四季童子のレビュー一覧

  • フルメタル・パニック! アナザー2

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    物語が動き出した所で、風呂敷を広げている感じ。続きが出ているのでそれを読まないと評価が難しいなと思ったり。各キャラの動きやそれに伴う周囲の情勢などが過不足なく物語として提示されているのは見事だと思う。

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    2015年08月12日
  • フルメタル・パニック!RPGリプレイ フルメタル・パニック! 突然のラスト・プリンス

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    ネタバレ

    鋼鉄の巨人、あるいは棺桶を駆る傭兵達の戦場―

    ロボットに乗って戦う物語、戦場を描いた作品は多々ありますが、戦争というものはたった1機のスーパーロボットが敵を倒して終わるものではありません。ガ○ダムばかりで戦うわけではありません。多くの兵士はス○ープ○ッグに閉じ込められながら血反吐を吐いて戦っているのです。

    というわけで、TRPGフルメタルパニック!のリプレイ新シリーズ。
    今回はプレイヤー達は皆傭兵として熾烈極まりないデスマーチに赴きます。選ばれた特殊傭兵部隊でもなく、秘密試験部隊でもない。与えられた物資でたくましく戦場を生き抜くヤツラが主人公。
    それを表現するため、あえて最新型の第三世代A

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    2015年07月18日
  • フルメタル・パニック! RPGリプレイ フルメタル・パニック! アンダカヴァ1

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    ネタバレ

    懐かしくなるリプレイだなぁw 世界設定的な意味でw

    原作に触れてないのですが、普通にSFロボットものTRPGのリプレイとして楽しめました。
    というか、世界設定が20世紀末なもんでその当時の世情やら生活、果てはデータのやり取りに使われていたメディアがなんだったか、みたいなネタまで飛び交い、懐かしくなりつつ笑っちゃう。
    そこをさて置いても、学園生活という日常と、戦場という非日常が交錯する異様な状況を本当に楽しくプレイングされています。
    クライマックスの盛り上がりもあり、これは続編が楽しみな1本です。

    というか、ヒロイン多すぎやなぁ、このリプレイw

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    2015年05月10日
  • フルメタル・パニック! アナザー10

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    達哉試練の巻。
    戦場にも平和にも馴染めない中途半端な達哉だけど、そんな達哉にしか出来ない事ややり方もあって・・・・・・。
    なんとかリーナと菊乃も無事だったけれど、レイヴンの今後も真っ暗だし、戦争は続いてるしとなかなかに果断を許さない状況が続く。

    えぇ、ベヘモス出るんですか!?
    下村さんとの意外な因縁が無印ファンに嬉しい。

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    2015年04月26日
  • フルメタル・パニック! アナザー10

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    ガルナスタンの戦いでボロボロになった達哉と菊乃はアフガンへ向けて逃走を続ける。
    アフガンの基地に勾留された二人に、ケントゥリアに支配されたアデリーナの2号機が襲いかかる。

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    2015年04月18日
  • フルメタル・パニック! アナザー10

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    ネタバレ

    達哉と菊乃の脱出行。なんとかリーナも助け出せたけど、一難去ってまた一難。ステンカおじさまが追ってきた…っと(^^;
    レイヴンももうダメだろうしどうするのかねぇ。達哉もASなしじゃ、どうにもできないだろうし…

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    2015年03月10日
  • フルメタル・パニック! アナザー9【電子特別版】

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    初の短篇集。
    偶然とは恐ろしいもの。
    楓の小説の内容がまさかの原作フルメタル・パニック。
    ユースフやっぱカッコイイわ。
    主人公になっても全然違和感なし。

    ようやくリーナとミハイロフたちの因縁が描かれる。
    結構いい人じゃんミハイロフ。
    悪人なだけの人や善人なだけな人はいないというけれども、それが顕著になるのが戦争ってものなのかなと。
    ミハイロフを以前よりも好きになったけど、逆に少しやりづらくなった感。
    久しぶりのマオ登場とASでの戦闘有り。
    ミハイロフとの戦闘はさすがのウルズ2って所。

    ロリーナ可愛い(・∀・)

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    2015年01月20日
  • フルメタル・パニック! アナザー8

