山田吉彦のレビュー一覧
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一見、図解だらけで読むところがない、いわゆる”バカ本”のような雰囲気なのだが、良い意味で期待を裏切られる一冊である。船、海運、領海、運河、海洋資源、水産…と、政治と経済の絡むさまざまな角度から、鋭く、かつ分かりやすく「海」を解説している。
税金の軽減などの目的でかたち上船籍を置く、便宜置籍国は...続きを読むPosted by ブクログ -
日本を取り巻く国境の情勢について。
2011年出版と若干古いながらも、日本の現状と今後の対策について描かれており、内容的には古さを感じなかった。Posted by ブクログ -
麦わらの一味の各クルーの役割や特徴などが描かれ、ONE PIECEから読み取れるメッセージを筆者独自の視点でまとめている。
組織論、リーダー論、生き方、など様々な観点から考えさせられる
心に地図を持ち、誇れる武器を持とう。
ゴムのように生きよう。Posted by ブクログ -
各国は粛々としてますね、本当。
そしてそれが間違いではない、ってのが政治的な理屈やな。
国として国民の安全を保障できないってのはアウトやけど、それにしても下手くそすぎる、というか。
中国の第二進出ラインみたいなんはほんまなんやろうか、あれはさすがにヤバ過ぎるやろ。
あんなとこまで出てこれるようにな...続きを読むPosted by ブクログ -
国境問題、さんざんメディアを賑わすようになって久しいけど、事実関係とかは驚くほど知らなくて、さすがにそれじゃいかんってことで手に取った作品。どこの国とどの地域について問題になっているかとか、その背景にある史実とか、しっかり踏み込んであって分かりやすかった。実際その現場に立って、自分のこととしては体験...続きを読むPosted by ブクログ
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尖閣、竹島、北方領土の問題から解決案、沖縄八重山諸島の人々の不安と問題意識、また小笠原の過去の領有権問題などに触れている。冷静な文体で安心して読める。Posted by ブクログ
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海運業界の仕事が知りたくて購入→期待とは少し違ったが面白い内容だった。
海は経済の中心であり、石油や鉱石、水産物等人類に欠かせない資源がある。
その為、国際的なルール整備が必要。
昔のとったもん勝ち時代からは整備が進んでいるが、まだまだ国毎の不平等が発生している印象を抱いた。
特に中国の領海主張は改...続きを読むPosted by ブクログ