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Posted by ブクログ
一見、図解だらけで読むところがない、いわゆる”バカ本”のような雰囲気なのだが、良い意味で期待を裏切られる一冊である。船、海運、領海、運河、海洋資源、水産…と、政治と経済の絡むさまざまな角度から、鋭く、かつ分かりやすく「海」を解説している。
税金の軽減などの目的でかたち上船籍を置く、便宜置籍国はよく知られるところだが、海がないモンゴルやボリビアがそうだというのは初めて知った。
こうした”海なし国”の船が問題を起こしたら、「政府が船舶の管理など、旗国としての責任を果たすことができるかは疑問」という著者の指摘はもっともだ(コロナ禍で話題になった横浜のクルーズ船の船籍国・イギリスが責任を果たしたかと言えば、疑問符が付くのだが…)。
小笠原諸島の欧米系島民とか、もう40代に突入してだいぶたったけれど、知らないことってまだまだあるんだなあ。。。
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