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    どんどんゲテモノもとい個性的なレイヴンが出てきて凄く高まる!
    それぞれのパイロットに適した機体で、それぞれ使いこなせてるのがまた面白い。
    達哉ももちろんそうだけど、今回はユースフが一番光ってた。

    ケントゥリアがどんどんパワーアップしていくのがキモくてキモくて。
    達哉と菊乃ピンチだし、リーナは囚われの身で続きが気になる。

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    2014年12月22日
  • フルメタル・パニック! アナザー9【電子特別版】

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    ネタバレ

    本編の続きかと思えば過去の短編集。達哉関係、ユースフ、リーナの話。半分がリーナだけど…
    リーナの言っていたうらぎりってこのことなのね。マオが久々の活躍。さすがウルズ2ってとこだね。

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    2015年03月10日
  • フルメタル・パニック!-サイドアームズ2-極北からの声

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    フルメタル・パニックのミスリル側のことが多く描かれる方の短編集2本目。

    カリーニンとマデューカスというミスリルのベテラン陣営の過去を描くことで、それぞれ宗介・テッサの過去を描き出していく。二人の話としてもしっかり書かれている。

    あとがきでも触れられているが、フルメタル・パニック世界の現実世界の歴史と途中から流れが変わる、という世界観が本作を読むとより解りやすくなる魅力もあるので、長編を読んでいる人は必読の一冊だろう。

    空気の違う学園側の短編が載っているのは少々残念。もう一本ベテラン勢の渋い話が載っていたら大変満足だったろう。

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    2014年11月30日
  • フルメタル・パニック!踊るベリー・メリー・クリスマス(新装版)

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    ネタバレ

    フルメタル・パニックシリーズの長編5作目。

    序盤が短編のような軽いノリから始まるため、後半の展開は意外の一言。少し後半になっても序盤のノリの余韻が残ってしまうのがシリアスな雰囲気の邪魔になってしまう印象はある。

    しかし展開としては以前の巻の続きとして激化していく戦闘を見せたり、テッサの心情描写を厚くして艦長としての悩みや少女としての悩みを描き切ったり、そんな中でかなめと二人のヒロインがいることをどうするのか、など魅力の多い巻だった。

    戦闘的にはAS戦としては激しくないもののテッサ以外の指揮で動くダナンや最後のアーバレストの使い方など、独特の魅力があって良い。

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    2014年08月04日
  • 異世界迷宮でハーレムを 4

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    素直で従順な我らのロクサーヌちゃんは、実は超絶脳筋で天然だったことが、新パートナーのセリーちゃんの登場によって明白になってしまう話。
    ストーリー展開も主人公の行動も相変わらず堅実。
    またガンオタならば尚更楽しめる点も相変わらず。

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    2014年06月26日
  • 異世界迷宮でハーレムを 3

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    例えば、さっさと可愛い子をたくさん出して、さっさとアニメ化して、さっさと資金を回収しましょう的な事を目指している出版社であれば、この第3巻の話は大半がカット、数行か数ページで終わらせて、次を書けと指示されるかもしれない。
    でもちゃんと読めば、よく整理されたストーリー展開で、世界観の説明とともに、家やお風呂が必要な理由(そしてそこで何をするか)、さらに二人目のパートナーが必要になる過程と理由を理路整然とわかりやすく説明しており、また主人公(及び作者?)が慎重且つ堅実に物事を進めていく性格なのもわかる。
    意外と堅い構成と展開を見抜けるかどうかで、このお話を楽しめる度合いが変わる。
    あと読み手がガン

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    2014年06月26日
  • フルメタル・パニック! アナザー7

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    達哉と新型レイヴンかっけぇ!
    順調に成長中の達哉だけど、それ故にケントゥリアがどうなっていくのかってのはちょっと恐怖を覚える。

    菊乃も仲間に加わり、レイヴンも増え戦力的には増強だけど・・・。
    SEALSが今後どう関わってくるのかも見所。

    菊乃の方がヒロイン力高いかも?

