中原一也のレビュー一覧
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幼い頃父からのDVに苦しめられたアキと彼を守ってくれた大切な幼馴染みの流星。
好きな人の為にならどんな事でも出来る2人にひたすら涙。
煮付けBLってよく知らなかった私。
アキの流星への想いと流星のアキへの想いは同じで。
確かに流星のした事は罪だけれどそうしなければアキを守る事が出来なかったというのが辛くて。
そしてアキの決意、行動へ移す前に流星との旅行からは涙腺が崩壊でした。
ラストでの夕陽の景色と2人の姿には号泣で。
特にビスケットのところはもう。
前途は多難かもだけれどこの2人なら支え合い前を向いて幸せに生きていけると信じられます。
煮付けBL、最高でした。 -
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冤罪を着せられ極道となり若頭補佐に上り詰めた須田。
かつて共に過ごし深い関係を持っていた男、新垣は刑事となって再会する。
新垣は須田を表の世界に戻すと言い…。
極道と刑事という対局な世界で生きる2人。
須田の極道で這い上がろうとする意志の強さが凄かった。
そんな須田を追い続けて最後には、と壮絶で。
陥れられ共に闇へと堕ちて行くけれどそこは2人にとっては「楽園」であった事が私には嬉しかった。
正義と悪、どちらで生きるにせよ2人で居られれば構わないというラスト、最高でした。
あとがきにありましたが私はハピエンと受け取りました。
須田は新垣と共にどこかでのたれじんで、には笑ってしまいましたが。
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検察官の杉原に叶わぬ想いを寄せる検察事務官の桐谷。
杉原が失恋。
「俺が躯で慰めますよ?」とセフレ提案をし…。
一途に杉原を想う桐谷が切なすぎた。
報われないとわかったいても好きな相手に抱かれたいとか。
心とは裏腹な言葉で杉原との関係を続けようとする桐谷。
杉原がとにかく仕事も出来人としていい男で。
事件を共に追い考えてと仕事に生きがいを持っている2人がカッコよかった。
杉原が失恋した相手のゴタゴタに桐谷の言うべきかと思い悩んでしまった事がバレた後に杉原に言ってしまった言葉、桐谷と共に泣いてしまいました。
事件も大変な事になって、でも真実が明らかになり、そして杉原からの桐谷への「尋問」追 -
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一度は小説家としてデビューしながら、挫折してフリーター暮らしをしていたなつめの前に突然現れた金髪碧眼でお伽話から抜け出た→王子様のような美男、キース。
彼は実はなつめの子孫からタイムマシーンによって送られたアンドロイドで…。
泣きました!
人の心を持っていないアンドロイドがなつめと共に生活していくうちに人らしく変わって行きなつめを好きになっていって。
なつめは悩みながらもキースを好きになり恋人になれたた矢先の突然の別れ。
こんな切ない事ってと思ったけれどまさかので感動でした。
エピローグにはもう言葉がなく、先生のあとがきを読んでこのラストには同感と。
こんな一途にお互いを想い合えたなつめ -
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なんともお腹の空くお話。グルメ小説ではないのに。
主人公・月島の店で出ている美味しそうなおにぎり「スモークサーモン&パクチー、クリームソース&おかか、タコ&アンチョビ、鯵&バジルソース」食べてみたい!
秋のメニュー決めのときは、ぐっと距離が縮んだ佐埜とのやりとりと、「きのこご飯と栗ご飯。バインミー風おにぎり三つ葉入り。ラム肉とスパイス、レモングラス、カシューナッツ入り。」がじわじわ心もお腹も幸せになっていく感じに満たされる。
(チキン南蛮のくだりもとても美味しそう。)
途中、佐埜の過去や佐埜の義弟、母と真実に向かいあうことで辛いシーンもあるけれど、無事にハッピーエンドで -
購入済み
鳥人とか鳴き合わせとか鳴かせ屋とか、設定がすごく面白かった。そして警察捜査がらみ。しっかりBLだけれど、ストーリーも良かった。シリーズ化して欲しいくらい。