荒木飛呂彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「お前、今頃何の話を…!?」と思われるかも知れないが
おれはこの作品文庫で追いかけているんだよ。
(ついでに週刊少年ジャンプを今まで一度も買ったことがない)
一部、二部、三部ときて、この四部が最も好きな作品となった。
舞台の杜王町に潜む殺人鬼を追詰める、というストーリーラインが
サイコスリラー調で好みだし炙り出してゆく過程にも推理小説的面白さがある。
潜んでるスタンド使いと戦うたびに場所や人が描かれ
しだいに杜王町という街がリアルに立ちあがってくる構成がとてもいい。
最も魅力的に感じたのは殺人鬼、吉良吉影の悪役ぶりで
シリーズ通して必ずしも強い敵じゃないんだけど
狡猾で機転 -
Posted by ブクログ
第5部は、主人公のジョルノ・ジョバアナの影がどうも薄い。主人公の味方達も敵も個性があまり強くなくて、どうも印象に残らない。特に、第四部まではどれも魅力的なキャラクターだった、敵のボスが今イチぱっとしない。
スタンドの、デザインは毎回素晴らしいと思うのだけれども、スタンドそのものの能力はもういい加減出尽くしたような感じがして、話しの展開に無理が出ることが多くなってきた。ジョルノのスタンドに「傷を治す」能力が加わってしまったのは、第4部の助介と重なってしまって、それがちょっとがっかりだった。「傷を治す」とか「時間を止める」とかの強力な能力は、誰か一人だけが特別に持っていなければ話しがつまらなくな -
Posted by ブクログ
延々と惰性のように続いてゆく展開に飽きて、途中で読むことを放棄してしまった第四部だったけれども、改めて通して読んでみると、意外にも面白かったことに気づかされた。
第四部は、人の心の弱さ、をテーマにして描かれたものであるのだという。だからかどうかはわからないが、以前の「ジョジョ」とは大幅に描き方が違う部分があちこちにある。長い連載ものの常で、いい加減な構成になってきたと思っていたら、実際にはよく練られた物語の構成だったと気づく。今回の悪玉である吉良吉影の描写は、特に面白かった。第三部までの高いクオリティーには若干届かないにしても、充分に面白い第四部だと再発見をした。