岸本斉史のレビュー一覧
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終末の谷で拳をぶつけ合うナルトとサスケから始まる巻ノ二十六。
ナルトは平気で自分を殺そうとするサスケの姿に涙を流し、サスケは落ちこぼれだと思っていたナルトの成長した攻撃力に本気の上乗せを覚悟する胸イタな本巻の表紙はオレンジの九尾の中で怒り心頭のナルトが熱い。
ほぼ一巻丸ごと、ナルトとサスケの本気過ぎるぶつかり合いで、ナルトの友に対する本気の言葉にもサスケの決意は変わらない。
本巻終盤に医療班が連れ帰ったシカマル・キバ・ネジ・チョウジの治療シーンは痛々しいのと見守る仲間の思いも描かれて、安心します。
ナルトとサスケの闘いを隠れて(謎の身体)見届けていた正体不明の存在か何なのか謎を残しつつ、次巻へ続く。 -
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ナルトが終末の谷でサスケに追いつき、思いをぶつける所から始まる巻ノ二十五。
本巻はサスケがナルトに呼びかけられる言葉に連動して
サスケの回想シーンが展開するサスケを知るためのサスケ巻であり、コミックで読むと回想シーンが黒背景のため、横から見ると半分以上が黒ページで、無口なサスケの生い立ちを知る覚悟で読むことになる。
アカデミーの頃のナルト達との微笑ましいやり取り、サスケ一家での父との関係や兄イタチとの関係、チラッと差し挟まれる若かりしカカシ先生とガイ先生との今と変わらないやり取りまで。
サスケが、「火遁!豪火球の術!!」をやり切ることで厳しい父についに認められ、喜ぶのも束の間で言い渡される「もう、兄さんの後を追うな」というショックな一言。
そして、サスケがイタチを憎むことになる日の惨劇。
イタチが去り際に残すサスケへの言葉が今のサスケに繋がるのかい!!
ナルトもサスケの本気を感じ取りながらもサスケを取り戻したい!本気で行くぞ!で、次巻に続きます。
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シカマルVS多由也はチャクラの拮抗状態の頃、ナルトVS君麻呂の目の前で棺桶の封印を解いて現れたサスケは高笑いでナルトも声も耳に入らぬように跳び去ってゆく…呆然と見送るナルトの不意を突く形で仕掛けて来る君麻呂の攻撃を止めて木の葉旋風で登場するはロック・リー…来たーーー!!で始まる巻ノ二十四。
リーは手術に成功はしたもののまだまだ安静必須だというのにじっとしていられなかったのだ!
しかも、薬と間違えて持参した酒瓶を飲んでしまうことで酔拳を出して、君麻呂を困惑させるも束の間、絶体絶命になる3人のもとに参上するはシカマルにテマリ、キバにカンクロウ、そして、リーのもとに我愛羅。
中忍選抜試験で嫌な相手だった砂の忍も味方になるとこんなにも心強いのか…木の葉ってまだまだじゃんとも思いますが、伸びしろあるんですよ!!
私はやっぱりシカマルもキバも…そして、特にリーが好きだ!
