先崎学のレビュー一覧

  • うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

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    ■うつ病リアル闘病記、知っておいて損はないかも■

    僕は以前、精神面での不調を感じ、心療内科に行ったことがある。そのころ、自分でいろいろ調べてうつ病と適応障害は別のものだということがわかった。医師に言われたわけではないが、当時の僕は軽い適応障害だったのではないかと思う。だが、適応障害からうつ病に進展することもあるというため、まったく他人事とは思えない。

    うつ病は脳の病気だという。僕は性格や職業柄、人よりうつ病になりやすい傾向があると思う。そうなるのはめちゃくちゃ怖い。しかし本書を読んで少し不安が払しょくされた。人は得体の知れないものには必要以上に不安や恐れを抱くものだ。この闘病手記により、得

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    2021年06月25日
  • うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

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    友人がうつ病を患い、初心者ながら私自身将棋を指すので手に取った本。
    "偏見はなくならない…うつ病は完全に脳の病気…"というのが少しだが理解できた気がした。
    友人がうつ病を患ったことで、療法に関する書籍を読んだりもしたが、本人がどんな状態なのかというのを記した物には出会わなかったので、とても参考になった。

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    2021年05月17日
  • うつ病九段

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    面白い本だったけど、うつって思ってた以上に辛い
    自分も全く動けない日があるし、寝れず起きれずの日があるけど、いよいよの時はちゃんと病院行こう

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    2021年04月21日
  • うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

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     昨年(2020)の暮れ、ドラマの番宣スポットを視て、誰の体験だろうと思ったら、先崎学九段。私でも名前は知っている。
     親友がうつ病に苦しんでいたこともあり、原作に手を出す。
     エッセイストとして一家をなした著者だけに読みやすく、一気に読んでしまう。
     全世界でも30人程度しかいないプロ九段に、七手詰が解けなくなる……。うつ病の深刻さ。高山病に冒された写真家がカメラを谷底に棄てたくなった、という逸話を思わせる。
     いや、もっと身近な実例があった。他ならぬこの私が、統合失調症を患った一時期、まるで本が読めなくなった(マンガも頭に入らない)。
     「横になってました。散歩しました。将棋のリハビリを頑

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    2021年02月03日
  • うつ病九段 無料試し読み版

    購入済み

    考えさせられる

    つい最近ドラマをやっていて読み返しました。ドラマより漫画の方が心に入っていきます。だんだんと沈んでいく感情立ち上がれないもどかしさなどうつ病ならではの描写がうまく描けていると思います。

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    2020年12月30日
  • うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

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    有名棋士によるうつ病体験記。うつ病の闘病の様子が事細かく記されている。さすがに元々コラムを書いてたようで文章がうまい。すごく読みやすい文章だった。すごく具体的でこのような体験を綴ることはとても勇気がいることだったと思う。うつ病も状態は人によりまちまちだと思うが、入院までしてたしかなり重い方だと思う。3年前のことなので、今は復帰しているはず。頑張ってほしいと思う。病気になり弱さを知ることにより、弱い人に寄り添うことができる。これはとても大切なことだと思う。最近ドラマにもなっていたのでぜひ見たいと思った。

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    2020年12月25日
  • うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

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    著名な方が、うつについて赤裸々に書かれていることが非常に興味深かかった。なぜその状況になり、そこから脱していったのか、うつで悩んでいる人には特に参考になるだろう。

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    2020年10月23日
  • うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

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    リアルなうつ病の症状を知る事ができた気がする。うつ病の一側面であったとしても大変な病気だ。うつ病は脳の病気。

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    2020年10月08日
  • うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

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    うつ病
    誰でもかかりうる「心の風邪」とか
    いえ、違うんですよね
    「脳」なんです!
    将棋に全く興味がなかったけれど
    大好きな
    「三月のライオン」」で著者の名前を知った
    分かりやすくユーモアのある解説でいいなあと。

    身近にうつの人がいるけれど、本当の苦しみは当人しか
    わからないのでしょう

    パニックの只中を冷静にえがいているのがすごいと思う

    とても興味深く読みました。

    これからもご活躍を

    ≪ 脳に蓋 絶望と焦り 死がとなり ≫

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    2020年09月04日
  • うつ病九段

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    原作は読んだことがない。
    というか、このマンガの存在も初めて知った。

    ウツ病回復期の方が本を書くというのは珍しい。
    と、本書でも精神科医のお兄さんがおっしゃっていたが、本当にそうだと思う。

    ウツ病と一言で言っても、症状を想像するのはなかなか難しいと思うが、この本はわかりやすい。

    ウツ病とは言われていないが、手前で治療をしたことのある自分には、思い当たる症状ばかり。
    あれ、かなり辛いんだよな。。色々と。

    自分はならない。と思う人でも、身近になる方はいらっしゃると思うので、参考に読むと理解しやすいと思う。

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    2020年07月28日
  • うつ病九段

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     うつ病があまりに辛そうで、心底なりたくないと思う。時々鬱々とした気分で、何をやっても全然面白くないし、何もやりたいことがないなどとうつ病気分になることがあるのだけど、本当のうつ病はそんなレベルではなくて、そう感じたことが恥ずかしくなる程だ。

