ニュースなど、以前は見ていても何も感じなかったのに、今は色々考えます。基礎思考能力が低い私でも、脳味噌にかなり刺激を受けたように思います。読んで満足、ではなく、読み終わった後で自然と考える、そうさせてくれる一冊です。Posted by ブクログ
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なんとなく見ていたニュースの見方が変わる一冊です。対談なので、読みやすくわかりやすいですが、お二人の言葉にも含みがありそうで、色々と考えながらまた読み返してしまいます。Posted by ブクログ
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お二方の経験、知識ともすごいなとまず感じた。
世の中の核心で何が起きているのか、わかりやすく説明してくれていて、とても興味を引くものだった。
もっと、いろいろな本を読みたい、読まなければという思いを駆り立てるものでした。Posted by ブクログ -
読んでいて真意が理解できなかったのが「北海道・沖縄連邦制論」。また、沖縄の分離独立論について、想像以上に深刻に捉えていた。この二点については、今後さらに情報を収集し、時間をかけて咀嚼していきたい。Posted by ブクログ
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「法学部の四年生が万引きするのと、同じ年の普通のお兄ちゃんが万引きするのでは、罪が全然違いますからね。」
海外事情に通じる2人による密度が濃い対談。
非常に内容が濃く、聞いたこともない話も多く、これは本当なのかと思いながら読んだ。
それは、たとえばウクライナの対ロシアにおける重要性や、鳩山元首相の...続きを読むPosted by ブクログ -
様々な政治的・社会的な事件の裏に潜むインテリジェンスの動きについて,存分に書かれた本。インテリジェンスに初めて触れる者でも読みやすく,また読み物としての面白さもある。Posted by ブクログ
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重慶市のホテルで英国人ビジネスマン、ヘイウッドの変死体が発見される。
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当局は病死として処理する。
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不審を感じた副市長で公安局長の王立軍が市長の薄煕来に捜査を進言。
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進言した王が解任される。
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王が米国総領事館へ駆け込み、アメリカ、イギリスの当局を巻き込み、薄煕来の妻、谷...続きを読むPosted by ブクログ -
インテリジェンス通の二人が語る、日本を中心にした世界情勢。周縁の領土がらみの問題が噴出している理由やアメリカ・中国と沖縄やTPPとのからみなど、虚々実々のパワーゲームの中での動きだということが認識できた。
外交機密になるような極秘情報は、当然この二人も正確には知りえないのだろうし、別の視点からの見立...続きを読むPosted by ブクログ -
佐藤優さんと手嶋龍一さんの、袈裟の下に鎧を隠した感じの対談集、でしょうか。
いや、非常に読み応えがありました、まさしく今の世界状況を読み解く道標かと。
少なくとも年内から来年夏くらいまでの状況は対応できる気に、なりました。
「国家を真剣に守ろうと思えば、情報収集の手段は自前で構築する必要がある...続きを読むPosted by ブクログ -
一般市民が犠牲になり、憎しみの連鎖が止まらない。なぜハマスはテロを起こしたのか、そしてイスラエルはなぜ一般市民を巻き込んででも徹底的に攻撃するのか。日本に住む我々には理解が難しいが、2人のインテリジェンスの専門家が平易に説明してくれる。
読めば読むほど解決が難しい問題。これが第三次世界大戦の引き金に...続きを読むPosted by ブクログ -
全面的には賛同できないが筋は通ってる。訳のわからなかったプーチンの思考が何となく判った。すると今後の展開も想定し易くなり、不安で落ち着かなかったのがマシになった。この本を読む前後の違いは大きい。Posted by ブクログ
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ロシア大使館勤務の経験がある佐藤優の話を聞きたかった。テレビとかでは誰も語ってくれない「あのニュースの違和感は何?」って疑問の答えを期待以上に答えてくれます。Posted by ブクログ
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ウクライナとロシアの戦争についてこれほど的確な見識を述べた書物は少ないと言える。メディアや一般の作家から出てくることはウクライナが善、ロシアか悪と描かれているが本当は異なることがこの作品を読むとよく理解できる。ウクライナ東部でのウクライナと親ロシア派の対立が、この戦争を引き起こしたことは明らかだが、...続きを読むPosted by ブクログ
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プーチンを正当化できないが一応国際法上の辻褄合わせはしていること、日本のニウエ承認との比較、ローマ教皇の失言とウクライナ戦争へのバチカンの関与、戦争の経過でプーチンの考えが変わったこと、バラバラなウクライナ軍、情報源としてのISWの評価、ウクライナを勝たせるつもりもなく戦争を管理するアメリカ、今の悲...続きを読むPosted by ブクログ
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日本のメディアで報じられるウクライナ戦争の進捗やロシア批判の論調だけでは足りない情報や視座を与えてくれる一冊。
ロシアのふるまいは国際法的にも許されるものとは言えないが、
ロシアが国際社会で孤立しているかというとそんなこともない。
そしてウクライナ戦争開始にはアメリカやNATOにも落ち度はあった...続きを読むPosted by ブクログ -
元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏と、外交ジャーナリストで作家の手嶋龍一氏の対談。
流石外交経験や情報リソースが豊富な二人の会話形式の本なので、ウクライナ戦争で、あまり表には出てこない内容が詰まっていると感じた。
第1章 アメリカはウクライナ戦争の"管理人"
第2章 ロシアが侵攻に踏み切った真の理...続きを読むPosted by ブクログ