福田隆浩のレビュー一覧

  • ブルーとオレンジ

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    いじめダメ絶対。

    いじめられているブルーといじめを傍観しているオレンジ。
    2人はそれぞれの立場、それぞれのやり方で、いじめと立ち向かおうとする。

    冒頭ブルーの考え方にイライラしてしまいましたが、LINEを使って行われるいじめなど、なかなか昨今の時勢を反映している部分もあり、読み応えがありました。

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    2014年08月03日
  • ブルーとオレンジ

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    目立たないよう用心する男子ブルーと、このままではいけないと悩む女子オレンジの目から語られる5年1組の姿。

    男子と女子のいじめの違い。
    ブルーの聡明さとオレンジの溌剌さが心地よい。

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    2014年07月31日
  • ふたり

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    二人を繋いだツールが本だったのが嬉しい♪
    いじめに対する、先生の対応が素っ気なさすぎたのが気になったのは、私だけ?
    読みやすい本だった。

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    2014年05月24日
  • ふたり

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    課題図書。小学生の恋愛ものってあまりいいのが無かったけど、これはオススメできます。イジメとか親の離婚とか、今時の話しなんだけど、読後感が爽やか。

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    2014年05月17日
  • ふたり

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    小学生が覆面作家の正体を探る話だが、その中に淡い恋心やいじめの問題が盛り込まれている。読んでいると主人公が中学生ぐらいに感じる。読みやすく読後感も良い。

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    2014年04月12日
  • ふたり

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    初恋っていいですね…。
    ふたりともピュアで!

    主人公の准は、中学受験を控えた小学6年生の男子。
    去年転校してきた同じクラスの女子、小野さんがいじめられていることに気づいた准は、月森和という作家をきっかけに、小野さんと仲良くなっていく。
    月森和の別称をふたりで探しはじめるが、ふたりでいることで、クラスの皆からからかわれてしまい…。

    将来への不安とか、相手を思いやる気持ちとか…、この年齢の悩みや思いが、素直に伝わってきます。

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    2013年10月27日
  • 熱風

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    82点。かなりの良作だと思います。テニス好きにすすめたい。身体障害とかいじめとかさらっとでてきますが、それを差し引いてもあまりあるテニスの楽しみ。テニスをやっている人に読んでほしい。

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    2012年11月24日
  • ひみつ

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    とある理由で新しい学校に転校してきた明里。転校は2学期からで、その手続きのために夏休み、新しい学校に来て、ひとりで学校の中を見て回っていると、図書室で東川さんという女の子に出会った。その子は明里と同じくトールキンが好きで、「ホビットの冒険」のどの登場人物が好きか尋ねてきた。明里は「ガンダルフ」と答えたが、その子は「ゴクリ」だと答えた…

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    2012年06月11日
  • ひみつ

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    ネタバレ

    岡崎明里、もうすぐ11歳になる小5。小規模校ですごしてきたけど、お父さんの転職にともなって、大きな学校に転校する事になった。新しい学校で出会った東川さんは、本が好きでマイペースな女の子。
    実際に転校してみたら、クラスメイトはみんな優しくて、学校は一見おだやかに見えた。けれど、東川さんはいない。事故で入院しているという。けれど明里は、東川さんは、事故ではなく自殺だったのではと思いはじめ、いじめがあったことに気がつく。
    先生に相談しても、信じてもらえない。クラスで孤立してしまう。明里は、いじめにどう立ち向かうのか。


    前の学校でのこと、そして、これから持つべき勇気。
    いじめの問題に たちむかえる

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    2011年12月21日
  • 夏の記者

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    夏限定の新聞記者「夏の記者」に選ばれた小学5年生の佳代。しかし、ずるをして選ばれた佳代は、良い記事が書けず途方に暮れていた。しかし、市のスポーツ施設へのいやがらせ事件に出くわし、その事件を調べる内に、佳代の前に壁が立ちふさがった…
    小学生がジャーナリズムに挑む作品。一貫して子どもの視点からジャーナリズムを芯に据えて描きつつ、なおかつジャーナリズムにとどまらず「大人」と「子ども」の違いを浮き彫りにし、そこからさらにジャーナリズムを深めています。かなり面白いし、子どもにも読んで欲しい作品!

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    2010年12月07日
  • 夏の記者

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    佳代は地元新聞の「夏の記者」に選ばれた。夏休みだけ取材し、記事を書くことになっているのだが、佳代はまだなにも書けていない。そんなとき、男がスポーツドームの扉にれんがを投げつける瞬間を目撃する。なぜそんなことを? 佳代が調べ始めると、思いがけない妨害が始まって…。

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    2010年11月19日
  • アン先生、急患です!

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    またしてもドタバータしてました。
    非常に軽くて読み易い。
    にしても、アン先生がお菓子ばっかり食うとるで食いたなるやんけ〜!

