小栗左多里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ先日読んだ「大の字」シリーズよりは面白かった!
外国にお引越しって大変そう…トニーはマルチリンガルだから違う国の言葉を話すのも楽しそうですね。
サオリさんは言葉にやはり大変苦労してる感が伝わります。
トニーニョとサオリさんのお母さんが遊んでいる絵がいい味でした。
日本とは不動産事情が全然違うのは当たり前だけど、国が違うとシステムも予想外ですね。ドイツに暮らす方には「そうなんだ~」とドイツあるあるの一つにはなるでしょうが具体的な参考…とまではいかないかも(笑)
トニーニョは日本語・英語・ドイツ語と…どんな大人になるのでしょうか。楽しみですね。頑張れトニーニョ。
あ、サオリさんも(笑) -
Posted by ブクログ
トニーニョくんの存在感が薄いけど、作者からみたドイツの姿が面白い。キャベツはあるあるwwとなりました。
個人的にはどっちのルーツでもない国に住むのはものすごーくハードルが高いと思うだけど、漫画家というどこでもできる仕事ならではの強みかな。
外国に住むと、自分がその国について語るとどこかから反発くる気がして発言が控えめになりますが、作者がこうやってまだ在住一年とかで外国暮らしの本を出したのはものすごい勇気だと思う。
でも、こういうカルチャーショックネタっていうのは2年3年経つと外国に住んでる感が薄れてくるから、今がベストタイミングなんでしょうね。 -
Posted by ブクログ
さおりさんとトニーさんの日常生活でのちょっとしたズレが面白く描かれていて読んでいて楽しいです。
ただ、前作もそうでしたがタイトルに「外国人」ってあるものの、国際結婚うんぬんの要素はあまり感じられず、とある一夫婦の日常という感じです。
さおりさんご自身もあとがきで「外国人というよりトニー個人のエピソードを描いたつもり」と仰ってますし、これくらいのズレや見方の違いは、ガッチガチの日本人同士の我が夫婦の間でも普通にありますし。
作中にでてきた
「違っていることを『イヤだ』と思うか『面白い』と思うか そういうところで毎日は変わってくるという感じでしょうか」
という一文にドキッと。
ついつい日常の些末 -
Posted by ブクログ
数あるエッセイコミックのブームとなった本シリーズ。
大体を読んできましたが、ダーリンことトニーが語学マニアであることに焦点を当てたのが、この「・・・頭ン中」シリーズ。とりわけ面白いです。言語文化学の書ともいえると思います。
私も、語学とか言語には非常に興味があるのですが、その好奇心を刺激するような数々のエピソードやウンチクを、楽しく語ってくれています。
言語って、文化の違いとも密接に結びついていると思うのですが、その世界を平易に楽しく垣間見せてくれるところが、とてもいいです。私はとても複数の言語を操れるようにはなれそうにありませんが、この言語の世界も色々と興味を持って、見ていきたいと考えていま