辻真先のレビュー一覧

  • 迷犬ルパンと里見八犬伝

    Posted by ブクログ

    読書録「迷犬ルパンと里見八犬伝」3

    著者 辻真先
    出版 光文社

    p35より引用
    “「テレビの後日談でいってたわ、お婆さんの
    話がワイドショーで流れたら、ついでにうちの
    犬や猫も世話してくれってテレビ局に電話して
    きた人が、三十四人いたんだって」”

     目次より抜粋引用
    “さとみと「八犬伝」の巻
     我王と福の巻
     タケシとヤスシの巻
     ルパンとサファイアの巻
     梓と「八犬伝」の巻”

     頭のいい雑種犬と生真面目な刑事を主人公と
    した、長編ユーモアミステリー小説。
     新春番組の制作が終わり、スタッフたちとバ
    ーで打ち上げをしてたプロデューサー。気持よ
    くカウンターにキスをしている彼にかかってき
    た電話は、とんでもなくツイてないものだっ
    た…。

     上記の引用は、捨てられた犬猫を引き取っ
    て、誰にも迷惑をかけにくい山奥で暮らしてい
    たお婆さんがなくなったことについての一言。
    テレビや雑誌の言うことが、全て本当と言うわ
    けではないでしょうけれど、実際にこういう人
    は結構いることでしょう。こういう人のおかげ
    で、適当に捨てられた外来生物が増えに増え
    て、こういう人が住んでいる場所以外の人に、
    多大な迷惑をかけている現実があります。
    自分の住んでいる近くには、捨てないでしょう
    からね。
     初めてこのシリーズを読んだときは、どうし
    ても三毛猫某と比べてしまいましたが、なれる
    と別の作品として楽しめます。

    ーーーーー

    0
    2015年03月22日
  • 四国・坊っちゃん列車殺人号

    Posted by ブクログ

    しばらくぶりの辻真先の推理小説。今度、四国へ行くので題名に惹かれて決めた一冊。祖谷峡と松山の坊ちゃん列車は外せないなぁ。次読むのは漱石の"坊ちゃん"に決定。

    0
    2012年07月23日
  • 宗谷・望郷列車殺人号

    Posted by ブクログ

     慎がぼそっと漏らした。
    「敷香という女性はそれっきりですか」
    「そうだ。手紙ひとつなかった」
    「お義父さんの口が重いのも当然ですね。……十六年前にはなかった白骨が,ではそれ以降いつ,監視哨に出現したのか。五年前か,一年前のことかもしれない。だが警察に届ける必要はない……言外にお義父さんは殺人罪の時効を匂わせていらっしゃる。もしかしたらみつかった白骨の主は,小幡敷香夫人では。そう考えておいでではありませんか?」
     あっ,と真由子が小さな悲鳴をあげていた。
    (本文p.44-45)

    0
    2009年10月04日