和月伸宏のレビュー一覧

  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 2

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    おそらく意図的に史実とのリンクと少年漫画的外連味の強化をやってて、当時ジャンプで連続で描くよりも、様々な連載を経た今改めて描かれているからこそ観れる物語という感じがして良い。

    また、前作が平和な時代に向かう物語だった一方今作では少し時間を経たせいか戦争の影が見え隠れする時代に向かい物語感もある。和月作以外の「るろ剣」はシリアスに、暗くなりがちだったけど明るさ、笑いを失わないでいてほしい(誰?は笑った)。

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    2019年02月24日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 1

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     白土三平『カムイ伝』、最終的にカムイと白い狼は蝦夷地へ渡り、シャクシャインの乱に参加する、という構想が早くから語られていた。
     北海道出身の私は、それはそれは楽しみにしていたものだ。
     ……しかし、待てども待てどもカムイは来ない。
     
     『剣心 北海道編』の構想を小耳にはさみ、おぉ、カムイが来ないなら、せめて剣心!と血が騒いだ。小樽には永倉新八がいるし、土方歳三だって何処かに生き残っているかもしれない。
     ようやく始まったと思ったら、作者を巡るトラブルで中断。このまま読めなくなるのでは? と危ぶんだ。
     しかし、めでたく再開。今後の展開が楽しみだ。

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    2019年02月20日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 2

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    折角函館が舞台だし、土方さんがうっかり出ないかなと思ってたら、不意打ちでがっつり登場して吹いた。
    嬉しい悲鳴。
    既に新選組の他のメンバーの名前も出てきてますし、斎藤さん以外の登場、今から楽しみである。
    シリアスの中にコメディを逐一挟んでくるから、緊張しすぎず、かたくなりすぎなくていいなあ。
    左之も合流してくれて、またいつものコンビで見られるのも嬉しい。
    十本刀も出てくるだろうし、今後は混沌としそうですが。
    着地点は今のところまだ見えない……

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    2019年02月07日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 1

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    とにかく、京都編直後くらい+現在のバランスにキャラデザインが戻っているのが凄い!
    序盤なのもあって、お話がどうこうというより同窓会的な雰囲気ですが、このさきも楽しみです。

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    2018年09月25日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 1

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    るろ剣は直撃世代。武装錬金もエバーミングも読んでいないので今の和月の方向性は知らないのでまずは素直に読んでみる。

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    2018年09月17日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 1

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    新キャラがわちゃわちゃしていて、未だ最北の地には足を踏み入れていない第1巻ですが、物語が軌道に乗り始めたらどう落ち着いて盛り上がりを見せてくれるのか楽しみ。新撰組からむのだろうか。斎藤さんの回想で見たい!

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    2018年09月07日
  • エンバーミング―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN― カラー版 6

    購入済み

    続巻が。。

    カラー版の続巻が出る気配すらありません。。

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    2016年12月15日
  • エンバーミング―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN― 10

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    ネタバレ

    和月さんの大問題作。

    前作「武装錬金」にはダークな描写が随分あったのですが、週刊少年ジャンプからジャンプSQに舞台を変えた結果、「ああ、アレでも随分抑えていたんだな」と変に納得しました。もう、アニメ化する気さらさら無いですよね、コレ(笑)。

    凄惨な描写はあまり好まないし、まして凄惨なストーリーは嫌いなのですが、それでもぐいぐい読ませてしまうのは、やはり和月伸宏さんという作家の才能なのでしょう。

    物語は複数の人造人間の愛憎が入り混じる形で展開されていきますが、でも実のところ、キャラクターとして思い入れがあるのは人造人間より生身の人間。アバーラインが面白くて、格好良くて。最後、あんなコマに泣

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    2016年08月28日
  • エンバーミング―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN― カラー版 1

    購入済み

    待ち続けて

    いつになったら続巻でるのやら。。

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    2016年05月09日
  • エンバーミング―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN― 10

