山際淳司のレビュー一覧

  • 江夏の21球

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    江夏豊のピッチングとその心理を克明に取材して書かれた優れたドキュメンタリー。
    「スローカーブをもう一球」などから、野球に関連した短編をまとめた作品集。しかし山際氏が亡くなったのが彼が46歳のとき。いやはや。

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    2020年07月09日
  • 衣笠祥雄 最後のシーズン

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    鉄人衣笠が若かりし頃にメジャリーガーに聞いた言葉が印象深い。

    ホームランを打ちたかったら、ドライ・マティーニを飲むことだ。

    マティーニのもつ、冷たい苦味、分かる気がする。

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    2019年12月01日
  • ゴルファーは眠れない

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    ゴルフとは・・・

    読み進めるうちに、よくあるだろう、ゴルフのお話に出会う。

    なるほど。。あーわかるとか・・

    でも、ネガティブに見たり、神経質に考えると、ゴルフに影響を及ぼしそうな・・

    6人それぞれのゴルフにおける短編集


    ゴルフにおけるちょっとした人生の一コマ・・

    ゴルフに出たくなる1冊

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    2018年10月28日
  • スローカーブを、もう一球

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    甲子園球児の夏、江夏の21球、バッティングピッチャーの悲哀など スポーツ感動シーンのノンフィクション短編集。この本の命題は「スポーツは 勝つことも 負けることも 含めた人生を教えてくれる」

    特に バッティングピッチャーの悲哀を取り上げた「背番号94」の言葉に 心打たれた
    「(自分の)部屋は〜ひそかに練習をするトレーニングルーム〜そんなこと誰も教えてくれない」
    「シラけた人間から敗れていく」

    学生時代に経験した 緊張感、高揚感、挫折感、倦怠感など、いろいろな感情を思い出した。それらを経験して、今があるので、確かに スポーツは 人生を教えてくれるかもしれない

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    2017年05月18日
  • ダブルボギークラブへようこそ

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    ゴルフをする機会があり、久しぶりに手にとって読んでみた。ゴルフの薀蓄が並んでいて、洒落たエッセイというところ。でもずっと続くと飽きてしまう。週刊誌の連載というところ。

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    2015年12月04日
  • Give up オフコース・ストーリー

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    オフコース解散のノンフィクション。読んでると頭の中をオフコースの歌がリフレインして止まらない。しかし、小田和正は格好ええのぉ。

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    2015年01月20日
  • スローカーブを、もう一球

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    大学時代にもっとも何度も読み返した本だとおもう。山際淳司の初期作品。江夏の21球を含む名作。沢木ー山際と続いたスポーツルポライターの系譜はいまはどこにうけつがれるのだろうか?

    江夏以外は、これといって有名なスポーツアスリートがでてくるわけではない。むしろ仕事と競技の狭間でもがいてる姿、周囲からするとたぶん滑稽にがんばってる姿を描く。

    《ぼくは何者かになろうと思っていた。サラリーマンをやっていると、それがだんだん見えなくなるんだ。子供が大きくなる。家庭ができてくる。あ、このままいったらヤバイな、と思った。何の刺激もない。面白くもない》

    肉体を投げ出した奴は肉体に復讐される。そういうものなん

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    2014年11月15日
  • スローカーブを、もう一球

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    スローカーブを、もう一球 読み終わりました
    全て野球関係の作品なのかと思ったらそういうわけではなく。
    スポ根に重きを置いているのかなという感じ。
    面白かったですが、絶賛されている割に、僕には合わなかったように感じます。

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    2013年04月19日
  • ゴルファーは眠れない

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    ゴルフは、実にメンタルなスポーツである。
    広いグリーンのうえで、
    静止した小さなボールに心を統一する。
    相手があっても、
    いつも孤独な個人のプレイである。

    「ゴルフの行く前の晩によく夢を見る。
    眠れずに悶々としている夢を見る。」

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    2016年07月17日
  • ニューヨークは笑わない(小学館文庫)

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    作者は全然意図しなかったのだけれど、この表題作となった作品の最後の一行を今、読むと不謹慎に思えてしまう。

