【感想・ネタバレ】ふたりのレビュー

あらすじ

クラスでこっそりといじめにあっている転校生の小野佳純とそのいじめを見つけてしまった村井准一は、二人とも同じミステリー作家、月森和が大好きだったことを知って仲良くなる。その月森和が別名で他にも本を書いていることと、実はその秘密が既刊本の中にあるらしいという情報を得た二人は、図書館へ通って謎説きに夢中になるのだった──本が大好きな二人の淡い恋と友情の物語。

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感情タグBEST3

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未来を信じること。

小6の甘酸っぱい初恋は素敵すぎて眩しいくらい。
こんな初恋したかったな〜。笑

小学生にはもちろん、大人が読んでも楽しめるとっても素敵な本でした!

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2025年02月23日

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初めて読んだ福田隆浩さんの本。
表紙が可愛かったので、何となく手に取って
読んでみた所、最高に面白かった。
1話目は男の子目線、2話目は女の子目線と、
交互に入れ替わる。
男の子と女の子の心理描写が絶妙。

以来、福田隆浩さんの本を10冊位読んでます。

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2024年10月27日

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まだ出会っていなかった名作に出会った気分!!
本が好きな主人公准一くん、好きな作家の新作本を持っていることで同じクラスの小野さんと話すことに。2人とも同じ作家が好きということを共通点に、2人の時間が始まる。

謎探しもあるので、真相がわかった読後感の良さも格別。

本棚から本を分けてこちらを見ている2人の子どもが表紙。もしかしてこの本の表紙を描いてる人って、、、と想像してしまいました。

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2023年12月02日

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福田センセイの作品を知るきっかけになった1冊。小6の2人が繰り広げる冒険から、終始目が離せません!続編もついつい期待してしまいます。

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2021年08月07日

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ネタバレ

大先輩にあたる人のイチオシの本だったけど、すごく納得できてしまった。
6年生の主人公二人は、どちらも問題を抱えている。准は離婚した父がどうやら再婚するようで、一緒に暮らす母はどこか不安定な気配。転校生の小野さんは、荒れ気味なクラスで理由なきいじめに遭っている。
偶然にも同じ作家のファンだと知ったところから、ふたりの恋が始まっていく。
ふたりの恋は、ただ一緒にいるだけで嬉しかったり、安心できたり、互いを思いやりながらも周囲の目を気にしまくったり、ピュアで、読んでいると気持ちが柔らかくなってくる。
成長していくことを不安に思うふたりに、ようやく出会えた憧れの作家は、変わることを気に病むのではなく、未来を信じてゆっくり進めばいいとアドバイスをする。
私にはなんとなく無責任な楽観主義にも思えたが、たしかに…変わるだの、変わらないだの、未来を思い悩むことじゃないよなあ。
准も小野さんも、静かに深く相手を思いやれるところが、この物語の良さだったと思う。
素敵な物語だった。

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2019年11月22日

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ただ横に座って、一緒に本を読んでいるだけ。
それが何より嬉しく、何より落ち着く。
ずっとこの時間が続けばいいのにって思う。

これはやっぱり恋物語だ。
素敵な恋物語。

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2014年07月07日

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小学6年生の准一と佳純が覆面作家の正体を突き止めていく物語。
二人がそれぞれ相手を大事に思い仲良くなっていくのが純粋で微笑ましい。

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2014年01月09日

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【物語】ふたり 小学六年生の話。素直に共感でき読みやすかった。今年一番はまった本です。小学生から大人まで読んでほしい。

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2013年12月22日

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読み終えると、この「ふたり」というタイトルがまさにこの物語を表してるなぁ、と強く思う。クラスの誰にも言えない二人だけの秘密を共有しつつ、不安や苛立ちや悲しみ、ひとりでは抱えきれないものを、「ふたり」で一緒に支え合って越えていく物語。上手いのは、物語に出てくる「大人」の描き方。大人は決して清廉潔白じゃないということを描きつつも………あとは読んでお確かめください。

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2013年10月04日

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福田隆浩さんの作品3冊目。
今回初めてガツンと恋愛要素が入ってて、淡い恋心の描写がすてきでした(*´ ꒳ `*)

ストーリーもどんどん先を読みたくなるような展開で、スルッと読めちゃう。

3冊読んで感じたことは、福田隆浩さんの作品はミステリーの導入として子どもたちに出会ってもらうと、今後、さらなる長編に挑戦する読書体力のある子どもたちが増えるのではないかな、ということです。

高学年の子どもなら、内容も理解できるし朝読書で毎日読んでも1週間前後で読み切れる作品が多い。
今後さらに福田さんの作品を読んでみたいと思う♬.*゚

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2021年10月03日

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5年生の甥っ子が面白いと言って読んだそうなので、4年生の息子用に借りた本。息子も読んで面白いと言っていたので、どんな話が面白いと思うのか気になり私も読んでみました。