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    「こんな終わりだったらいいな…」と思いながら追いかけていた作品でした。結果として、見事に予想を全て上回り、ひたすら良い方に裏切り続けるという終わり方をしてくれました。非常に良かった。
    若干早いペースで進んでいく終盤のストーリーに驚いたものの、振り返ってみればスピード感があってそれもまた味だったなと思います。
    もう終わってしまったのか…という気持ちと、すっきり終わらせてくれてありがとうの気持ちで一杯です。和月先生、お疲れさまでした。

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    2016年04月20日
  • エンバーミング―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN― 9

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    そういうことだったのか!非常に大きな衝撃を受けた巻。アシュヒトと”エルム”の物語にひとつの終止符が打たれました(目が潤みっぱなし)。アホ可愛いエルムちゃん大好きだー!今後の展開が非常に気になります。

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    2016年03月22日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 28

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    完結。

    左之助と恵さん結ばれるかと勝手に盛り上がってたけど
    微塵もそんなことはなかった(笑)

    やっぱ左之助好き。一番かっこいい。
    そして剣心と左之の友情ね。

    唯一の 友人 っていうとこ大好き。
    ありがとうございました、るろ剣。

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    2015年09月13日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 18

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    ネタバレ

    京都編おわったー。由美の最期のシーンは覚えてたなあ。たぶんこの辺までは読んだことあるのだ。ここからは未踏。

    ■剣心vs宗次郎
    ・剣心同様、速さが売りの宗次郎。あと、感情欠落。これには辛い過去あり。
    ・辛い境遇の宗次郎を救ってくれたのは、志々雄が与えてくれた強さ。弱肉強食教に染まる。
    ・剣心に負け、不殺の剣心の方が正しかったのかと得心しそうになる宗次郎。剣心は、勝ったものが正しいとするのでは志々雄と変わらぬでござるよ、と答えを出させない。
    ・宗次郎、旅に出る。お世話になった志々雄への置き土産は、剣心から喰らった奥義なんとかの詳細情報。

    ■剣心vs志々雄
    ・なんかいろいろ技を繰り出したり、見切

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    2015年09月13日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 15

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    ネタバレ

    単行本中のコラムで作者も書いていましたが、ジャンプの王道とも言うべきバトルによる物語展開が続きます。
    「少年読者は喜び、少女読者からは不評」という反応だったそうですが、私もバトルシーンは好物ではありません。
    でも、バトルの中にも対話が多く、実質舌戦では…というようなものまであり、私のような少女(笑…って済ませて)読者でも楽しめてしまいました。
    (そういえば先日、女の人は小学生のときと同じ漫画そんなに読まないけど、男の人っていつまでも少年ジャンプ読んでるよね~って話で盛り上がりました。)


    ■志々雄アジト乗り込み前
    ・葵屋にて。意識を取り戻した翁から、蒼紫を君の手で殺してくれと頼まれる剣心。い

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    2015年09月12日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 12

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    ネタバレ

    ご一行、京都着。
    神谷道場にいるときのヘタレ剣心も好きでしたが、比古さんといるときの生意気剣心も良かったです。

    ■逆刃刀探し
    ・新月村での宗次郎との戦いで折れた逆刃刀。新しい逆刃刀を求めて、逆刃刀の作者赤空の息子青空のもとを訪ねるが、平和を愛する青空はもう刀は作っていない。諦める剣心。
    ・志々雄が部下の精鋭隊「十本刀」というのを集結させつつある。そのうちのひとり、大阪の張というのが、赤空の最後の一振りを狙って青空一家のもとにやってきて息子をさらう。
    ・張vs剣心、勝ち、最後の一振りを受けとる。逆刃刀だった。不殺の精神続行。張も生きてて、警察に引き渡し。

    ■剣心と比古清十郎
    ・薫と弥彦、京都

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    2015年09月10日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 9

