中野恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルからして、私好みの「砂漠を舞台にした、めくるめく愛」からと思いきや、、、
まったく違った、もちろん良い意味でだ。
実際は、ほぼ「ハードボイルド」風味のロマンス小説といえる。
暗殺の危険を回避するために、幼時にアメリカへ送られて、西洋人としての考え方、行動様式に慣れた砂漠のシークとアメリカ人ビジネスウーマンが砂漠の国で出逢う。
自らも大企業を率いるシークと彼女は出逢った瞬間から烈しく惹かれ合った。
だが、シークを亡き者にせんと企む謀臣のため、二人は出逢った早々から、殺戮と闘争、逃亡の連続にやむなく放り込まれー。
甘くて熱い恋愛ものを想像すると、とんでもなく裏切られる羽目になる。しかし、 -
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匿名
購入済み記憶喪失ものでは随一
女性主人公が記憶喪失で覚えていない夫に引き取られ、、という設定の物語は幾つも読んでいますが、今まででもっとも面白く読んだ作品です。
過去読んだものと同様に夫婦の再生が重要な軸になっていますが、物語の構成がとても良くできていて文章も単純でなく主な登場人物二人の心情にとても引きこまれました。
祖先(?)とのシンクロについては好みが分かれるところかもしれませんが、あまりしつこく描かれていないのでそういう神秘的な(?)部分が苦手な私でもそれほど不自然には感じませんでした。
バーバラ・フェイスさんは作家としての力量をとても感じるので、掲載されている作品が少なくて残念。 -
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購入済み
★3.5
思ってたより面白いかも。
リン ヒーローの曲がった性格はいつもの事だけど、読み終えてこのヒーローはそれ程悪くないかも。ストレートに愛を告白されて信じないヒロイン。嫉妬深いヒーロー。
ヒロインの癇癪はチョットいただけません。
ナカナカ読む気になれなかったのは、表紙のお姉さんが引けるからかも。 -
Posted by ブクログ
購入済み
内容(「BOOK」データベースより)
冷静沈着でタフ。鉄の心を持ったレディ。そう形容されるエレンにも、唯一忘れられない男性がいる。かつて地中海沖の島ゴルナーを旅した際、出会ったニコスだ。エキゾチックな風貌、漆黒の髪と情熱を秘めた瞳。砂漠に吹く熱い風のような彼は、うぶなエレンをたちまち魅了した。だが、ベッド脇の置き手紙という唐突な別れに打ちのめされ、エレンは誰にも心を開かない生活を送りつづけている。ある日、富豪令嬢誘拐事件の捜査でゴルナーを訪れた彼女は、依頼主の友人として現れたニコスに驚愕した。これは夢?積年の思いが込み上げ、エレンは必死で涙をこらえた。
On Her Guard -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
購入済み
内容(「BOOK」データベースより)
彼はどこかこの近くにいる。エリザベスは彼の怒りや苦痛、そして恐怖がはっきりとわかった。数カ月前から繰り返し現れる、傷ついた男のイメージ。予知能力を持ち、人の心が読める彼女は、この不思議な能力のためにいやなことばかり経験し、今では山奥のキャビンで一人暮らしている。一つのイメージがこれほど長く、心から離れなかったことはない。彼は今夜、このキャビンにやってくる。わたしにも読めないほど心を固く閉ざし、誰からも見捨てられ、最後の助けを求めてここにやってくる。そして予知したとおり、男は彼女の前に現れた。怪我をした体で銃を握りしめ、拘置所のマークがついた囚人 -
Posted by ブクログ
購入済み
あらすじ
超能力を持つ一族同士として対立してきた、レイントリーとアンサラ。ユダ・アンサラは七年前、マーシー・レイントリーと一夜を共にした。一緒に過ごした時間はほんのつかの間だったが、ユダの血は熱くたぎり、何度も求め合わずにはいられなかった。しかし、ユダにとってマーシーは、いずれは滅ぼすべき一族の女。二百年前、彼の一族がレイントリーに滅ぼされかけたように。今、ユダはアンサラの王としてマーシーと再会しようとしていた。レイントリーの王族である彼女を、自らの手で葬るために。だが、このとき、ユダはまだ知るよしもなかった。父親の訪れを心待ちにする六歳の娘、仇敵同士の間に生まれた、抹殺されるべき -
購入済み
ニューオリンズって…
ニューオリンズ舞台のフレンチウォーターって聞くとリンダ・ハワードの作品を思い出しました。大好きな作品なのですが、この作品も少し似た雰囲気の作品でした。ヒーロー、ヒロイン共に魅力的なのですが、それでもリンダの作品にはストーリー含めて全てにおいて敵わないかなぁ。今一歩、足りないのが残念です
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