本巻のクライマックスは、「大蛇丸の心の中に永劫留まる」気で命を掛ける君麻呂を容赦無く叩き潰す我愛羅の言葉の掛け合いであり、譲れない思いのぶつかり合うやるせなさを感じることになる。
さあ、ナルトはサスケを止められるのか?で次巻に続く。
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ネジが鬼童丸に対してる間に仮死状態のサスケを大蛇丸に届けようと急ぐ音の4人衆(残り2人)に追いついたシカマル、ナルト、キバが左近の先制攻撃に見事な連携っぷりを発揮するところから始まる巻ノ二十三。
シカマル達が優勢か!と期待したところで現れる君麻呂。
巻ノ二十二でカブトと話していた内容で察するに、サスケの前に大蛇丸の転生先予定だったのが病により叶わずの相当な大蛇丸信者と思われる。大蛇丸の考えについていきたくなる気持ちは分からないけれど、信じる強さは怖い。
ここから、キバVS左近、シカマルVS多由也、ナルトVS君麻呂をそれぞれ緊迫感満載で展開されまして、左近は状態2で右近という片割れが出てきたと思ったら寄生獣のようにキバに張り付き経路系で攻撃する厄介な相手。
多由也は口寄せで出したチャクラ喰い3体を横笛で操るタイプ、影縛りのシカマル苦戦。
そして、君麻呂は血継限界で自らの骨を武器として強烈な物理的攻撃を繰り広げる…本巻でメインに描かれるのは左近右近の結合兄弟の絆とキバと赤丸の絆の強さが勝敗を決めます!赤丸はまだまだ可愛い仔犬ながらも、キバに対する忠誠が垣間見られる犬好きに勧めたい一巻です。
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チョウジVS次郎坊の決着にシカマルとチョウジの絆を垣間見てホロリとしてしまう始まりの巻ノ二十二。チョウジは、よく頑張った。しばらく休んでおきなさい。
その頃、サスケを連れ去った一味は、シカマル達を舐めて既にトラップ1つ仕掛けずに先を急ぐが、程なく追いつくシカマル、ナルト、キバ、ネジ。
次に足止めとして立ちはだかる鬼童丸は言うなればクモ。忍法蜘蛛巣開(そうかい)で捕らえてくる。このチャクラを素にした糸に対して、百眼を持つネジが残って戦う事を進言する時にナルトへ掛ける言葉「お前はオレよりいい眼を持ってる」にグッときます。百眼を持つネジが眼を…褒める…!?
ただ、この鬼童丸は大蛇丸の呪印は受けてるし、口寄せで当然蜘蛛を呼び出すし、手強い。ここから、大小大量の蜘蛛が出てくる攻撃シーンが苦手な人には飛ばしたくなるページが続きます。
360°死角が無いと思えたネジの唯一の死角に気づいた鬼童丸の攻めの図解は、ネジが絶体絶命に見えてくる。
かつての中忍試験で圧倒的天才ぶりを発揮したネジが、この最大のピンチに立ち向かうために回想するナルトの言葉に導かれて出す答えは必読です。
表紙は勿論ネジで、ネジの装束が綺麗な青だったことにも感動しました。
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夜、サスケが里を出ていくのを止めようと待ち伏せしたサクラが敢え無く眠らされてしまう所から始まる巻ノ二十一。サクラの本気の告白もサスケには届かなかった…いや、届いたからこそ眠らせて置いていったのか。
ただ、思いがけず差し挟まれるシカマルと両親の朝餉のシーンにニヤリとするが、シカマルが五代目火影に呼び出されて、サスケを連れ戻す任務を請け負うまでのひとときでもある。
任務には火影推薦のナルト以外はシカマルチョイスで任されて真っ先に向かうのはチョウジの所。シカマルは、ずっとチョウジを信頼しているんです。更にイノをと行きたい所が留守で、散歩中のキバが通りがかりで参加表明。さらに通りがかりのリーが本来自分が行きたい所を任務の確実性を見極めネジを連れてきて、中忍試験で能力を垣間見たメンバー5人衆が成立する辺りが熱い。
勿論、サクラは見送りに来ます。ナルトはサクラの思いを受け止めてサスケを連れてくる事を約束する。サクラが好きで笑っていてほしいから。同じく見送りに来たリーはナルトを信じるように励ます。あぁサクラは良い男子に愛されてるなぁ。
シカマルの作戦だったり、シカマルとチョウジの絆がよくわかる後半が特に見どころ満載で次郎坊vsチョウジのタイマンで次巻に続きます。
サスケ、仮死状態だけど、この先どうなっちゃうの?
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綱手が五代目火影を宣言するところから始まる巻ノ二十。
就任早々、木ノ葉の里の手負いの者(愛しきサブキャラの皆さん)を次々と回復させていく仕事っぷりは三忍の1人というのも伊達じゃない。
ただ、そんな綱手をもってしても「忍者を辞めろ」という他無かったリー。ここまで読んできて、その言葉が彼の人生にとってどれほどショックな言葉か、分かりすぎて一緒に泣く読者1人。
そして、回復療養中のサスケと寄り添うサクラは見てる方が辛い。サスケは誰にも心を開かない。大蛇丸の呪印は解けない。そんな、絶賛くすぶり中のサスケを見舞いに来たナルトに今までにないくらい敵意を向けるサスケをサクラは止められずに始まる2人の本気のぶつかり合いは、2人共自身で手に負えていない力を見せつけ合うことで終わる。
2人は敵対しなくてはならないのか?
