四季童子のレビュー一覧
-
購入済み
タイトルで損してる気がする
なんとなく気の抜けたタイトルなので敬遠していましたが
もの凄く面白い作品です。
硬派で引き込まれる戦闘描写、「キャラ的にコイツは死なない」と思ったキャラがあっさりと死んだり
事切れる寸前に主人公を発憤させる遺言を残したり、ドラマチックに最期を飾ったり・・・の様なお約束はなく、戦場で死ぬときってこんな感じなのかもなぁ
と思わせるような妙にシビアな部分がありつつ
SF要素や伏線回収も見事
それだけに読了後の疲労感はありますが、多くの人は夢中になれる作品なのではないでしょうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻でしっかり積み上げたものをまとめる形。宗介の心情に限りなく寄せて描かれた今作は今までに無い魅力を発している。宗介を揺さぶる役目と立ち直らせる役目を担うそれぞれとの会話も王道ながら大変好ましい。かなめのアクションも短編で見える性格も活かしつつ激しく行なわれ、手に汗握る展開と言って良い。基本的にはかなめメインの話だが、しっかりテッサもヒロインとして扱えている構成もまた良い。
何度も蘇ってきた奴の止めを直接目前で行ったことによって読者としてもはっきり確認できたことに、今回からレナードが姿を現すことによって今後の展開への見通しがはっきりする点も優れている。また、ミスリルと別系統のブラックテクノロジーを持っていることも描かれており、今巻のエピソードだけのための展開ではない所に高い構成力を感じてならない。
AIのアルとの遊びのシーンのおかげで最後の展開が違和感なく飲み込め、かつ熱い。
一点だけ不満があるとすれば、クルーゾーが後半になると目立たなくなることくらいか。宗介を追いつめた所まで目立ってたのだからもう少しこの話の中で触れて欲しかった。今後の長編に期待したい。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。