【感想・ネタバレ】ウィニング・ボールを君にのレビュー

あらすじ

スポーツを見つめ続け、鮮やかに切り取ってきた山際淳司。走り去るように人生を駆け抜けた彼が残した最後の作品集。プロ野球、大リーグ、サッカー、プロボクシング……。真摯な視線と深い洞察を持って綴られた文章からは、戦い続ける男たちの声が走馬燈のように甦る。また、映画監督・北野武への貴重なインタビューも収録。彼の最後のメッセージがここにある。

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Posted by ブクログ

山際さんの文章がすばらしい!球場のスタンドで観戦していて空が上にあるような感覚になりました。そしてあったかい。選手のことが好きになる。雑多な感じは否めないが、それは最期だったから周囲が全ての文章を詰め込んでくれたからなのかな。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

達観しつつポジティブ。肉体的にも精神的にもギリギリのところで戦う人間の言葉が好きだ。
そんな言葉を引き出し記録してくれた山際淳司に感謝したい。

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2021年06月29日

Posted by ブクログ

スポーツノンフィクションというジャンルは山際淳司で知った。有名な選手はモチロンのこと、高校野球の無名な選手に対しての丹念な取材。そのとき何を思っていたのか、実際にどうプレイされたのかが精密に再現されていく。スポーツでは全て一瞬で終わってしまうプレイの中にも様々な思いが錯綜する。山際淳司が亡くなってしまい新刊が出されないのがすごく残念だ。

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2009年10月04日

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