和月伸宏のレビュー一覧
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ネタバレ和月さんの大問題作。
前作「武装錬金」にはダークな描写が随分あったのですが、週刊少年ジャンプからジャンプSQに舞台を変えた結果、「ああ、アレでも随分抑えていたんだな」と変に納得しました。もう、アニメ化する気さらさら無いですよね、コレ(笑)。
凄惨な描写はあまり好まないし、まして凄惨なストーリーは嫌いなのですが、それでもぐいぐい読ませてしまうのは、やはり和月伸宏さんという作家の才能なのでしょう。
物語は複数の人造人間の愛憎が入り混じる形で展開されていきますが、でも実のところ、キャラクターとして思い入れがあるのは人造人間より生身の人間。アバーラインが面白くて、格好良くて。最後、あんなコマに泣かされるとは思わなかったなあ…。
正直、ほじくれば多少の粗が出てくる作品でもあるのですが、その点は最終巻あとがきでご本人が全部分かっていらっしゃるという点がまた面白かったです(ひねくれた読み方しているなあ)。問題作だけど、渾身の問題作。1巻で振り落とされなかった方は、ぜひ最後まで走り切って頂きたいです。 -
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ネタバレ京都編おわったー。由美の最期のシーンは覚えてたなあ。たぶんこの辺までは読んだことあるのだ。ここからは未踏。
■剣心vs宗次郎
・剣心同様、速さが売りの宗次郎。あと、感情欠落。これには辛い過去あり。
・辛い境遇の宗次郎を救ってくれたのは、志々雄が与えてくれた強さ。弱肉強食教に染まる。
・剣心に負け、不殺の剣心の方が正しかったのかと得心しそうになる宗次郎。剣心は、勝ったものが正しいとするのでは志々雄と変わらぬでござるよ、と答えを出させない。
・宗次郎、旅に出る。お世話になった志々雄への置き土産は、剣心から喰らった奥義なんとかの詳細情報。
■剣心vs志々雄
・なんかいろいろ技を繰り出したり、見切ったりかわしたりかすったりくらったりが当然ありつつ。
・意見交換もしつつ。部下の面々たちはなんだかんだ言って「話せば(そして斬れば)わかる」感じでしたが、さすがに志々雄さんとは相容れず。
・志々雄の傍にいつも侍っている由美、志々雄の盾(ちょっと違うけど)となり死亡。それも愛。
・お互いヘロヘロになって、剣心も、もう志々雄も再起不能だろうからこれでよしかな、と思ったところ、志々雄の体が発火し死亡。明治政府による抹殺未遂のときの火傷が原因。
■京都編エピローグ
・改心(?)したり退散したりした十本刀たち、それぞれの場所で生きている。大阪の張はなんと斎藤と同僚?、警官(というか密偵)に。その他、同じように明治政府のなかで特技を活かして任に就いているもの数名。安慈は死刑は免れたが25年刑務所入り。宗次郎と壱腕坊は行方知れず。方治は獄中で自害。
・剣心、京都で誰かの墓参り。
・剣心の治療のため京都へ来ていた恵、薫に敗北宣言。剣さんを死地から連れ戻せるのはあんただけなのよ、と。
・ひたすら座禅を組む蒼紫。
・そして東京へ帰るみなさん。 -
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ネタバレ単行本中のコラムで作者も書いていましたが、ジャンプの王道とも言うべきバトルによる物語展開が続きます。
「少年読者は喜び、少女読者からは不評」という反応だったそうですが、私もバトルシーンは好物ではありません。
でも、バトルの中にも対話が多く、実質舌戦では…というようなものまであり、私のような少女(笑…って済ませて)読者でも楽しめてしまいました。
(そういえば先日、女の人は小学生のときと同じ漫画そんなに読まないけど、男の人っていつまでも少年ジャンプ読んでるよね~って話で盛り上がりました。)
■志々雄アジト乗り込み前
・葵屋にて。意識を取り戻した翁から、蒼紫を君の手で殺してくれと頼まれる剣心。いや、蒼紫の安息の地は死ではない、ここである、拙者が連れて帰る、と約束。操、なみだ。
・剣心、左之助、斎藤の三人で出発。他の人は葵屋の守り。薫、恵から預かった傷薬を剣心に渡す。東京にみんなで一緒に帰ろうねと約束。
・志々雄サイド。方治覚醒。前にも、志々雄にジュッてされて覚悟が決まるみたいなそれでどうしたって感じのエピソードはあったが、今度はもう少し具体的。汚れ役は全て引き受けて志々雄に栄光をというポジションに目覚めた。爪剥がしたりして痛怖いシーン。
■左之助vs安慈
・お前の救世は救世じゃねえ!で安慈の負け。
■斎藤vs宇水
・宇水、前振りのわりに情けない。心理戦で既に負けてる。斎藤に真っ二つにされる。悪即斬こわ!