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    ネタバレ

    はじめ敵として現れた斎藤は好きになれなかったけど、ここへ来て少しずつ魅力がわかるようになってきました。
    しかも妻がいたんですね。

    ■京都へ向かう面々
    ・左之助。お前は弱いということを、斎藤、そして剣心によって思い知らされた左之助。修行しながら京都へ向かう。道中、破戒僧安慈と出会ってなんとかいう技を伝授してもらってパワーアップ。でもその安慈は実は志々雄派みたいで、いずれふたりの対決がありそうな伏線。
    ・薫と弥彦。剣心にさよなら言われていじけてた薫だが、さよならも言われなかった恵に一喝されて旅立ちを決意。ここのやりとり良かったなあ。弥彦も若いのにぶれなくて素敵です。これから京都で超人たちが繰り広

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    2015年09月03日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 4

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    ネタバレ

    ヒロイン薫を相対化する第二の女、恵。
    かつて人を(間接的にであれ)殺めたことがある、という十字架をそれぞれ背負う剣心と恵。
    そこに、無邪気な平和主義者薫は入り込めないよな~、という思いと、そんな薫だからこそ剣心を救えるのだろうな~、という思いと。
    15年前にはこんなこと考えなかったな…。

    大まかな備忘メモ。

    ■恵編
    ・会津戦争で家族を亡くし独りになった恵、医学の心得があるのだが、いろいろあって阿片ビジネスの片棒を担がされている。元締めの実業家、武田観柳から逃げ出してしばし剣心たちに匿われるが、彼らに災いが及ぶことに気づいて観柳の元に戻る。剣心たち、救出にいく。
    ・観柳邸で待ち受けるのは御庭

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    2015年09月03日
  • るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 2

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    ネタバレ

    薫や剣心の掲げる「不殺」の誓い(薫が師範代を務める道場も、「人を活かす剣」がコンセプト)。
    そんなの現実味のない甘ったれた綺麗事だ!ということを度々各方面から言われます。
    でもその度に剣心は、たとえ綺麗事でもそれがいいんだ、それを目指すんだ、ということを語るのですが、なんだか憲法九条の議論と重なるなあ、と思って読んでいます。

    以下、大まかな備忘メモ。

    ■斬左編
    ・左之助が仲間に。左之助は少年時代、赤報隊にいた。
    ・赤報隊は鳥羽伏見の戦いのあと結成された草莽部隊。維新政府の布告した年貢半減令を宣伝しながら諸藩の官軍への協力を促す働きをしたが、その後財政難の官軍に「偽官軍」として切り捨てられ、

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    2015年09月02日
  • エンバーミング―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN― 10

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    いろいろあったけど、これにて終幕。大人の事情で、中断あったのがやはり残念は残念。
    いや、るろ剣は楽しみましたけどね。

    ラスボス死体卿。やはりというか、なんというかフル装備となりました。まぁ、万能細胞なので。万能という言葉だけで楽しみました。
    そういえば、ipsじゃない方のSTAP細胞。実は、こっそり実在するんじゃ、と期待しています。何十年後かに発見されそうな気が。その時になって、STAP細胞が再評価されたりしてさ。ま、名称は変わると思うけど。あの人の名誉は回復されないかもしれないけれど、ありそうな展開とは思いますね。妄想ですけどね。

    ジュビロ伯爵とのコラボにニヤニヤしつつ、3人のフランケン

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    2015年06月12日
  • エンバーミング―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN― 10

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    ネタバレ

    ヒューリーの異形……これなのか!!

    …っていうのが一つの驚き。で、もう一つは……キュレーターさん、ここにも出てくるんかw いや、違和感ないけどさぁw

    さて。ついに最終巻。
    まだ話は続けられたのに…というのが正直なところですが。でも、話としてはこれ以上の敵を出すのは冗長になるだけでしょうし、区切りとしては良かったのかもしれません。

    と。何やらダメ出しをしているようですが、話としては非常に熱く盛り上がり、かつ切なく幕を引いた良いものでした。

    ラスボス・死体卿のインチキくささとその圧倒感は凄まじかった。ネタとしても納得いくものでしたし。確かにこの力ならラスボス足りうると。
    それに抗するヒュー

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    2015年05月09日