あらすじ
小学低中学年から楽しめる!オールカラーイラストで、さくさく読める「日本名作」シリーズ第8弾。イザナギ、イザナミから、ウミサチとヤマサチの兄弟のお話まで、読みやすく収録。稗田阿礼たちも登場し、不思議でおもしろい神話の世界にナビゲートします!
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Posted by ブクログ
【古事記の世界観】
教養を身につけるべく読んでみた。
小学生向けなら
理解しやすいだろうと思ったのに、
イザナギとイザナミの子供について、
「おぎゃあおぎゃあと、小さいながらも、しっかりした赤んぼうが生まれました。」
「この最初に生まれた赤んぼうとは、瀬戸内海にうかぶ淡路島のことです。」
「つづいて、四つの顔を持つ赤んぼうも生まれました。これが今の四国です。」
とあってちょっと混乱している。
土地がおぎゃあおぎゃあと…?!?!
しかもイザナギが左目を洗うと1人の神が生まれ、
右目を洗うと別の神が生まれ、
鼻を洗うとまた別の神が生まれたとな…。
さらに、怖い鬼女に追いかけられたイザナギが、
髪を束ねていたつる草を後ろに投げると
たちまちブドウの実となり
鬼女がそれを夢中で食べている間に逃げた
ともある。
小学生向けを選んだのに
それでもなお
難しいこの世界観…!
読んでいると眉間に皺が刻まれるけれど、
常識を疑って、脳が柔軟になる一冊といえるかもしれない。