■剣心vs蒼紫
・四人のためとか言っていつの間にか四人のせいにしてるだろ!と蒼紫、諭される。
■弥彦vs蝙也
・弥彦、強い!しかも機転で勝つ。弥彦けっこう好きです。いちばんまともですよね。
■薫&操vs鎌足
・女対オカマ、でも恋する心は同じ。薫という女の子を好きになれるかなれないか難しいところだなっていつも思って読んでるんですが、戦う(相手を殺すんでなく、制す)薫は素敵でした。
■比古さんvs才槌&不二
・女子どもたちだけで十本刀の一部をやっつけちゃっちゃあどうなのってことか。最後は超人対決。比古さん最強。 -
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ネタバレご一行、京都着。
神谷道場にいるときのヘタレ剣心も好きでしたが、比古さんといるときの生意気剣心も良かったです。
■逆刃刀探し
・新月村での宗次郎との戦いで折れた逆刃刀。新しい逆刃刀を求めて、逆刃刀の作者赤空の息子青空のもとを訪ねるが、平和を愛する青空はもう刀は作っていない。諦める剣心。
・志々雄が部下の精鋭隊「十本刀」というのを集結させつつある。そのうちのひとり、大阪の張というのが、赤空の最後の一振りを狙って青空一家のもとにやってきて息子をさらう。
・張vs剣心、勝ち、最後の一振りを受けとる。逆刃刀だった。不殺の精神続行。張も生きてて、警察に引き渡し。
■剣心と比古清十郎
・薫と弥彦、京都着。操とばったり、剣心の居どころわかる。
・剣心はかつての師匠、比古清十郎と会って、不殺のまま志々雄を倒すため、なんたらいう奥義を伝授してくれと頼む。その辺で薫たちと再会。ほっとしたり寂しかったり。
・比古さんと思い出語りやぶつかり合いなど経てなんたらいう奥義を会得。お前に足りないのは生きようとする意志だと指摘される。自分のことも大事にせんとあかんよと。薫をはじめ、いろんな人のことを思い出す剣心。まだ、死ねない!