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    2014年06月01日
  • フルメタル・パニック!どうにもならない五里霧中?(短編集)

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    フルメタル・パニック!シリーズ外伝第5巻。連載作品5本と書きおろし1本といつも通り満足度高めの短篇集である。

    新キャラ・椿一成のデフォルメっぷりが少し他のキャラに比べ浮いているのが気になってしまう。性格が特殊なキャラはこれまでも多かったが、身体的な特性が特殊で現実離れしたキャラクターはこれまでにはあまりいないため、外伝のキャラとはいえ合わない印象を受けたのは残念である。

    椿の登場する二本以外は今まで同様の魅力があり、コメディ度の強い『仁義なきファンシー』からいい話路線の『迷子のオールド・ドッグ』まで、魅力が多岐にわたるので満足できる。

    書き下ろしの『わりとヒマな戦隊長の一日』はカバーに「

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    2014年03月08日
  • フルメタル・パニック!ずっとスタンド・バイ・ミー(上)(新装版)

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    再読。最終決戦に向けた序章という感じです。
    ただ、一気に盛り上がっていくべき部分なのですが、動機の面で宗介と同様に、読み手にも迷いが生じそうな設定が水を差してる感じで、ちと気になる所でした。
    少なくともここまででは、タルタロスの是非については敵側に共感を得てしまったとしても不思議でない気が。ヒーローものなのですから、途中には逡巡があっても最後は「俺たちが正しい!」って突っ込んでいける強引な誘導も必要ではないかと。
    メリダ島上陸作戦はスピード感があってお気に入り。2巻の強敵が今や雑魚です。
    これぞ少年ヒーローもの!

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    2014年02月02日
  • フルメタル・パニック!せまるニック・オブ・タイム(新装版)

    Posted by 読むコレ

    再読。初読の際この辺には追いついており、新刊の発売を待たねばならない状況でした。
    確か次のSBMまで1年以上間が空いてましたよね・・それだけの期間、このNOTのエンディングから待たねばならなかった苦しみと言ったら!
    それくらい、次を読まずに死ねるかと呻きたくなる作品です。
    宗介同様、レナードとかなめに翻弄されっぱなしの自分ですが、何気に衝撃的だったのは、ラストよりも2度目のキスの部分でした。
    あれはヤバかった。レモンの視点を通した、読み手の不安を掻き立てる表現の巧みさには感服するばかり。
    ざわざわしちゃいました。

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    2014年02月02日
  • フルメタル・パニック!つどうメイク・マイ・デイ(新装版)

    Posted by 読むコレ

    再読。思わず読み返したくなるラストシーン! けど、何気にまだあと3つ残ってるんですよね・・。
    それはともかく、ここ何冊かはずっと心に不安を感じながら読んでいると自覚してます。何故でしょう?
    明確ではありませんが、察するに本作はラノベ的テンプレートな設定と展開でありながら、人の心に関しては生で在ろう、心の理想や道徳に挑もうとしている感じがあるからなのかと。それが不安定、未確定な要素を孕ませているのだと思います。
    物語に予定調和やお約束でなく、葛藤や刺激を求める身としては有り難い配慮ですね。
    正座して次巻に備えます。

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    2014年02月02日
  • フルメタル・パニック!燃えるワン・マン・フォース(新装版)

    Posted by 読むコレ

    再読。アツいし、湿気てます! 熱帯夜の空気が纏わりついている様な雰囲気。物語も佳境に近いという感じです。
    にしても、作者の苛烈なまでの宗介とかなめへの愛情には驚かされるばかりですね。
    今回宗介が背負わされたものは、確かに彼の「業」を明瞭にする為には必要だったのかもしれませんが・・17歳の少年には余りに重くありません?
    ここまでのものを乗り越えさせようという作者の意志というか決意が、怖いくらいに伝わってくるような気がしました。
    とはいえ、これで多分宗介の側の準備は完了という所でしょうか。
    後は突っ走るのみ! かな?

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    2014年02月01日
  • フルメタル・パニック!つづくオン・マイ・オウン(新装版)

    Posted by 読むコレ

    再読。身悶えするような展開に突入してまいりました。
    本作もレナードが現れたあたりから若干のNTR要素も加わって、読み手を苦しませてくれています。
    自分は基本的に作家さんを「信じていない」ので、読み手の期待なんてあっさり裏切られるものと思っています。つまりどんな最悪な締め方も有り得ると思ってますし、それを許容する事が読み手の作法とも考えています。
    するとほらどうでしょう。本作が必ずハッピーエンドを迎えるなんて保証はなくなり、こんなにも不安と期待をごちゃ混ぜにした感情を実感できるようになります。
    最高の体験ですよね。

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    2014年02月01日