    それにしても、作者の印象通りの爽やかな文体で読みやすい作品です。

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    2012年10月17日
  • スローカーブを、もう一球

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    タイトルは随分前から知っていたのだが。
    80年当初に発表されたスポーツ選手を取材した作品。著者は物故しているらしい。

    高校野球の甲子園の延長戦や落球だとか、日本シリーズでの江夏のリリーフとか、何度も似た話を聞いた気がして、食傷気味。まあ、このノンフィクションがテレビや雑誌のルポのお手本になっているかもしれない。
    実話なんだろうけれど、こういう文章にした途端、事実と微妙に違ってしまう気がする。
    ランニング練習をやらず、リーゼントの乱れを気にするボクサーの話が面白い。
    棒高跳びの日本記録選手。記録が伸びることが、限界に近づいていくことに繋がる。厳しい孤独な生活。
    表題作。ラストのスローカーブは、

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    2012年11月01日
  • 彼らの夏、ぼくらの声

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    「江夏の21球」の山際さんの単行本。昔、「スローカーブをもう一球」を読んだことはあったけど単行本を読むのは初めて。スポーツ選手と人となりにスポットを当てて紹介する手腕はさすがで、とかく神聖視されがちな選手の素顔をいやみなく浮き彫りにしている。
    それにしても内容よりも目を引いたのが、清原和博や武豊などの一流選手のルーキー時代を紹介した章だが、これらの初出は「就職ジャーナル」らしい。下手な面接ノウハウを紹介するよりも一流選手の下積み時代を生々しく紹介するこういった記事のほうが学生には何倍も役に立つと思う。

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    2011年08月09日
  • スタジアムで会おう

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    この本の内容はスポーツノンフィクションというジャンルは山際淳司で知った。有名な選手はモチロンのこと、高校野球の無名な選手に対しての丹念な取材。そのとき何を思っていたのか、実際にどうプレイされたのかが精密に再現されていく。また、スポーツでのスタジアムでは新しい出会いがあり、選手たちとふれあい、また同じ仲間と感動できるという出会いがあるよと、いう本です。

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    2009年11月17日
  • ウィニング・ボールを君に

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    スポーツノンフィクションというジャンルは山際淳司で知った。有名な選手はモチロンのこと、高校野球の無名な選手に対しての丹念な取材。そのとき何を思っていたのか、実際にどうプレイされたのかが精密に再現されていく。スポーツでは全て一瞬で終わってしまうプレイの中にも様々な思いが錯綜する。山際淳司が亡くなってしまい新刊が出されないのがすごく残念だ。

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    2009年10月04日
  • ナックルボールを風に

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    スローカーブ〜より短めの話がたくさん詰まった本。野球関連が多めで、特に「江夏の21球」の裏面ともいえる話が好き。

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    2009年10月04日
  • ナックルボールを風に

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    魔球のなかの魔球ーそれがナックルボールだ。風に揺られ、この魔球は驚くほどの変化を見せる。それはあたかも人生を思わせる。スポーツに携わる男たちの一瞬の人生を描く。

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    2009年10月04日
  • スタジアムで会おう

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    劇場(スタジアム)では、様々なドラマが生まれ去っていく。感動と興奮に満ちた珠玉のスポーツノンフィクション集。

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    2009年10月04日
  • ナックルボールを風に

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    短編というか、もっと短いエッセイ風の文章を集めたもの。
    雑誌か何かに連載していたものを再編集したのだと思うのですが、
    違うかもしれません。

    A〜Zまでが頭文字となる単語をタイトルにしているので、
    メインでは全部で26の文章が書いてあります。
    それにプラスプロローグ(自転車ロードレース)と
    エピローグ(そして今夜もエースが笑う)で計28篇。

    最後、エピローグの荒木大輔の話がやっぱりいいですね。
    真面目な性格であったのに、「アイドル」として
    注目されてしまった選手の苦労と苦悩。
    そして、なぜマウンドで微かに笑ったのか。

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    2009年10月04日