和月伸宏のレビュー一覧
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ネタバレ■人誅編はじまり
・平和に暮らす剣心。いつでもふらっといなくなりそうだった京都以前と違って、弥彦に稽古をつけたり、ちょっと変わった。そこへ、なじみの料理屋、赤べこ砲撃事件。
・やったのは、人斬り抜刀斎に恨みを持つ「同志六人」の連中。雪代縁(首謀者。剣心の殺された妻の弟。)、外印(なんと壱腕坊)、鯨波、戌亥番神、乙和瓢湖、八ツ目無名異。
・同志六人、というか縁は、単に剣心を殺したいのではなく、生き地獄を味わわせることを目的としている。剣心に関わりのある人たちを次々襲う。赤べこに続き、薫が出稽古に行く前川道場、よくお世話になる警察署長さんち。
・自分への復讐と気づいた剣心、左之助には相談。身辺の異 -
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ネタバレ5ー6巻は、弥彦・左之助の番外編はそれぞれ面白かったが、本編の雷十太編はイマイチ。
■雷十太編
・明治になって腑抜けた剣術の今後を憂いて、殺人剣のみを正とする真古流を興すことを企てる雷十太さんが敵。
・塚山由太郎という弥彦のライバル的な少年登場。父は元下流武士、維新後は刀の目利きの腕を頼りに刀剣商として財を成す。物語上では「ペコペコして金儲けに走る情けない父親」ということになっていたが、そういう柔軟さ、良いと思うけどな。
■弥彦番外編
・弥彦は剣心みたいな逆刃刀を買うため赤べこでバイトする。稼いでてエライ(笑)。同じく赤べこで働く燕ちゃんのことが好き。
■左之助番外編
・元赤報隊隊士の月 -
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和月、黒崎夫婦による、るろ剣番外編。
同じプロットで漫画と小説を描く…面白い試みだとは思いますが、漫画にして70Pほどの内容で、映画にあわせて本一冊出すのは少々性急な気がしてならなかったのが正直な所。
というのも、同じ事件を志々雄&由美の視点で描く漫画版、方治の視点で描く小説版、それぞれ他方にしか無い情報を元に話が進んでいる部分があり、「それぞれ別個の味わいを持つ」というよりは「相互補完で一本の物語になる」という所が気になったかなぁと(漫画版では、華火の持っていたボタンに関するあたりが絵として伝わりづらかったり、小説版では一ヶ瀬の”予行演習”がどこにもつながらなかったり…)。
ただ、十本刀の -
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贔屓目に見ても傑作と言い切れないパラレル版。これと言って人にはオススメしないだろうけど、個人的には大好き。思い入れ補正が非常に強いけど、大好き。原作にも言えるけど、単行本中の作者コメントが非常に好きで、和月先生の人柄がたまらない。悩み続けて作ったるろ剣が、作者にとって究極の出来というわけではなく、悩みあがいて出てきた努力作だと感じられて、読者の叱咤の声に苦しむ実情を白状していたりと、作者自身の等身大感を尊敬。不器用に見えるその面がとても好き。作者コメントとしての内情吐露を見つつ作品を読める、そしてしっかりと面白いるろ剣はステキな作品だと思います