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    2010年06月23日
  • さよならミイラ男

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    児童書にしては、heavyな内容なのかなと思います。

    気味の悪いミイラ男はアキトにとっては唯一の希望だったのかもしれないですね。

    美術のおじいちゃん先生、ありがとう。

    この作品を読んだ子どもたちはどんな事を思うのか、感想が気になります。

    子どもたちには自分を信じて、勇気を持って未来に進んで欲しいというメッセージを感じました。

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    2025年03月02日
  • さよならミイラ男

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    主人公アキトの母は夜の仕事に出かけ、朝方お酒とタバコの匂いに包まれて帰ってくる。時々、アキトの食事を忘れることもある。夜起こされることもあり遅刻も多いし、勉強もわからないうえ、いじめやからかいにもあう。そんなある日、物置になっている空き教室でミイラ男を見つける。ミイラ男に気持ちをぶつけるアキト。ミイラ男はアキトの空想の産物なのか。ところが、かつて、アキトと同じようにミイラ男を見ていた生徒がいたことを知る。アキトはミイラ男に背中を押され、卒業制作の下絵を描くことになった矢先、学校で倒れてしまう。
    このような物語を読むと、人は人で育つもので、多くの人と関わることで変えられることは多いと、思わずには

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    2024年09月22日
  • さよならミイラ男

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    ネタバレ

    福田先生の本を読むのは初めて。
    本作では「ネグレクト」「精神面で未熟なシングルマザー家庭」「貧困」「学習障害」などがテーマになっている。
    それらを全部小さな体で抱える男の子が主人公だ。
    素直がゆえ、全てを受け止めてしまう姿が痛々しい。
    明日を生きるため理不尽な全てに未熟な防衛本能フル回転で立ち向かい、「お母さん大好き」という気持ちと「しょうがないんだ、これが僕の人生なんだ」という納得と諦念の繰り返しで日々を暮らしている。
    学校で見える緑色をした化け物(「ミイラ男」と名付ける)を縁(よすが)としている。

    どん底まで落ちた命すら危険だったラストは希望が見え、少年は自分には実は色んな選択肢があり、

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    2024年05月30日
  • さよならミイラ男

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    この作者の先生、というので漠然と期待していたものとは少し外れた出力の作品が出てきたな、という印象でした。別に悪くはなかったけど、スレはてた大人なので「ジャンププラスの読み切りでまあまあ見るやつ」みたいな感想になってしまった。YAではあんまりない方向性なのかな。

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    2024年05月11日
  • ひみつ

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    教師である作家さんだからこそ、願いも込めて書かれたのかなと思いながら読んだ。転校した学校で、事故にあい入院している子が、実はイジメによる自殺未遂なのではと疑い、それを行動にうつす明里はすごい。きっと、現実はこんな風にはならない、なってほしいけれど。自分がやられない為、大したことないと思って、イジメる者は麻痺してるんだろう。明里はカッコイイと思う。

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    2023年08月20日
  • 熱風

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    聴覚障害を持つ主人公と、原因不明の脱毛症の少年がテニスでダブルスを組むというお話。

    主人公のお家はコンビニで両親は朝から晩まで働き詰め、かつ、主人公が耳が聞こえないこともあり、会話もなかなかできず、ぎこちない親子関係。
    主人公は
    ・自分が両親の役に立てていない
    ・迷惑をかけている(将来自分に店を残すために無理してコンビニを続けている)
    ・両親は健常者の子供を羨んでいる
    と思い込んでいたけれど、
    ちゃんと両親は主人公のことを愛していて、そしてコンビニで働くのも好きだからであって、でも不器用で伝えられていないだけ、という感じ。

    一方、脱毛症の少年も
    ・両親が離婚(少年は、自分の脱毛症が原因だと

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    2023年06月04日
  • たぶんみんなは知らないこと

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ泣いてしまった。
    支援学校の話。あるあるすぎてもう。
    これに近い育児をしているので、ここのお母さんやお兄ちゃんに同調が強くて、ヘトヘトになった。読むのが大変だった。

    連絡帳もリアル(私はこんなにきちんと書けていませんすみません)、同級生の様子もリアル、先生たちも、お母さんたちの距離感も、学級通信も。
    何よりこの界隈の離婚率の高さたるや…。ブルブル。

    バスで出会った老女、交流の普通小学校の子どもたち、こんな和解が現実にもあったらいいなと思う。
    しかし、まあこれはフィクション。そこは期待しない。

    こんな世界がありますように、といつもいつも願うし、すずちゃんの新生活が素晴らしいもの

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    2023年02月03日
  • たぶんみんなは知らないこと

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    重度の知的障害で話すことができない主人公の視点で綴られる物語。施設と母の連絡帳、兄側からの気持ちなども盛り込まれている。

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    2022年08月24日