■操と蒼紫
・蒼紫は宗次郎に導かれて志々雄と会合、剣心を倒す目的で同盟。剣心の居どころを聞き出すため操の育ての親の翁(この人も元御庭番衆の強者)の営む旅館、葵屋を襲撃。
・薫と弥彦から、剣心と蒼紫のことを聞いた操。蒼紫vs翁の対決の場に、二人を止めるため駆けつける。が、間に合わず。翁瀕死。
・葵屋の従業員たちもみな元御庭番衆。傷心の操だが、たとえ敵が蒼紫であっても御庭番衆は私が守る!ということで新・御頭に勝手に就任。
・蒼紫はいつか剣心と戦うため、志々雄のアジトで待つと言い残して去る。
■斎藤と左之助
・張の捕らえられている警察署で左之助(これも喧嘩して捕らえられてる)と斎藤再会。
・やかましい張と左之助の小競り合いなどありつつも、張から志々雄の動きに関してふたつのことを聞き出す。1、宇水ってやつがめちゃ強い。2、京都を火の海にしようとしている。
・京都を守らねばということで、左之助と斎藤合意。いやー、新撰組だった斎藤さんが生き延びてこんなことしたり言ったりしてるなんて、胸アツですね。
■京都大火
・京都大火決行の日、十本刀(とその他大勢の志々雄軍)が京都で火をつけたり暴れたりするが、操率いる御庭番衆の働きで、なんとか大火は防ぐ。
・志々雄の真の狙いは、京都大火の裏で大阪湾から出向して東京に攻めいることだと気づいた剣心・斎藤・左之助は、一路大阪湾へ。
・戦いになって、剣心組勝利。志々雄は、比叡山にある俺のアジトで決着つけようぜと去る。その場で倒せばいいのに、敵の下っぱであれ犠牲者を出したくないでござるよ、と剣心合意。 -
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ネタバレはじめ敵として現れた斎藤は好きになれなかったけど、ここへ来て少しずつ魅力がわかるようになってきました。
しかも妻がいたんですね。
■京都へ向かう面々
・左之助。お前は弱いということを、斎藤、そして剣心によって思い知らされた左之助。修行しながら京都へ向かう。道中、破戒僧安慈と出会ってなんとかいう技を伝授してもらってパワーアップ。でもその安慈は実は志々雄派みたいで、いずれふたりの対決がありそうな伏線。
・薫と弥彦。剣心にさよなら言われていじけてた薫だが、さよならも言われなかった恵に一喝されて旅立ちを決意。ここのやりとり良かったなあ。弥彦も若いのにぶれなくて素敵です。これから京都で超人たちが繰り広げるであろう戦いのなかで、この一般人コンビ、どう立ち振る舞うのか?
・蒼紫。剣心の京都行きを聞いてこの人も京都へ。斎藤とも絡み、志々雄からもスカウトされ断るが、今後どう出るか。
・山のなかで出会ったくノ一の操。元御庭番衆で、蒼紫に恋慕。京都の家に帰るということで、旅は道連れ。
■新月村編
・沼津の辺りの村。政府に見捨てられ人知れず志々雄派に統治されている。そういう村が既にいくつかある。「東京で売られている新しい地図では、この村の名前が消えている」というの、ぞっとした。
・湯治に来ていた志々雄と早くも対面。京都で待ってるのかと思ったら以外とフットワーク軽い…。しかも最後、秘密の地下通路みたいなので京都へ帰ったっぽい。
・沖田モチーフな新キャラ、瀬田宗次郎。志々雄の側近、喜怒哀楽のうち楽以外の感情が欠落している。司馬遼太郎『新撰組血風録』の沖田のイメージらしい。この人と剣心、戦うが、決着はお預け。様子を見に来た(?)斎藤に、人斬りに戻らないと志々雄の手下すら倒せないよと釘を刺される。
・この村の少年栄次の復讐というテーマも。捨て身で仇討ちをしようとする栄次に、そんなことより立派な大人になって幸せになれと諭す剣心。 -
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ネタバレヒロイン薫を相対化する第二の女、恵。
かつて人を(間接的にであれ)殺めたことがある、という十字架をそれぞれ背負う剣心と恵。
そこに、無邪気な平和主義者薫は入り込めないよな~、という思いと、そんな薫だからこそ剣心を救えるのだろうな~、という思いと。
15年前にはこんなこと考えなかったな…。
大まかな備忘メモ。
■恵編
・会津戦争で家族を亡くし独りになった恵、医学の心得があるのだが、いろいろあって阿片ビジネスの片棒を担がされている。元締めの実業家、武田観柳から逃げ出してしばし剣心たちに匿われるが、彼らに災いが及ぶことに気づいて観柳の元に戻る。剣心たち、救出にいく。
・観柳邸で待ち受けるのは御庭番衆。これは(この物語上では)幕府の隠密的な役職で、徳川慶喜が恭順を決め込んだせいで自分達が戦えず、そのせいで幕府側が負けたんだという理屈でくすぶっている。観柳のためでなく、人斬り抜刀斎として恐れられた剣心を倒すことによって「俺たちが最強だ」と証明したいという理由で、剣心たちの前に立ちはだかる。
