和月伸宏のレビュー一覧
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ネタバレヒロイン薫を相対化する第二の女、恵。
かつて人を(間接的にであれ)殺めたことがある、という十字架をそれぞれ背負う剣心と恵。
そこに、無邪気な平和主義者薫は入り込めないよな~、という思いと、そんな薫だからこそ剣心を救えるのだろうな~、という思いと。
15年前にはこんなこと考えなかったな…。
大まかな備忘メモ。
■恵編
・会津戦争で家族を亡くし独りになった恵、医学の心得があるのだが、いろいろあって阿片ビジネスの片棒を担がされている。元締めの実業家、武田観柳から逃げ出してしばし剣心たちに匿われるが、彼らに災いが及ぶことに気づいて観柳の元に戻る。剣心たち、救出にいく。
・観柳邸で待ち受けるのは御庭 -
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ネタバレ薫や剣心の掲げる「不殺」の誓い(薫が師範代を務める道場も、「人を活かす剣」がコンセプト)。
そんなの現実味のない甘ったれた綺麗事だ!ということを度々各方面から言われます。
でもその度に剣心は、たとえ綺麗事でもそれがいいんだ、それを目指すんだ、ということを語るのですが、なんだか憲法九条の議論と重なるなあ、と思って読んでいます。
以下、大まかな備忘メモ。
■斬左編
・左之助が仲間に。左之助は少年時代、赤報隊にいた。
・赤報隊は鳥羽伏見の戦いのあと結成された草莽部隊。維新政府の布告した年貢半減令を宣伝しながら諸藩の官軍への協力を促す働きをしたが、その後財政難の官軍に「偽官軍」として切り捨てられ、 -
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いろいろあったけど、これにて終幕。大人の事情で、中断あったのがやはり残念は残念。
いや、るろ剣は楽しみましたけどね。
ラスボス死体卿。やはりというか、なんというかフル装備となりました。まぁ、万能細胞なので。万能という言葉だけで楽しみました。
そういえば、ipsじゃない方のSTAP細胞。実は、こっそり実在するんじゃ、と期待しています。何十年後かに発見されそうな気が。その時になって、STAP細胞が再評価されたりしてさ。ま、名称は変わると思うけど。あの人の名誉は回復されないかもしれないけれど、ありそうな展開とは思いますね。妄想ですけどね。
ジュビロ伯爵とのコラボにニヤニヤしつつ、3人のフランケン -
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ネタバレヒューリーの異形……これなのか!!
…っていうのが一つの驚き。で、もう一つは……キュレーターさん、ここにも出てくるんかw いや、違和感ないけどさぁw
さて。ついに最終巻。
まだ話は続けられたのに…というのが正直なところですが。でも、話としてはこれ以上の敵を出すのは冗長になるだけでしょうし、区切りとしては良かったのかもしれません。
と。何やらダメ出しをしているようですが、話としては非常に熱く盛り上がり、かつ切なく幕を引いた良いものでした。
ラスボス・死体卿のインチキくささとその圧倒感は凄まじかった。ネタとしても納得いくものでしたし。確かにこの力ならラスボス足りうると。
それに抗するヒュー -
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所々中断があったりしてやきもきしたものの、見事完結。
実に和月先生らしい、考えぬかれたネタと閃きとがふんだんに盛り込まれた作品。いやぁ、ヒューリー最終回までに間に合って良かったね…
ということで本作は「群像劇」であることは再三語られてきたことですが、そこらへんがイマイチ判りづらかったのが難点かなぁ。あまり同時進行しているエピソードが少なく、単に「主人公が変わった」くらいの感じだったんですよね…あと、「死体卿を倒して終わりで本当に良かったのかな…」というのがちょっと引っかかったり。これは途中忘れていたりしている部分があると思うので、特にジョンドゥとピーベリーのエピソードはもう一度読んでみる必要が -
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アシュヒト&エルム編、ひとつの到達点。
ヒューリーの物語、アシュヒト&エルムの物語、ジョン・ドゥの物語…群像劇である本作ですが、実はクライマックスの場所が微妙にズラされて、それぞれがこの長い物語の途中途中のフックとなっていた、ということにようやく気付きました。だから因縁の相手、レイス戦が比較的中盤に発生し、決着がついてたんですなぁ。正直、あの時点では「もっと引っ張れよ!」と思っていたんですが、あそこで、ヒューリーの物語はひとつの到着点にたどり着いていたのですな…
それぞれのキャラクターの執着、因縁、またその衝突…引き伸ばしの無い、実に密度の高い展開が続いています。単純に、死体卿を倒して終わり -
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『るろうに剣心』の新作読み切りです。
本作品は、
駒形由美と志々雄真実の出会ぃと馴れ初めを、
短編漫画1本と、これを肉付けし、補完した、
中編ノベライズ1本のセットで描いています。
原作本編(連載)で、
なぜ、志々雄と由美の絆は、深かったのか…?
なぜ、最後に志々雄は、由美は刺したのか…?
その理由となる背景が、描かれています。
本編での志々雄一派は、
人間性の欠片もなぃ残虐非道のテロ集団ですが、
本作品では、その志々雄や十本刀らの人間性が、
きちんと描かれており、とてもよかったです。
特に、小説版のメインフレームとなった、
本作のキーパーソンである由美の妹分の華火と、
佐渡島方治との -
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ビーム来た!ビーーーーーム!!眼からビームのタイガーリリィです。
ウンゲホイヤーとの格闘戦なんて、眼からビームの衝撃興奮に比べたら、なんのことはない。
ポーラールートの戦闘もいよいよ佳境。機能特化型フランケンシュタインも、タイガーリリィのほかには死体卿ことトート・シャッテン残すのみ。
で。死体卿の機能特化ってなんなんでしょ?
名前に意味あるのかな、と思って調べてみたら「トート」は死。「シャッテン」は影だそうで。
「死の影」というネーミングです。でも、機能の説明とはいかず。ま、そりゃそうだ。なかなかのラスボス扱いされている死体卿。名前ぐらいでネタバレしてちゃ話になりませんな。
「死の影」ねぇ。