ぎん太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
各勢力で新しいキャラクターが登場し、話も展開しているものの、いまいち波に乗り切れていない印象をもった。
というのも新たに登場したキャラクターたちは与えられた役割を演じているだけになってしまっているし、主人公の決意にしてもその流れがどうしても弱い。ヒロイン目線で書いていることによる弊害のひとつだと思う。
また、作者の他の作品のようにもっと苦しみを感じさせる描写がほしい。そうでないと動機が弱すぎて読んでも入ってこないように感じる。
ただ、巻末ではまたひとつ先に進むための布石が投じられているので、それが次巻でうまく展開してくれるとより楽しめるのではないだろうか。 -
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Posted by ブクログ
剣の腕はすごいものの血が苦手で戦うのが嫌いな英雄の子孫と魔法の腕は確かながら身分の低さから不遇な境遇に身を置く少女が織り成す異世界ファンタジーの第1巻。
タイトルの通り、基本的には魔法使いの少女であるアンジュの1人称で物語は語られる。つまり、この物語におけるストーリーテラーは彼女であり、その対象として据えられているのが、英雄の子孫であるレックスだ。
表現については最後までブレないので非常に読みやすいが、どの程度まで風呂敷を広げられるかに疑問が残る。異世界を舞台にしたものは自由度が高い分、表現の幅も広いものが求められるのではと思う。
まだ1巻なのでわからないが、次巻でうまく広がりを持たせて -
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購入済み
面白いのか?
盛り上がりもオチもなく、えっこれで終わり?って感じで次の話に進んでしまう短編集。
繰り返すけど、盛り上がりもオチもない。
主役であるはずの鑑定士も、特別すごい力を持った魔法があるわけでもなく、笑う世間は鬼ばかりよりもくだらないファンタジー世界の日常の一コマ。
盛り上がりもオチもない日常の一コマ。
2巻まで買っちゃったけど、1巻の三分の一と最後の方だけ読んで諦めた。
これ、つまんなさ過ぎる。 -
購入済み
つまらん
これ、なんなんだろう?
半ば内容もない不完全燃焼で終わるだけの短編集?
一本調子で盛り上がりもオチもない短編集が、三つ四つ続いた頃には飽きちゃってた。
以前購入した読み終えたものを読み返してた方が、よっぽどマシだってことに気付くのに、30分は掛からないだろな。
半分(と最後の方を確認しただけ)までしか読んでいないレビューなんで、根気よく読めるよっぽどの暇人なら別の感じ方もするかもしれないが、ほんのちょっぴりでも鳥肌が立ちそうなワクワク感や、ティッシュが要るほどではないぐらいの感動を期待しているなら読むだけ時間の無駄。
駄作という言葉がよく似合うこんな作品の2巻が出ただけでビックリだw