・御庭番衆の御頭である蒼紫を慕う手下たち。それぞれ、捨て子だったり裏切者だったりという暗い過去があり、御頭に拾われた恩がある。
・蒼紫組と剣心組の戦い、結局剣心組が勝つが殺さない。御庭番衆御頭だった蒼紫は明治政府のいろんな組織から引く手あまただったが、はみ出し者の手下たちを見捨てて仕官するなんていう裏切り行為はできないから全て無視。全員まとめて引き取ってくれるからという理由だけで観柳の元にいた。戦うしか能のない手下たちに、戦いの場を与え、最強の証を得させたかった。ということを語る。
・観柳は浅い男で、怖くなったのでガトリングガンで蒼紫組も剣心組も一掃しようとする。蒼紫をかばって手下たちは死ぬ。ショックを受ける蒼紫に、剣心「お主が自分を許せぬなら、いつか必ず拙者を倒し、その者らに最強の二文字を与えてやれ」。
・一方、阿片製造をやらされていた罪を死んで償おうとする恵に、剣心「それもひとつの償い方ではあるが、それで死んだ者が生き返るでなし、それよりもより多くの人のために剣を振るう、そうして人斬り抜刀斎は今を生きておるよ」。恵は医者として生きることを決意。 -
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ネタバレ薫や剣心の掲げる「不殺」の誓い(薫が師範代を務める道場も、「人を活かす剣」がコンセプト)。
そんなの現実味のない甘ったれた綺麗事だ!ということを度々各方面から言われます。
でもその度に剣心は、たとえ綺麗事でもそれがいいんだ、それを目指すんだ、ということを語るのですが、なんだか憲法九条の議論と重なるなあ、と思って読んでいます。
以下、大まかな備忘メモ。
■斬左編
・左之助が仲間に。左之助は少年時代、赤報隊にいた。
・赤報隊は鳥羽伏見の戦いのあと結成された草莽部隊。維新政府の布告した年貢半減令を宣伝しながら諸藩の官軍への協力を促す働きをしたが、その後財政難の官軍に「偽官軍」として切り捨てられ、隊長であり左之助の心の師である相楽総三は斬首、晒し首。という実在の事件が背景に。
・左之助はそういうわけで維新志士を恨んでいる。剣心にもそういう事情で戦いを挑むが、戦闘&語りにより、剣心は口先だけのイカサマ維新志士とは違うぞと。
・左之助の背中の悪一文字は、悪者にされた赤報隊という忘れられない過去の象徴。
■黒傘編
・鵜堂刃衛という狂った人斬りが敵。刃衛は元新撰組隊士で維新志士を何人も斬ったが、不要の殺人も繰り返したため隊内で粛清されそうになるが、逆に返り討って新撰組を逃走。その後維新志士側の人斬りとして登場。明治になった今は、栄職に就いている元維新志士を次々と狙う殺人鬼として恐れられている。あるのは殺人欲だけ、という男。
・こいつとの戦いの場に、ヒロイン薫が剣心を心配するあまり来てしまう。まんまと危険にさらされ剣心怒りのボルテージ急上昇。不殺の誓いを破りそうになる。
・人を守るために剣を振るう優しい剣心を好きな薫は、自分を守るために目の前で「人斬り抜刀斎」に戻ってしまいそうな剣心に向かって「アカン!」と(標準語で)叫ぶ。それによって、薫にかかっていた術の仕組みの絡みとかもまあ色々あったりして、剣心も不殺の剣心に戻る。
・剣心との戦いで既に右手を使えなくなってる刃衛は自害。その際、自分が昨今行った殺人も、実は政府の要人からの依頼によるものであることを吐露。かつてのようにおおっぴらに殺人はできないけれども殺したい人はたくさんいる維新政府と、殺人の虜になってしまっている刃衛との利害が一致してのこと。うわべだけは平和で平等かもしれないが、世の中なにも変わっちゃいないし、人斬りも死ぬまで人斬りなのさ、という刃衛の今際の言葉。 -
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いろいろあったけど、これにて終幕。大人の事情で、中断あったのがやはり残念は残念。
いや、るろ剣は楽しみましたけどね。
ラスボス死体卿。やはりというか、なんというかフル装備となりました。まぁ、万能細胞なので。万能という言葉だけで楽しみました。
そういえば、ipsじゃない方のSTAP細胞。実は、こっそり実在するんじゃ、と期待しています。何十年後かに発見されそうな気が。その時になって、STAP細胞が再評価されたりしてさ。ま、名称は変わると思うけど。あの人の名誉は回復されないかもしれないけれど、ありそうな展開とは思いますね。妄想ですけどね。
ジュビロ伯爵とのコラボにニヤニヤしつつ、3人のフランケンシュタインの終わりと始まりで終幕。
大願成就したとはいえ、最後までヒューリーは悲しみしかなかったですね。
次回作に期待。 -
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ネタバレヒューリーの異形……これなのか!!
