岸本斉史のレビュー一覧
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この作品はまるで深淵を覗くような感覚を覚えさせる。複雑に絡みあった物語を構築した作者の思考の深さと、創り上げた作品全体を見透す作者の透徹した視線を感じさせる。
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愛が憎しみを生む。憎しみが憎しみを増幅する。それは今世界で起きている紛争の姿そのもの。人が殺し合うことの根源、そしてそれをどう解決するかを、作者はこの作品で愚直に突き詰めようとしている。
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もうここまで来ると、本当にレベルが違う。とんでもない作品。とんでもない作家。マンガと言え、ここまでの創作物を生み出したとは
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一体いつここまでの展開を仕込んだのだろう。連載を続けながら、これだけのアイデア、そして哲学まで次々と提示するとは。
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前作から読んでいて続きが気になってました。
ボルトの成長が見られて感激!
3年の修行であそこまで力をつけるとは。 -
ついに新章スタート!2年の歳月を経たボルトの成長に感動しました!サスケの身に何があったのか、新刊が待ち遠しい!
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とんでもないレベルのアイデアを出し惜しみせず次々投入して描く兄弟の死闘。肉親の愛情、師弟の情。そういう深い部分もなく、ダラダラ闘いを続けているだけの馬鹿マンガとは大違い。
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人の情に深く踏み込み、人と人の深い関わり合いを見事に描写している。作者の思索の深さを感じさせる。浅はかな某バトルマンガとは大違い。
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ここまで複雑な物語なのに、ユーモアもきちんと盛り込んで、物語の設計図が下敷きにある。途轍もなく懐が深く、緻密な思考ができる作家。
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闇に堕ちたサスケ。堕ちてはいても、無闇な殺生はしない。そこら辺は抑えている。そしてサスケも新たな仲間を増やす。これだけ新しいキャラクターを創造し個性を作り込むことができるのは本当に凄い。
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闘いをこうも考え抜いて展開できるのか。このマンガでも、技を出す前に技の名前を叫ぶ少年マンガのお決まりを踏襲しているが、前後の流れがあって、その中でうまく活きている。
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暁の正体が明らかに。少しずつ伏線を回収して行くスタイル。その裏には綿密な物語世界の設計と明確な思想がある。終わる気配も見せずダラダラ続くバカマンガとは大違い。
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成長を極めるための理屈が面白い。なるほどと思わせる面白さがある。そして成長して行く姿に素直に感動する。ナントカ王はサッパリ意味が分からないが、火影は何者かという自問自答を重ねていく中で、自ずと明らかになり、そこに徐々に近づいて行く。そういう物語の深さがいい。
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残酷な闇もとことん描く。ドラゴンボールのダークサイドのドラマの描き方も結構エグかったが、絵画のように繊細な絵の緻密さが、闇の深さを際立たせている。
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ストーリーの流れを感じる。ピークとピークの間を、ダレずにこうもうまく継ないで行く。新しい登場人物も後々重要になってくる。布石も完璧に生きてくる。凄いとしか言いようがない。