四季童子のレビュー一覧

  • フルメタル・パニック!つづくオン・マイ・オウン(新装版)

    再読。身悶えするような展開に突入してまいりました。
    本作もレナードが現れたあたりから若干のNTR要素も加わって、読み手を苦しませてくれています。
    自分は基本的に作家さんを「信じていない」ので、読み手の期待なんてあっさり裏切られるものと思っています。つまりどんな最悪な締め方も有り得ると思ってますし...続きを読む
  • フルメタル・パニック!踊るベリー・メリー・クリスマス(新装版)

    再読。長編ですが、切り口としてはコミカルな部分から入り、どこか短編の延長上のような雰囲気の巻でした。
    とはいえ今まで曖昧だったことに色々と決着がつき、逆に物語を進める上でかなり重要そうな伏線を新たに残しての終わり方でしたので、後半に向けての作者の決意がひしひしと伝わる作品だったのではないでしょうか...続きを読む
  • フルメタル・パニック!あてにならない六法全書?(短編集)

    再読。名作揃い。お薦めです。
    特に好きなのは「五時間目の~」です。
    限定された空間で生じる非常事態が巻き起こすドタバタですが、何とも三谷幸喜的で楽しくなります。
    作者は後書きにて「バカバカしくてくだらない話を」と語っておりましたが、いやいやどうして、特殊環境下での人間のストレスと集団心理がコミ...続きを読む
  • フルメタル・パニック!終わるデイ・バイ・デイ(上)(新装版)

    再読。改めて感じます。本シリーズは長編と短編を織り交ぜて読むべきです。強烈にお勧めします。
    何故か? 本作は恋愛ものだからです。
    物語が進むのは長編ですが、何気ない日常の二人の積み重ねは、短編にこそ詰まっています。そうしたかけがえのない日々が根底にあってこそ、二人の前に壁が出来た時に乗り越える原...続きを読む
  • フルメタル・パニック!本気になれない二死満塁?(短編集)

    再読。改めて読み直すと名作揃いだったと気づく一冊でした。
    僕は1巻目から宗介を褒め通しでしたが、ここでもチートな部分を再認識しました。鈍感力です。
    大抵、少年モノの主人公は恋愛に鈍感なものですが、それにしても限度があります。鈍感も程ほどにしておかないと読者が呆れて離れて行ってしまいます。
    宗介...続きを読む
  • フルメタル・パニック!自慢にならない三冠王?(短編集)

    再読。いやぁ、よくもこれだけの話を思いつくもの、と感心しきりです。
    ラノベはキャラクターが命ですが、それが分かっていない物語が多いと感じます。
    キャラクターには設定という「核」があり、行動してその特性や違いを示さねばなりませんが、多くの物語ではその核が薄く、台詞の口調だけを変化させて「キャラ分け...続きを読む
  • フルメタル・パニック! アナザー7
    菊乃の転身、達哉の成長、新型機投入。いろいろあったけど、話の舞台は中央アジアになるみたいだね。
    達哉はどこまで強くなるのか。それのコピーの木偶人形も強くなるのか。
  • フルメタル・パニック!疾るワン・ナイト・スタンド(新装版)

    再読。ラブコメです。
    テッサの登場で役者が揃ったとばかりにヤキモキさせる展開が雪崩の様でした。
    本シリーズはSFです。その信憑性の程はよく分かりませんが、少なくとも自分のような素人の読者に違和感を抱かせないだけの整合性はあると思います。
    しかしSFとは設定のカテゴリーです。
    あくまで本筋、物...続きを読む
  • フルメタル・パニック!戦うボーイ・ミーツ・ガール(新装版)

    再読。最も好きなシリーズのひとつで、電子版に買い直しての再読です。
    もう、これでもかというくらい少年のテンションを上げるための要素が満載で、大人になり切れていないオッサンを引き込むには十分過ぎる名作です。
    このシリーズの妙は、何と言っても宗介の設定でしょう。長編も短編も、シリアスもコメディもぶれ...続きを読む
  • 異世界迷宮でハーレムを 3
    ハーレムを目指しているのに
    結局今だに囲ってる女は一人だけ.
    家まで借りちゃって新婚気分ですか?

    そろそろ仲間とか奴隷とかなんでもいいけど
    第二ヒロイン的なポジションの女性キャラを出さねば
    マンネリになっちゃうぞっ!
  • フルメタル・パニック!マジで危ない九死に一生?(短編集)
    フルメタ最後の短編。
    長編がいい感じで終わってたので、そのあとで短編はどうだろうとも思ったが、「テッサのお墓参り」が良かった。

    長らく続いたフルメタの最後の締めくくり。平和と幸せの予感。
  • フルメタル・パニック! アナザー6
    TAROSとか無印時代関係の話も出てきて、ファンには嬉しい展開。
    達哉も主人公らしく結構活躍してて、カッコイイ。

    菊乃&旭との因縁もこれで終了かと思うと少し残念。
    菊乃もDOMEに加わってくれないかなと。

    ロニーとクララの関係とか、初めて人を殺した達哉が今後どうなっていくのか気になる所。
  • フルメタル・パニック!0―ZERO―(2)
    1,2巻纏め買い
    ガウルンの性格にちょっと違和感。
    ASの内部にタッチパネルっぽいものとかあって、原作と比べると結構違うところが多いけれど、そこはよい味。
  • フルメタル・パニック! アナザー6
     内容がどことなく読辛くはあった。場面の切り替わりが多かったのでそのせいかな? 結構あっさり読めましたが、内容はやや重めに作ってありました。
  • フルメタル・パニック!安心できない七つ道具?(短編集)
    老兵たちのフーガを聴く事は、義務とはいえ、なかなか堪えるものがある。

    義務を終えたものは、また海へ…。
  • ヴァリアブル・アクセル
    GA文庫マガジンの読み切りが面白かったので。異能バトルだけでなく推理っぽい話が混ぜてあったりと中々面白い。キャラも可愛いと個人好みの内容です。
  • フルメタル・パニック!放っておけない一匹狼?(短編集)
    フルメタシリーズの短編集第一巻、戦場育ちの宗介が日常生活でおこすドタバタに千鳥のツッコミも冴えわたる。
    恋人はスペシャリストが一番お気に入り。
  • 異世界迷宮でハーレムを 1
     ネット小説の出版であり、価格的にもサイズ的にもありがたい文庫版である。これは本当にありがたいところ。
     ネットのサイトであれこれしていたら異世界に行っちゃった、的な作品であり、類出の作品も多いだろう。なおかつ地味な作品である。さくっと読めるのは、ある意味でライトノベル的と言えるだろうか。
     小説家...続きを読む
  • 異世界迷宮でハーレムを 2
     前回で手元にやってきた彼女をいただいてしまうという、ライトノベルとしては珍しいくらいガチエロ展開だった2巻である。
     こんな前座でアレではあるが、しかし硬派な作品である。地味な世界設定の検証がメインであり、ヒロインも二巻で一人だけ。ハーレム物としては格別にストイックである。
     ネットで見ているかぎ...続きを読む
  • フルメタル・パニック!燃えるワン・マン・フォース(新装版)
    孤軍と執念と損失の話。シリーズ通算十七冊目、長編第七弾。舞台を東南アジアに移したことで前巻までのメインキャラクターは一回休み。でもまさかポニテがあんなにもあっけなく・・・。アーバレストが登場してないのにも関わらずこの巻が一番戦闘が楽しめた