トム・デマルコのレビュー一覧

  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    分野としては管理工学でしょうか。プロジェクト管理の教科書ですが、内容が小説仕立てなので、要点を抽象的なモデル事例として学べるので、初学者に最適だと思います。

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    2012年12月30日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ネタバレ

    [読んだ理由]==================
    「100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著」にあった。PM、特にリスク管理って全然わからないので一度読んでみたいと思った。


    [読んだ後の感想]==============
    主なポイントは下記かなぁ、と思った。
    ・プロジェクト着手前に、想定しうる最悪のリスクまで徹底的に出しきっておく。
    ・「やらなければならない」作業だけでなく「やらなければならないかもしれない」作業も予想しておくべき。
    ・「コスト」と同様に「効果」も数量化すべき。でないとプロジェクトの「効果」が測れない。
    ・プロジェクトの最短だけでなく最遅の完成期日も予測し、その両方の

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    2012年09月04日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    プロジェクトにおけるリスク管理の大切さを説いた本。著者本人の体験等ケーススタディがしっかりと書かれているので読み易かった。
    目に見えない潜在的なリスクを想定して、(想定したリスクが起こる前、起こった後の)対策を考えておき、しっかりと全体の工程をウォッチしていくという事が大切なんだと思った。が、まだまだ今のプロジェクトへうまく適用させる方法が思いつかない・・・(;_;)
    まだまだ消化できてないのだろうなぁ・・・
    また、もう一度読んでしっかりと消化しておきたいと思った。

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    2012年05月28日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    リスクを回避するのではなく、リスクを計測し管理する手法を提唱する良い本です。主な対象はプロジェクトの管理責任にある方、またはその上層部だと思います。

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    2012年04月24日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    たぶん、IT業界で働く人が読むと、面白い本。あまりよくない方面の業界あるあるネタが書いてます。
    日本企業独特のことかと思ったら世界中同じなんだなぁと気付かされました。ただ、解決法っていうものは書いてない(書けない?)ので、こうなってたら危ないよって気づくための本と思います。

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    2011年11月27日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    ソフトウェア開発プロセスを、小説仕立てで語っている。なので、読んでいてとてもおもしろい。
    ただ、物語の舞台が非現実的かなーと思った。というのも、自分のような一介のエンジニアには、到底想像もできないようなプロジェクト規模だから。
    でも、もしかしたら世の中には、物語の舞台と似たようなプロジェクトを管理している人はいるのかも?(きっといるよね)

    本の内容については、自分のようなエンジニアでも直面したことある、もしくは直面しそうな事象を取り上げている。事実、自分でも「あー、こんなことあったなー」とか、「自分のことだ・・・」とか思うような内容だった(逆に、こういうことに直面するのは自分だけじゃない、あ

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    2011年09月17日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    まず非常に楽しい。コミカルに書かれていて読みやすい。
    しかし内容は怖い。ソフトウェア開発におけるリスク管理が形骸であることを幾つもの面や事象から指摘している。
    ゆえにとても面白い。
    しかしデマルコ/リスターの本は面白く、とても納得いくのだが、著者自身も作中で書いているようにこれを現場に導入するにはハードルが高い。
    しかし現状の不足、目指すべき高みを意識できる良著。

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    2011年02月02日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    どうやったらプロジェクトが成功するのか?を小説仕立てで気持ちよく読ませてくれる本。人が多くてもプロジェクトは頓挫するとか、プレッシャーを与えても効率は上がらないとか、なかなか示唆に富んだ本。

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    2010年12月03日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    プロジェクト管理に役立つか?と言われると、そうでもない。が、読んでいて面白い。
    自分の状況と照らし合せると笑えない。

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    2010年11月17日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    定番図書のひとつ~
    プログラム主体の立場からすると、やらなければいけない事項
    というよりは、やって欲しい事項が記載されている。
    内容としては7年前といささか古いので、その後の進展が
    あるかもしれない、その点については他の人に譲る。

    むしろ巻末に付随している、ウィリアム・キングドン・クリフォードの
    「信念の倫理」の抜粋が、個人的にはこの本を読んでの最大の収穫だった。
    (暴論だが、この論文の理念を具象化した一つが本書・・・?)