小6の男の子と女の子の淡い恋の話に、いじめ、家庭の問題、将来の夢等が盛り込まれ、ちょっとした推理も絡めてある。小学生高学年にはとてもいい本だし、私も面白かったです。

息子は恋愛話には拒否反応を示すような子だけれど(アニメで恋愛っぽい話だと耳に手を当てたりする)、このお話を面白いと言ったのはとても興味深い。

多くの子供達がこういう本を読んだら、人の気持ちが分かる子になっていじめが減るんじゃないかなぁと思う。将来娘にも読んでもらいたいです。

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2021年09月07日

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課題図書のやつすごく気になってたんだけどやっと読めた!!学校での人間関係とか、不安定な高学年のクラス内のあれこれがとてもリアルだなあと思いました。外では会って話もするけど学校だと他人のふりするみたいな関係性ってなにか秘密を共有してるみたいでわくわくする!それわかる!って思った!あと指文字を暗号のように使ってたけど、自分も子どものときに友達内でしか通じない暗号をつくったりして、懐かしいなあと思いました。
謎解き要素もあるし楽しく読めた!作家さんの話す、未来のことについての台詞がじーんときました。

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2015年12月20日

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ネタバレ

久しぶりのYA小説。著者の「熱風」が面白かったし、期待して読んでみた。
いじめ、親の離婚とそれから来る色々な不和…。つらいことがあっても、ひとりじゃない。君がそばにいてくれれば、ふたり。温かくてぬくもりのある物語。「ふたり」という平仮名3文字のタイトルが抜群に内容と合っている。
そばにいて本を読むだけの時間、それはどれだけかけがえのない時間なんだろう。そういうひとりと巡り会えたことは、どれだけ素敵なことなんだろう。
大人になって変わってしまうものはあるけど、確かに変わらないものはある。信じよう。ひとりじゃない、って本当に素敵なことだなぁ。
物語としては、謎解きがあって続きが気になるし、学校や家庭での事件、サイン会というピークがあり、飽きずに読むことができる。
個人的にはいじめの描写や親の描写は弱く、もっと主人公たちを落としても良いのではないかと思った。
それから、初めてふたりが手話で会話するシーンや約束の指切りをするシーン、ロマンティックすぎ(笑)

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2015年10月04日

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小学生ふたりが好きなミステリー作家を通じて距離を縮めていく。爽やかでとても微笑ましい小さな恋の物語。
いろいろなテーマてんこ盛りだったけど、読後感も良かった。
これからふたりがどう変わっていくのか?変わらないで成長していくのか?見守りたい気持ちになりました。

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2014年11月04日

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小学生らしい将来への不安とか、ちょっと背伸びした冒険とか描かれていて、
甘酸っぱい恋の予感みたいな微妙なふたりの距離感がキュンっと可愛くて
小学生に「読んでみて!」って勧めたくなる作品でした。

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2014年08月26日

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二人を繋いだツールが本だったのが嬉しい♪
いじめに対する、先生の対応が素っ気なさすぎたのが気になったのは、私だけ?
読みやすい本だった。

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2014年05月24日

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課題図書。小学生の恋愛ものってあまりいいのが無かったけど、これはオススメできます。イジメとか親の離婚とか、今時の話しなんだけど、読後感が爽やか。

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2014年05月17日

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小学生が覆面作家の正体を探る話だが、その中に淡い恋心やいじめの問題が盛り込まれている。読んでいると主人公が中学生ぐらいに感じる。読みやすく読後感も良い。

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2014年04月12日

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初恋っていいですね…。
ふたりともピュアで!

主人公の准は、中学受験を控えた小学6年生の男子。
去年転校してきた同じクラスの女子、小野さんがいじめられていることに気づいた准は、月森和という作家をきっかけに、小野さんと仲良くなっていく。
月森和の別称をふたりで探しはじめるが、ふたりでいることで、クラスの皆からからかわれてしまい…。

将来への不安とか、相手を思いやる気持ちとか…、この年齢の悩みや思いが、素直に伝わってきます。

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2013年10月27日

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小学校の同級生の男女二人が、月森和というペンネームの小説家を探す話。
小学生の不安や希望、恥ずかしさや怒りといった豊かな感情が描かれていて、甘酸っぱく懐かしい。
あの頃の世界は狭いけど広かった。(遠い目)
中学受験で題材になりそうな本。

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2021年02月11日

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小6の男女ふたりが、あるミステリー作家が非公式で別名義でも作家活動をしている知り、その作家名を探していく物語。物語を通して、ふたりが自信を持ち、成長していく。

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2018年05月13日

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ネタバレ

かわいくて読みやすい話だったけど、キーになるどうしてもサイン会に行きたいってところが弱いよねぇ、と思いました。

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2015年08月01日

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仕事で読んだ課題図書。
いじめ系って聞いてたんだがぜんぜん違った。友情成長系やった。実在の作家さんが出てきてちょっと興奮したよ。家族関係や友達関係が割と複雑で、そっちも楽しめる。
合唱が成功するまでがあっさりすぎてリアル感はまるでない。

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2014年07月21日

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