大蛇丸の強めの部下4人がサスケを迎えにきたり、リーが自身の未来に決断をしたりの熱い展開を見せながら次巻に続く。 -
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自来也とナルトとシズネを足止めして、単独で大蛇丸に接触する綱手。大蛇丸に付くのか!?という所から始まる巻ノ十九。
綱手は、大蛇丸に付くはずはなく戦闘モードへ!
綱手姫はこう見えてパワフルな攻撃タイプですが、大蛇丸は手負いとは言え油断のならないいやらしい攻撃で、綱手危うし!?
そこで駆け付ける自来也、ナルト、シズネにホッとしたのも束の間、自来也は綱手に盛られたシビレ薬が残ってるし、ナルトはまだ修行半ば、シズネはカブトに押されて、やはり危うし。
大蛇丸はサスケ推しだから、写輪眼を使えないナルトを連れてくる自来也を見下して
「忍者は忍術を扱う者」
と言い放てば、自来也は
「忍者は”忍び堪える者”のことだ、大切なのは”あきらめねぇど根性だ”」と言い返す。
熱いね〜少年ジャンプ魂!
また、あらすじ語りすぎましたが、後半の三竦みの攻防も見物。
綱手という人を知る一巻です。 -
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ネタバレパチンコ屋から出てきた綱手姫がいつになく勝った事に嫌な予感を抱く所から始まる巻ノ十八。
その頃、ナルトの修行が確実に実り始めている様子に自来也同様ニヤニヤする読者ここにあり。
そんな時に綱手姫の前へ現れる大蛇丸。
四代目火影から攻撃を受けた手負いの大蛇丸にとって、医療スペシャリストである綱手が必要不可欠なのだが、顔を合わせるなり綱手の古傷を抉る様な言葉を投げる大蛇丸嫌いだわぁ。
本人が何度も自問自答の堂々巡りの後悔を繰り返しているであろう過去を指す大蛇丸が差し出す取引条件が綱手の心を更に揺るがす。揺るがさないでよ!と、付き人シズネと同じ気持ちになる読者。
伝えたら答えを待たずに大蛇丸が立ち去った後にやっと現れた自来也が本題である五代目火影就任を要請する。
連れてきたナルトは綱手の弟に重なり、大蛇丸の取引に乗る引き金になるのか!?ってとこで自来也とシズネを足止めして大蛇丸の元へ綱手が、向かう所で次巻に続きます。
ちょっと概要を語りすぎましたが、ナルトの修行シーンは是非読んでいただきたく。
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自来也が五代目火影になってほしい綱手姫を探すナルトの修行を兼ねた旅の途中、美女の誘惑で自来也がナルトから離れたところでうちはイタチと干柿鬼鮫が現れた所から始まる巻ノ十七。
前巻末で、「ナルト逃げろ!」と息を詰めた私ですが、サスケがすぐに駆けつけて本気モードでイタチに向き合うと展開する過去の回想シーンは、サスケにとっては怒りの根拠ですが、私には不気味でゾワゾワする。
ナルトも見てるだけじゃいられないと、戦闘モードに入ろうとするが鬼鮫の鮫肌にチャクラを吸い取られてる!?ピンチか!?となったところで自来也も戻ってきて、忍術蝦蟇口縛りでイタチと鬼鮫を岩宿の大蝦蟇の食道に閉じ込めたはずが、逃げられてしまう…何故?
後半は綱手姫にたどり着く前に水風船修行でチャクラのコントロールを更に極めていきます。イタチと鬼鮫のこともあるし、修行はまだまだ極めなくちゃならなそう。
大蛇丸の次の一手も気になるし、毎度のことですがハラハラしながら次巻に続きます。