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自衛隊に特殊部隊を創った著者が自らのルーツである父の人生を明かす、『邦人奪還』を越える衝撃作! 士族の家に生まれ、9歳でニトログリセリンを自製。陸軍中野学校の課題を次々とクリアし、教範を作成し直させた異才は、蒋介石暗殺命令を受けるが……特殊戦に生きる者の心情と歴史の闇を描く、迫真ドキュメント・ノベル。
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Posted by ブクログ
著者のお父様のお話。戦前、戦中、戦後当時の生活様式や環境がよくわかる内容になっていました。 とても興味深かったですよ。
想像してたのとは違ったが、技術立国と言う言葉を作り、日本の戦後の復興の一翼を担った伊藤均の生涯を息子さんが記したもの。日本人の矜持、無二の世界観等読み応えがあった。
内容的には思っていたのとはちょっと違う展開。 だからと言ってつまらないわけではなく、事実は小説よりも奇なりといった感じで読めてそれなりに楽しめた。 昔も今も政治家(当時の軍人も含めて)が勘違いし、権威を笠にして威張り散らすというのは変わらないのね。 ただ表題の影響で蒋介石暗殺指令に対する具体的な描写...続きを読むを求めしまい、期待外れと思ってしまう部分も正直ある。
本書は陸軍中野学校を知るための本ではなく、伊藤祐靖氏を知るための本である。 自衛隊の特殊部隊の創設に関わった人物として、これまでも幾つかの著書があるか、この本は著者である伊藤祐靖氏が、父である伊藤均氏の生涯を綴った形式を取りながら、同じ特殊戦に身をおいた著者自身の思想の自伝的な著書でもあるのだろう。...続きを読む そのため多くの読者からは、タイトルから想像される内容とは異なる、との書評が多いだろう。
この物語の主人公、伊藤均は元海自特殊部隊を作った伊藤祐靖のお父さん。 最後は役人として活躍するけど、その独創的な発想と行動力によって、いつも周囲を巻き込み、相手を唸らせ、認めさせる。 そんな彼はあの一休さんを思い起こさずにはいられない。 強く逞しく生きる人間のお手本のような主人公ですね。
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陸軍中野学校外伝蒋介石暗殺命令を受けた男
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伊藤祐靖
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