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    2010年08月29日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    開発プロジェクトにおける「ありがちなパターン」集。ダメなパターンが多めですが、「こんな感じのことをしていると、うまくいくこともある」というパターンもあります。パターンのバリエーションは豊富なので、「良かれと思ってやっていることも、ダメなパターンに陥ることもあるんだ」と気が付くところも多々ありました。
    基本的にパターン集なので、これらのパターンから参考とすべきところや、改善すべきところを自分で見つけて実践していくことで、この本を初めて有効に活用できます。逆に、この本からプロジェクト運営・管理の具体的な改善方法を教えてもらいたい、と思って読むと、単なる「あるある集」で終わってしまうでしょう。

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    2010年01月31日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    ネタバレ

    トム・デマルコとアトランティック・システムズ・ギルドのメンバーが、ソフトウェア開発現場に見られる様々な「パターン」を淡々と描いた一冊。うーむ、描写が的確すぎて、どれも笑えん……。

    帯の惹句は「トム・デマルコの最高傑作」だが、彼の最高傑作は依然としてピープルウェアだと思う。しかし、アドレナリン・ジャンキーが素晴しい一冊であることに変わりはない。

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    2010年01月13日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    プロジェクトを失敗に陥れるさまざまな要因を、ユーモラスに語っている本。

    失敗要因は笑うためではなく、学ぶためにある。

    >弱いチームの方が、強いチームより決定や行動を「保留」する傾向がはるかに強い

    強いチームになるためには、意志決定や行動を迅速に行える覚悟が必要なのである。
    時間が一番貴重な資源であり、一呼吸おいたらすぐ実行という自分の考え方と一致する。

    >約束がなされたか、また、それは正確にどのような約束だったかについて、約束した側と受け手側の解釈が異なっていると、約束のシステムは崩れる

    コミュニケーション不足が大きな問題に繋がることを示唆している。
    自分だけのメモに終わらず、相手と

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    2010年01月07日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    さすがデマルコという感じの読みやすく分かり易い本になっていると思います。
    リスク管理の定義、なぜリスク管理をしないか(できないか)から始まり、リスク管理の方法へと続くが、小難しい数式等を用いず理解し易いです。
    この本を読むと、どうして多くのプロジェクトで
    「何か奇跡的な事が起きるかのような楽観的なスケジュールを立てるのか」
    について理解できると思います。

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    2009年10月07日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    リスクとはそもそも何か、というところから始まって、リスク管理がうまくいかない理由について述べられている。そしてリスク管理が行われない理由についても述べられている。(例:早く終わる可能性のあるスケジュールをひくことが許されないなど)この項が一番参考になった(苦笑)。
    あと身にしみて感じるところがあったのが、問題の原因はより早い時期に発生しているが、問題を認識し始める時期(天罰期という 笑)についての説明とその対処法。バージョンごとにリリースするというのが意外と現実的な方法だと分かった。
    この本が扱う範囲は入門から中級までかなり広いと思うがリスク管理をやる上で読んでおいてよい1冊だと思う。[200

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    2009年10月04日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ちょうど、あるプロジェクトでリスクマネジメントについて非常にナーバスになっていたときいに読みました。

    プロジェクトマネジメントのなかでのリスクの考え方について随分参考になりました。
    ナーバスになりすぎないで、早めはやめの対応が重要であることを説いており、実際の場面でも応用の聞く内容だったと思います。

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    2009年10月07日
  • ピープルウエア 第3版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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    ソフトウェアは人間関係ビジネス。ITのプロジェクトで発生する問題は主に技術的なものより社会学的なもの(ピープルウェア)。オフィスで感情を刺激する最大要因は自尊心を傷つけられること。その自尊心は大抵アウトプットの量より質に結び付けられる。出荷拒否権限。開放型オフィスへの(筆者の)ヘイト。フロー状態を途切れさせない。ホーンブロワーの考えは、現代では公然と言えば袋叩きに遭うだろうが、個人的には現実に即していると思う。自信のない権威主義体制では服装や髪型に至るまで統制され、会社としての価値創造力は失われていく。最良のイノベーションでも成果を出すには反抗的リーダーシップが必要。イノベーター自身が偉大なリ

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    2024年08月07日
  • ピープルウエア 第3版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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    エンジニア、さらに言えばプログラマの働き方に対する本。プログラマはどう働くべきか、周囲は彼らを活用させるためにどうすればいいのかを説明している。
    ものすごく簡単に言えば、互いにコミュニケーションが取れる状態をチーム内に構築する、周囲(マネージャなど)は彼らの邪魔になることはしない(邪魔になること:電話を掛けたり電話対応させたり集中力が途切れるようなこと)などが挙げられている。それと似たようなことが実例とともに繰り返し述べられているのがこの本の主な内容である。実際にはプログラマが成長する際の学習環境についてなども含まれている。
    さて、そうするとプログラマが勝手気ままに周囲に対してふるまえるかのよ

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    2022年01月14日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    リスクに対する考え方が平易に説明されています。書かれたのがかなり昔で、いま活かせるかというと難しいと思いました。まずは計測すること。確率分布的にリスクを捉える点や上層部に対してどういう説明をすべきかまで言及されており、あらためて勉強になりました。

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    2021年12月21日
  • ピープルウエア 第3版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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    開発に関わっていて漠然と思っている悩み・課題が、多く言語化されている感覚。

    経営陣やビジネス側へはなかなか伝わらない部分だし、現実的に全てこの本の通りにはならないこともあるだろうけど、組織で共通認識されていると物事がスムーズに進む気がする。

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    2021年02月23日