     河井克夫さんのビジュアルセンスが炸裂しているかっこいい表現が随所に見られる。

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    2020年06月13日
  • 先崎学&中村太地 この名局を見よ! 21世紀編

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    第2弾。昔の話を聴く感じだった20世紀編と違って、当たり前だがグッと「今」になっている。コンピュータ将棋と藤井聡太は鮮烈。人間が指す意味というのも考えされられる。しかし電王戦の頃ほどは危機感一辺倒でなく、みんな冷静に見るようになった。この本の先ちゃんの語りにもそれが現れている。

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    2019年04月28日
  • 先崎学&中村太地 この名局を見よ! 20世紀編

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    兄弟弟子が20世紀の13局を語る。手の細かいことはわからないが、先崎九段の語りで昔の雰囲気が伝わる。大山名人の存在のでかさがわかる。リアルタイムで観ていた谷川・羽生の名人戦第55期第6局が採り上げられているのはうれしい。21世紀編を読むのも楽しみ。

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    2019年01月03日
  • 小博打のススメ

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    先崎さんの本はどれも面白い。将棋の内容は知らないが、文章は読み易い。
    日本のあこぎな公的ギャンブルを軽く批判し、仲間内で楽しめるちょっとした「博打」の紹介。
    これがとても面白そう。
    ある意味、とても危ない本なのだが、やってみたくなる。

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    2014年06月16日
  • 小博打のススメ

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    [ 内容 ]
    ゲームに少しだけ何かを賭ける、それだけで勝負事は何十倍も白熱するもの。
    天才棋士と称される一方で、中学生の頃から“小博打”に親しみ、負けることがなかったという著者。
    その達人が、実体験を基に賭け事の妙味を教えます―。
    麻雀は、その奥深さから上達の極意まで、簡単に異次元空間にはまれるチンチロリン、隠語から花札の絵柄まで風流と知恵が詰まった“おいちょかぶ”、裏文化が生んだ最高傑作の手本引き…。

    [ 目次 ]
    1 麻雀
    2 サイコロ博打
    3 カードゲーム
    4 おいちょかぶ
    5 手本引き
    6 カジノ
    7 将棋

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    ☆☆

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    2011年05月21日
  • うつ病九段

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    自分もうつ病で入院して辛かったのでめちゃくちゃ共感。漫画でコミカルに描かれているからスラスラ読めるのに、病気の苦しさや入院についても詳しく描かれていて良いエッセイに感じた。

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    2025年09月15日
  • うつ病九段

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    ・「ふだんなら詰将棋1冊は30分程度で解き終わるのに...」ってセリフとか、細かいところでさらっとプロ棋士の凄さを実感する。
    ・うつ病で入院することがあるってこと、恥ずかしながら知らなかったな...。
    ・朝ごはんと散歩が大事という学びがあった。

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    2024年10月28日
  • うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

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    ”三月のライオン”の軽妙なコラムで知っていたから、なんとなく病気のイメージと結びつかず(あくまでイメージですが)、本書を見かけたときも『えっ?』って感じだった。で、今のタイミングでいよいよ読むことにした訳だけど、さすが文筆稼業も元々こなされていただけあり、読みやすい。当事者が見ている風景も、かなり自分事として感じられる気がする。それにしても、具体的に何月何日発症、ってところまで指摘できる、ってのはかなり意外でした。もう少し緩徐なイメージがあったので。

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    2024年06月10日
  • 将棋指しの腹のうち

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    ネタバレ

    先崎九段のことは名前と顔が一致するくらいでよく知らなkったのですが「うつ病九段」を読んで、読ませる文章力をお持ちだとよくわかったので、第二段の本、本書を読んだ。
    将棋棋士の生態を食べ物に絡めて面白おかしく書いてくれている。先輩や後輩棋士との関係、アルコール、食事代、おごりおごられ、棋士の生態がよくわかる本だった。
     また女流棋士はまだだれもプロになれておらず、男性との棋力は歴然としているが、某女流棋士が初タイトルをとり、大泣きするなど、我々素人には計り知れない、熱情と苦労と歴史がつまっていることを垣間見させてくれる好著であった。

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    2023年08月14日
  • うつ病九段

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    直属の部下を始め、うつ病になって休職する人を何人も見てきたけど、こんな症状があるんだなというのは初めて知った。もちろん人によって違うんだろうけど。
    絶望も退屈も感じない、というのが驚き。でも、氏もいうように、ほんとに人間喉元過ぎれば熱さを忘れる、なかでこれだけ克明に描けているのは読んだ価値あり。

    将棋にもいや、棋士という方たちにも少し興味が湧いてきた。

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    2023年02月25日