伊藤祐靖のレビュー一覧

  • 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

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    前半は自衛隊の組織の話で、そういうのに興味のない私は少々退屈だったけど、後半はおもしろかった!

    自分やその仲間たちを守るために戦うということがどういうことなのか、本気で考えてきた人だから非常に説得力がる。
    日本がいかに自立していないかがよくわかった。
    改憲を望む立場の人たちの気持ちもわかった。

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    2019年01月14日
  • 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

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    元海上自衛隊の自衛官で、特殊部隊の創設チームだった、伊藤氏による硬派な本。著者は、目の前で北朝鮮の不審船に何もできなかった後悔から、また心の準備ができていない自衛隊員に命の危険を冒させることへの疑問から、非常時の戦闘を目的とした特殊部隊を海上自衛隊の中に作ろうとした。
    理路整然と書いてあるので、一般人にもわかりやすい。自衛隊という特殊な組織の強みや弱みも見つめている。
    自分の命と引き換えにしても守りたいものがある。それが日本という国である人が特殊部隊の隊員である。死にたいわけではない。著者は、日本という国が、命を懸けて守に値する国であってほしいと願っている。「国のために死ねるか」というタイトル

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    2017年05月06日
  • 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

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    日本初の自衛隊特殊部隊の創立メンバーである伊藤祐靖氏の著書。

    特殊部隊創立のきっかけとなったのは、1999年に起きた北朝鮮による能登半島沖不審船事件なのである。なんとなく大昔から自衛隊には特殊部隊があるものだと、勝手に勘違いしていた自分には少し意外だった。作品の中では、伊藤氏が創立メンバーとして経験した厳しい訓練の様子や、退官後に渡航したミンダナオ島でのエピソードなどが紹介されている。

    伊藤氏によると特殊部隊の隊員になるためには、生まれ持った資質のようなものが必要なのだそうだ。体が丈夫なのはもちろんだが、その資質とは相手の心情を察する能力であり、いざという時には自分が犠牲になるという、伊藤

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    2017年03月19日
  • 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

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    普段なら手に取らないハードなタイトル・・・僕は死ねま千円。普段知らない世界を垣間見れて結構面白かった。

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    2017年02月19日
  • とっさのときにすぐ護れる 女性のための護身術

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    護身術系の本を読んだことのない女性の、入門編としてお勧めです。
    薄いので、それほど身構えずに読めると思います。
    いざ襲われたらどうするか。という対処法も紹介されていますが、どちらかというと、「ターゲットにならない方法」の方に重点が置かれています。

    正しい姿勢で正しい歩き方をする。
    警戒心を持っていることを示す。などなど。
    体作りや、体・力の使い方なども紹介されています。

    すでに格闘技やジムで体作りをしている、あるいはこの手の本を何冊も読んでいる人には物足らないかもしれませんが、これから「護身」を学んでみたいという場合、とても参考になると思います。

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    2017年01月28日
  • 邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―(新潮文庫)

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    全てではないが海上自衛隊特警隊の小隊長・藤井3佐に仮託した著者の思いは理解できる。魚釣島での事案をプロローグに、特殊部隊の運用が説明される。政府の思惑、自衛隊高級幹部や幕僚長の能力、現場で身体を張る自衛官の思いが複雑に絡み合う構成だ。しかし、伏線が張られ(問題提起され)ても、それを回収しないモヤモヤ感が残った。巻末のかわぐちかいじ氏と著者の対談も、なんだかかわぐち作品の宣伝のように感じてしまった。

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    2025年04月11日
  • 邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―(新潮文庫)

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    北朝鮮の拉致された日本人を自衛隊が救出に行く。海上自衛隊特別警備隊の創設者という作者が書くストーリーはリアルな感じがして当然と言えば当然か、全く実際を知らない自分にはそれを評価することはできないが。
    純粋に小説として面白かったかと言えば、それほどでもない感じなのはリアルに過ぎるからだろう。自衛隊特殊部隊の任務遂行、国のトップで最高責任者の総理とその周りの頼りない政治家、こんな話を面白がるようでは行けないと自省すら起こるし、他の誰にも勧めない、もう一度読むことはない。自国を思う自分に少し自己嫌悪にすらなる小説はあまり嬉しくはないかな。

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    2025年03月14日
  • 陸軍中野学校外伝蒋介石暗殺命令を受けた男

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    内容的には思っていたのとはちょっと違う展開。
    だからと言ってつまらないわけではなく、事実は小説よりも奇なりといった感じで読めてそれなりに楽しめた。
    昔も今も政治家(当時の軍人も含めて)が勘違いし、権威を笠にして威張り散らすというのは変わらないのね。
    ただ表題の影響で蒋介石暗殺指令に対する具体的な描写を求めしまい、期待外れと思ってしまう部分も正直ある。

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    2024年05月24日
  • 君たちはこの国をどう守るか

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    アメリカの繁栄は地理的なこともあるが
    圧倒的な軍事力の寄与も大きい。
    伊藤さんの話が少ない気がしました。

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    2024年02月21日
  • 陸軍中野学校外伝蒋介石暗殺命令を受けた男

