あらすじ
明治十年晩秋、東京府新吉原に現れた志々雄真実と二人の部下。初めて結集される十本刀が交戦する相手とは…!? 駒形由美や十本刀との邂逅を描いた、志々雄真実の組織旗揚げの物語!! ※本電子書籍にはマンガ・小説・キャラクター解説が含まれております。1ページ毎の画像表示となるため、小説部分も含め、文字サイズ等の設定を変更することができません。ご了承ください。
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るろうに剣心と言えば私の青春そのもの。
マンガのみならずアニメで放映されていた時代では毎週が楽しみでした。
オトナになってから、マンガ、DVD、OVAすべて集めるほど。
かなりのるろうに剣心ファンの一人と自負している私。
何度も何度も読み直し、やはり一番好きなのは京都編であると声を大にしてお伝えします。
やはり志々雄さまが一番。
そんな大好きな志々雄さまと由美さんとの出会いは、今まで詳細が語られてこなかったとても気になる部分でした。
本作では由美さんの過去、そして志々雄さまとの出会いまでのすべてが明らかに。
まさかそんな出会い方をしていたとは!!と驚きを隠せないものの、何か…すこし志々雄さまの「人間味」という新しい一面を感じることができるお話です。
上記マンガの他、本作では小説や志々雄さまを含めた各十本刀のキャラクター解説も盛りだくさん!
るろうに剣心ファンは必見です!!
感情タグBEST3
志々雄様万歳
るろ剣の裏主人公であらせられる志々雄様のスピンオフというか前日譚というか、ファンなら垂涎ものであることは間違いない
るろ剣の世界を更に楽しめてすばらし
志々雄真実
十本刀初陣
対剣心一行じゃないので当然ながら圧倒的です 笑
わかってても読んでて面白いですね
宗次郎の縮地をそこで使うのか…など読んでて面白いポイントも散りばめられつつ志々雄真実の話なので弱肉強食もちゃんと描かれてるなというオススメ作品です
志々雄真実と由美
まさか本編の最後の2人が前からあんな約束をしていたなんて知らなかった。由美の言葉にぐっときたなぁ。志々雄は女を見る目あるなぁ。
そしてほうじもちゃんと人間だったんだなぁ…。ずーと変な人だと思ってだし。
小説も面白かった。
まさか爆弾作った人にあんな過去があったとは。
数奇な運命
Posted by ブクログ
くろさき先生が方治大好きなのはよくわかった。
俺も好きです。
見た目の印象とは裏腹になかなか感情表現が豊かで、それが志々雄の組織自体の魅力につながっている。
そういった意味で、京都編が他と比べて評価が抜けて高いのは志々雄だけでなく方治が居てこそだったのだろうなと今改めて思う。
Posted by ブクログ
流石に尺が足りてない。
剣心と戦う前の前日譚なので強い相手を用意しにくいとしても、流石に敵役が雑魚過ぎるんですよねぇ…。
ともあれ、由美が志々雄につき従う…というか惚れる理由については納得のいくエピソードになっているかと。
壮絶でしたからねぇ…あのシーンは。
Posted by ブクログ
「るろうに剣心」の番外編で、志々雄真実と駒形由美出会いと、十本刀の招集という組織旗揚げを描いた物語で、読みごたえがありました。特にラスト近くの志々雄と由美のやり取りにシビレました。
また、表題作に加えて小説が収録されており、内容は漫画と同時期の時系列なのですが、志々雄の参謀である方治の視点からの内容になっており、由美の妹分である華火(はなび)が亡くなったことに対する喪失感や十本刀への尊敬などの心情が分かり、なかなか良かったです。
しかし、できれば、漫画と小説を一緒にせず分けて出版したほうが良かったのではないかと思いました。
Posted by ブクログ
映画で有名になった志々雄が主人公のスピンオフ漫画。いや、むしろ駒形由美のスピンオフと言えるかもしれません。(/ω\)
10本刀の活躍も、もう少し見たかったな~と思いつつも、全体的に満足度の高い1冊でした!
キャラのバックボーンを知ってから再度本編を読むと、また違った趣が出てきますね。
Posted by ブクログ
『るろうに剣心』の新作読み切りです。
本作品は、
駒形由美と志々雄真実の出会ぃと馴れ初めを、
短編漫画1本と、これを肉付けし、補完した、
中編ノベライズ1本のセットで描いています。
原作本編(連載)で、
なぜ、志々雄と由美の絆は、深かったのか…?
なぜ、最後に志々雄は、由美は刺したのか…?
その理由となる背景が、描かれています。
本編での志々雄一派は、
人間性の欠片もなぃ残虐非道のテロ集団ですが、
本作品では、その志々雄や十本刀らの人間性が、
きちんと描かれており、とてもよかったです。
特に、小説版のメインフレームとなった、
本作のキーパーソンである由美の妹分の華火と、
佐渡島方治との交流と悲哀は、よかったですね。
志々雄や志々雄一派の印象が、変わりました…。
志々雄らの原作特有のコミカルな演出には、
賛否が、多少分かれるかもしれませんが…、
ボクは、よぃ方向に印象が変わりましたね。
本作品は、るろ剣の世界観を変えるかも…。
本編に対する本作品の価値は、高ぃと思います。
ちなみに…、本作品は、
和月さん(原作)と黒碕さん(小説)の、
ご夫婦による再びの共作でもありますね。
るろ剣のファンでは全然ないけれど、これは好き。本編では脇役だった人たちの心情にスポットライトが当たっているのも。地獄の道づれって、いいかもね。
Posted by ブクログ
志々雄真実率いる十本刀が終結した、本編につながるエピソードを描いた作品。
「所詮この世は弱肉強食」という志々雄の哲学の背景と、志々雄と最期まで添い遂げた駒形由美の出会いエピソードを知れば、本編で見せる二人の絆の強さに納得。
もう少しボリュームが欲しかったのと、十本刀の戦闘シーンが物足りなかったので、星二つ減点。
Posted by ブクログ
和月、黒崎夫婦による、るろ剣番外編。
同じプロットで漫画と小説を描く…面白い試みだとは思いますが、漫画にして70Pほどの内容で、映画にあわせて本一冊出すのは少々性急な気がしてならなかったのが正直な所。
というのも、同じ事件を志々雄&由美の視点で描く漫画版、方治の視点で描く小説版、それぞれ他方にしか無い情報を元に話が進んでいる部分があり、「それぞれ別個の味わいを持つ」というよりは「相互補完で一本の物語になる」という所が気になったかなぁと(漫画版では、華火の持っていたボタンに関するあたりが絵として伝わりづらかったり、小説版では一ヶ瀬の”予行演習”がどこにもつながらなかったり…)。
ただ、十本刀のキャラ立てや、彼らに対する方治の評価あたりは面白かったです。