那須田淳のレビュー一覧
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ネタバレトムと親友のハックは、夜の墓地で、ある男が恐ろしい事をしているのを目撃してしまう。男から狙われる二人。家出、葬式騒ぎ、洞窟で迷子など、はらはらドキドキが止まらない冒険物語。
トムと仲間達の冒険物語は読んでいて面白かったです。まるで、こっちまで冒険を楽しむような気分になりました。さすがに家出はよくないですが、島での暮らしはなんだか楽しそうだと思いました。でも、島で暮らしているうちに、急に家に帰りたいと思うようになって…。日曜日の葬式で、トム達が無事戻ってこられてよかったです。
それに、洞窟での冒険もワクワク感がありましたが、歩いているうちに迷子になってしまい…。こちらはとんでもなく危険な目に遭い -
Posted by ブクログ
願かけに行った帰りに事故で死んだコースケは、その願いをかなえるために現世に戻ってくる。残された時間は127時間44分!?
死から戻ってきた主人公の物語というとアレコレ思い出しますが、これはそこにテニスを絡めて青春ものとしての色合いを強めています。
那須田作品の中学生は飄々として大人びているイメージがありますが、この主人公コースケは少し違いました。
何事にも適当に済ませていたコースケが真剣に取り組もうとした時に、周りの人たちの関係が変わっていく。周りの人とも真正面に向き合うことで変わっていく。
真剣になるきっかけは何であれ、部活も人間関係もきちんと取り組んだ方が楽しい。勝つためだけじゃない、 -
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【古事記の世界観】
教養を身につけるべく読んでみた。
小学生向けなら
理解しやすいだろうと思ったのに、
イザナギとイザナミの子供について、
「おぎゃあおぎゃあと、小さいながらも、しっかりした赤んぼうが生まれました。」
「この最初に生まれた赤んぼうとは、瀬戸内海にうかぶ淡路島のことです。」
「つづいて、四つの顔を持つ赤んぼうも生まれました。これが今の四国です。」
とあってちょっと混乱している。
土地がおぎゃあおぎゃあと…?!?!
しかもイザナギが左目を洗うと1人の神が生まれ、
右目を洗うと別の神が生まれ、
鼻を洗うとまた別の神が生まれたとな…。
さらに、怖い鬼女に追いかけられたイザナギ -
Posted by ブクログ
★あたしには、成仏して舟に乗り、生まれ変わるために必要な大事なものが、欠けているんだって。(p.178)
(一)コースケは死んだが生前女神さまたちに三つの願かけをして受け入れられていたので六日間だけ寿命が延びることになりその間に願が成就するよう(自分で)努力しなければならず願かけする気になったくらいなのでどれも簡単ではない。あっさり、さっぱりの「いい話」です。
(二)「鬼灯の冷徹」を読んでる人には入りやすいかも?
(三)これも最近気になってる絵師、スカイエマさんの挿画です。偶然、というよりこのイラストレーターさんはとても人気のある方なんでしょうね。せやから必然的にときおり手に取ることになるんで