四季童子のレビュー一覧
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いよいよ最終章となるフルメタル・パニック!シリーズ長編第十巻。下巻、つまり最終決戦の準備をするような巻なので、激しい部分はほとんど無い。その分、丁寧に最終決戦前の各キャラを描写している。SF的な要素が出てきたとしてもファンタジー一辺倒ではこの作品らしくない。「ファンタジーがかった事実」を各キャラが受...続きを読むPosted by ブクログ
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「ささやかれた者(ウィスパード)」の核心にせまる長編第十巻。ここまでしっかり説明されてきたオムニ・スフィアの設定をうまく活用し、レナードたちの狙いが明らかになるというクライマックス手前として申し分ない話だった。未来的な技術を知る理由としてもわかりやすく、またかなめの変化がクライマックスにふさわしい形...続きを読むPosted by ブクログ
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物語が動き出した所で、風呂敷を広げている感じ。続きが出ているのでそれを読まないと評価が難しいなと思ったり。各キャラの動きやそれに伴う周囲の情勢などが過不足なく物語として提示されているのは見事だと思う。Posted by ブクログ
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鋼鉄の巨人、あるいは棺桶を駆る傭兵達の戦場―
ロボットに乗って戦う物語、戦場を描いた作品は多々ありますが、戦争というものはたった1機のスーパーロボットが敵を倒して終わるものではありません。ガ○ダムばかりで戦うわけではありません。多くの兵士はス○ープ○ッグに閉じ込められながら血反吐を吐いて戦っている...続きを読むPosted by ブクログ -
懐かしくなるリプレイだなぁw 世界設定的な意味でw
原作に触れてないのですが、普通にSFロボットものTRPGのリプレイとして楽しめました。
というか、世界設定が20世紀末なもんでその当時の世情やら生活、果てはデータのやり取りに使われていたメディアがなんだったか、みたいなネタまで飛び交い、懐かしくな...続きを読むPosted by ブクログ -
達哉試練の巻。
戦場にも平和にも馴染めない中途半端な達哉だけど、そんな達哉にしか出来ない事ややり方もあって・・・・・・。
なんとかリーナと菊乃も無事だったけれど、レイヴンの今後も真っ暗だし、戦争は続いてるしとなかなかに果断を許さない状況が続く。
えぇ、ベヘモス出るんですか!?
下村さんとの意外な因...続きを読むPosted by ブクログ -
達哉と菊乃の脱出行。なんとかリーナも助け出せたけど、一難去ってまた一難。ステンカおじさまが追ってきた…っと(^^;
レイヴンももうダメだろうしどうするのかねぇ。達哉もASなしじゃ、どうにもできないだろうし…Posted by ブクログ -
初の短篇集。
偶然とは恐ろしいもの。
楓の小説の内容がまさかの原作フルメタル・パニック。
ユースフやっぱカッコイイわ。
主人公になっても全然違和感なし。
ようやくリーナとミハイロフたちの因縁が描かれる。
結構いい人じゃんミハイロフ。
悪人なだけの人や善人なだけな人はいないというけれども、それが顕著...続きを読むPosted by ブクログ -
どんどんゲテモノもとい個性的なレイヴンが出てきて凄く高まる!
それぞれのパイロットに適した機体で、それぞれ使いこなせてるのがまた面白い。
達哉ももちろんそうだけど、今回はユースフが一番光ってた。
ケントゥリアがどんどんパワーアップしていくのがキモくてキモくて。
達哉と菊乃ピンチだし、リーナは囚われ...続きを読むPosted by ブクログ -
本編の続きかと思えば過去の短編集。達哉関係、ユースフ、リーナの話。半分がリーナだけど…
リーナの言っていたうらぎりってこのことなのね。マオが久々の活躍。さすがウルズ2ってとこだね。Posted by ブクログ -
フルメタル・パニックのミスリル側のことが多く描かれる方の短編集2本目。
カリーニンとマデューカスというミスリルのベテラン陣営の過去を描くことで、それぞれ宗介・テッサの過去を描き出していく。二人の話としてもしっかり書かれている。
あとがきでも触れられているが、フルメタル・パニック世界の現実世界の歴...続きを読むPosted by ブクログ -
フルメタル・パニックシリーズの長編5作目。
序盤が短編のような軽いノリから始まるため、後半の展開は意外の一言。少し後半になっても序盤のノリの余韻が残ってしまうのがシリアスな雰囲気の邪魔になってしまう印象はある。
しかし展開としては以前の巻の続きとして激化していく戦闘を見せたり、テッサの心情描写を...続きを読むPosted by ブクログ -
例えば、さっさと可愛い子をたくさん出して、さっさとアニメ化して、さっさと資金を回収しましょう的な事を目指している出版社であれば、この第3巻の話は大半がカット、数行か数ページで終わらせて、次を書けと指示されるかもしれない。
でもちゃんと読めば、よく整理されたストーリー展開で、世界観の説明とともに、家や...続きを読むPosted by ブクログ -
素直で従順な我らのロクサーヌちゃんは、実は超絶脳筋で天然だったことが、新パートナーのセリーちゃんの登場によって明白になってしまう話。
ストーリー展開も主人公の行動も相変わらず堅実。
またガンオタならば尚更楽しめる点も相変わらず。Posted by ブクログ -
達哉と新型レイヴンかっけぇ!
順調に成長中の達哉だけど、それ故にケントゥリアがどうなっていくのかってのはちょっと恐怖を覚える。
菊乃も仲間に加わり、レイヴンも増え戦力的には増強だけど・・・。
SEALSが今後どう関わってくるのかも見所。
菊乃の方がヒロイン力高いかも?Posted by ブクログ -
フルメタル・パニック!シリーズ外伝第5巻。連載作品5本と書きおろし1本といつも通り満足度高めの短篇集である。
新キャラ・椿一成のデフォルメっぷりが少し他のキャラに比べ浮いているのが気になってしまう。性格が特殊なキャラはこれまでも多かったが、身体的な特性が特殊で現実離れしたキャラクターはこれまでには...続きを読むPosted by ブクログ -
再読。初読の際この辺には追いついており、新刊の発売を待たねばならない状況でした。
確か次のSBMまで1年以上間が空いてましたよね・・それだけの期間、このNOTのエンディングから待たねばならなかった苦しみと言ったら!
それくらい、次を読まずに死ねるかと呻きたくなる作品です。
宗介同様、レナードと...続きを読むPosted by 読むコレ -
再読。最終決戦に向けた序章という感じです。
ただ、一気に盛り上がっていくべき部分なのですが、動機の面で宗介と同様に、読み手にも迷いが生じそうな設定が水を差してる感じで、ちと気になる所でした。
少なくともここまででは、タルタロスの是非については敵側に共感を得てしまったとしても不思議でない気が。ヒー...続きを読むPosted by 読むコレ -
再読。思わず読み返したくなるラストシーン! けど、何気にまだあと3つ残ってるんですよね・・。
それはともかく、ここ何冊かはずっと心に不安を感じながら読んでいると自覚してます。何故でしょう?
明確ではありませんが、察するに本作はラノベ的テンプレートな設定と展開でありながら、人の心に関しては生で在ろ...続きを読むPosted by 読むコレ -
再読。アツいし、湿気てます! 熱帯夜の空気が纏わりついている様な雰囲気。物語も佳境に近いという感じです。
にしても、作者の苛烈なまでの宗介とかなめへの愛情には驚かされるばかりですね。
今回宗介が背負わされたものは、確かに彼の「業」を明瞭にする為には必要だったのかもしれませんが・・17歳の少年には...続きを読むPosted by 読むコレ