…っていうのが一つの驚き。で、もう一つは……キュレーターさん、ここにも出てくるんかw いや、違和感ないけどさぁw
さて。ついに最終巻。
まだ話は続けられたのに…というのが正直なところですが。でも、話としてはこれ以上の敵を出すのは冗長になるだけでしょうし、区切りとしては良かったのかもしれません。
と。何やらダメ出しをしているようですが、話としては非常に熱く盛り上がり、かつ切なく幕を引いた良いものでした。
ラスボス・死体卿のインチキくささとその圧倒感は凄まじかった。ネタとしても納得いくものでしたし。確かにこの力ならラスボス足りうると。
それに抗するヒューリー。…登場までに伏線がないのは痛いところで唐突感は否定できませんが、出番としてはここしかないという状況なので良しとしましょう。
ジョンが若干前座になってしまってるのが残念ではありますが…。
で。
ついに解き放たれるヒューリーの新たな力!
でもそれ運動神経特化じゃねぇな?!w
もうホント、ツッコミ所バリバリなんですけど、とにかくカッコイイ&熱いので許せてしまう勢い。
恐らく、改造に入る前の状況から鑑みて、「もういっその事、全部とっぱらってしまうか」って発想からきてるとは思うんですが、ほんと思い切ったことするもんだ。やっぱり人造人間に関わる人間は(以下略
ともあれ、アクションとしては派手かつ能力もカッコイイので、できればもう1話くらい見てみたかった。種明かしの前に色々とできたと思うんですよねぇ。いきなりドカーンじゃなくて、まずは改造前の運動神経特化と同じように高速移動をキーにして戦って、「何だ、前と変わってないじゃないか」と思わせつつ、実は全然別物だった!とひっくり返したりとか。
いや、インパクトで言えばこれでよかったのかもしれないけれど。
ジョンも最後に見せ場あったし。…なるほど。確かにそれも血液特化だわ。そして強力だ。
あと、リリーがホントに悲しい。自我も記憶も何もかもを蔑ろにされ、利用され…最後は信じていたものに縋る。
少しだけピーベリーと触れ合えたのが救いなのだろうかなぁ…。
ホントに良い子だっただけに…切ないですね。
対して。
何だかんだで、ヒューリーはいい結末を迎えたのかな、と。
絵としてはエグいことこの上ないんですけどねぇ…。
そんなこんなで、色々と思うところはありますが、いい作品でした。
次回作にも期待しています。 -
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所々中断があったりしてやきもきしたものの、見事完結。
実に和月先生らしい、考えぬかれたネタと閃きとがふんだんに盛り込まれた作品。いやぁ、ヒューリー最終回までに間に合って良かったね…
ということで本作は「群像劇」であることは再三語られてきたことですが、そこらへんがイマイチ判りづらかったのが難点かなぁ。あまり同時進行しているエピソードが少なく、単に「主人公が変わった」くらいの感じだったんですよね…あと、「死体卿を倒して終わりで本当に良かったのかな…」というのがちょっと引っかかったり。これは途中忘れていたりしている部分があると思うので、特にジョンドゥとピーベリーのエピソードはもう一度読んでみる必要がありそうです。