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    本書は陸軍中野学校を知るための本ではなく、伊藤祐靖氏を知るための本である。
    自衛隊の特殊部隊の創設に関わった人物として、これまでも幾つかの著書があるか、この本は著者である伊藤祐靖氏が、父である伊藤均氏の生涯を綴った形式を取りながら、同じ特殊戦に身をおいた著者自身の思想の自伝的な著書でもあるのだろう。
    そのため多くの読者からは、タイトルから想像される内容とは異なる、との書評が多いだろう。

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    2024年02月19日
  • 陸軍中野学校外伝蒋介石暗殺命令を受けた男

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    この物語の主人公、伊藤均は元海自特殊部隊を作った伊藤祐靖のお父さん。
    最後は役人として活躍するけど、その独創的な発想と行動力によって、いつも周囲を巻き込み、相手を唸らせ、認めさせる。
    そんな彼はあの一休さんを思い起こさずにはいられない。
    強く逞しく生きる人間のお手本のような主人公ですね。

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    2023年11月30日
  • 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

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    タイトル的にもっと堅い内容を想像していたが、良い意味で雑な感じ。
    国を思う心を正直に吐露したらこうなりました、みたいな本。

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    2023年10月14日
  • 君たちはこの国をどう守るか

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    読み終わり。部分的に興味がなくてすっ飛ばしながら読む。

    佐藤優さんと鈴木宗男さんの本の次に読んでるから、対照的で面白い。
    政治家の目線と自衛隊(現場、軍)の目線とはかなり違うなという印象です。
    違うからこそ、間違った方向に一気に傾かない良さがあるのでしょうか。

    私はとにかく、戦争というか、人と人が殺し合うというのが理解できないし、関わりたくない。戦争になったら逃げたい。まさに彼らの言うところの平和ボケ状態で、お二人の話には、ほぼほぼ共感できなかったですが、国の防衛について、もう少し関心を持ってみようとは思いました。


    イージス艦ってレーダーが360台付いてるのか。全く何かよく分かってない

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    2023年10月04日
  • 日本の特殊部隊をつくったふたりの“異端”自衛官 - 人は何のために戦うのか! -

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    国のために死ねると言う熱意を持って国防に当たる、著者2人による本。一般の人にとってみれば、完全に非常識な考え方を対談形式で書いている。

    これまでの別の本に比べると、だいぶまろやかな表現は多いものの、ここまで強い熱意を持って生きているだろうかと自問自答にさせられる。

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    2023年08月29日
  • 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

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    不審船追跡をきっかけに自衛隊の特殊部隊創設に関わった人の本。

    練習のための練習ではダメで、本番を想定したトレーニングをしなさい、というのは一般的な事柄にも通用する。

    とは言え、明らかに支持にはないような指導を防大生にするのは、気持ちわかるが、ちょっとやり過ぎかなぁと思った。

    個人でできることはいっぱいいっぱいには取り組まれた人だと思う。それ以上やるには、組織の上から動かすような政治力いるんだろうなぁ。

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    2023年06月18日
  • とっさのときにすぐ護れる 女性のための護身術

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    護身術となっているが、体術的な事よりも、被害に遭わないために加害者の視点に立って考える部分が印象的。加害者のサーチング、ターゲッティング、アタックに遭わないように正しい立ち姿勢と正しい歩き方をする。拒絶するタイミングの見極め重要。女性が受ける暴力はほとんど身内、顔見知り。ハグとか部屋に入れるだけなら…といった曖昧な領域の前にバシッと拒絶の意思を示す。

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    2021年08月02日
  • 自衛隊失格―私が「特殊部隊」を去った理由―(新潮文庫)

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    自衛隊初の特殊部隊、海上自衛隊の特別警備隊の創設にかかわった元自衛官が、自らを振り返ってみた書。

    自衛隊には、陸上自衛隊にも特殊作戦群と言う特殊部隊があるが、部隊としての創設は海上自衛隊の特別警備隊の方が早い。それもそのはずで、海上自衛隊は、某国不審船事件の際に海上警備行動を経験し、その際、特殊部隊の必要性を痛感した経験を持っていたからである。

    普通に考えても、新組織の立ち上げは苦労するものであるが、特別警備隊の創設は、それに輪をかけるかのように大変だったようである。まぁ、著者は謙遜なのか、そんなことはどうでも良いのか、それほどその件についてはページを割いていないが。

    自衛官も“公務員”

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    2021年07月29日
  • 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

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    内容(「BOOK」データベースより)
    新安保法制が施行され、「自衛隊員の戦死」が現実味を帯びてきた。しかし、今の日本という国家に、「死ね」と命じる資格はあるのだろうか。自衛隊でも、もっとも死ぬ確率が高い特殊部隊の創設者が、自分の経験をもとに「国のために死ぬ」ことを、とことん突き詰めて考えた衝撃の手記!

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    2021年02月12日
  • 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

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    自衛隊を辞めてからの訓練が激しすぎて、別の世界の出来事としか思えない。

    そこでのトレーニングパートナーから発せられた我が国を守ること、国民のあり方についての根本的な疑問に、著者は答えられるのか。
    我々も国としての答えを持てるのか。

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    2020年09月29日
  • 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動

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    著者は元自衛官で民間の軍事関連アドバイザー 多少バイアス(盛っている?)はあるものの、自衛隊の状況や、世界の中でみた軍事面での日本の状況が伺えて興味深い

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    2019年09月11日