【感想・ネタバレ】迷犬ルパンの東京暗殺マニュアルのレビュー

あらすじ

ヨーロッパきっての小国リヒアルト公国から、コリンヌ王女が東京の休日を過ごしにやってきた。もしものことがあったら、国際問題になりかねない。ボディガードとして白羽の矢が立ったのが朝日刑事、もちろん、迷犬ルパンも一緒だ。――王女の愛犬の誘拐事件、密室殺人事件など事件続発。そのうえ姿を見せない殺し屋の影がいつもつきまとって……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ヨーロッパの小国リヒアルト公国からコリンヌ王女が来日。朝日にボディーガードとして白羽の矢がたった。警護早々、王女の愛犬誘拐、ひったくりと犯人の死、密室殺人事件など問題が続発。そのうえ姿を見せない殺し屋の影が…。

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2025年10月04日

Posted by ブクログ

読書録「迷犬ルパンの東京暗殺マニュアル」3

著者 辻真先
出版 光文社

p120より引用
“「密室」のないミステリーなんで、ミステリ
ーにはいらないーーと思っている読者が多いせ
いか(あるいはそう頭から思い込んでいる作者が
多いせいか)、日本の推理小説にはやたら密室が
登場する。”

目次より抜粋引用
“銀座の休日
 二子玉川情話
 深川江戸殺人蔵
 隅田川ジャック
 怪談青山墓地”

 頭のいい雑種犬と生真面目な刑事を主人公と
した、連作ユーモアミステリー小説。
 日本の首都・東京の中でも、とりわけ格の高
い商業地・銀座。生真面目な主人公・朝日刑事
とその相棒は、あるお姫様の護衛任務について
いた…。

 上記の引用は、密室殺人についての一節。
密室を作り出して、捜査を欺くように振る舞う
必要があるようなところで犯罪を犯してしまう
ような犯人は、もともとあまり賢くないのかも
しれませんね。
しかし、犯罪が明るみに出ないようなことで
は、小説にはならないでしょうから、作家とし
ては辛いところなのでしょう。
 一話一話が短編小説のようで、それでいて
話がつながっているので、最後まで飽きずに読
むことが出来ます。

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2015年03月22日

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