田中光二のレビュー一覧

  • 銀河の聖戦士(電子復刻版)

    Posted by ブクログ

    事故で死亡したどうしようもない不良少年が、宇宙の大いなる意思によって別の宇宙で転生し、数百年続く星間戦争を終結させるために立ち上がる。この小説の主人公は二つの星の人たちを団結させるためにあえて対立する双方の軍隊に攻撃を仕掛けるという暴挙に出ますが、これがきっかけで両方の星は手を結びます。最後、双方の艦隊から共通の敵として攻撃を受けて主人公は死にますが、次の任地へ「転生」していくという救いがあります。

    0
    2009年10月04日
  • 銀河十字軍《銀河の聖戦士パート2》(電子復刻版)

    Posted by ブクログ

    銀河の聖戦士の第二弾。前作は宇宙艦隊が出るスペース・オペラでしたが今度は地上戦がメインでヒロイック・ファンタジー系の世界設定です。戦うことを運命づけられた一族の王子として転生した主人公は、古き契約によって無為に続く戦争を終結させるために立ち上がります。最後はまたしても死にますが、主人公は次の任地へと「転生」します。

    0
    2009年10月04日
  • 連合艦隊 大挽歌~新・太平洋戦記11~

    購入済み

    「架空戦記」の金字塔。

    2023.7読了(再々読)。

    '90年代頃から「架空戦記」ブームは始まりました。
    それまで『戦国自衛隊』ぐらいしか無かったので、世間的にもあまり定義付けし兼ねる感じで、作家さんも、皆さん「恐る恐る…」と言った感じで書かれ始めたのを、記憶しています。

    個人的には「大逆転!」シリーズ檜山良昭先生や、「八八艦隊物語」の横山信義先生等が好みでしたが、それらがヒットし始めた頃には正にブーム到来と云った趣で、正に「雨後の筍の如く…」、粗製濫造も甚だしい「架空戦記」が嫌に成るほど出版され、本作の著者である田中光二先生が前書き、後書きでも仰有っている通り「何でもアリの超兵器が大暴れして、何処の国

    #アツい #切ない #泣ける

    0
    2023年07月04日
  • 処刑の死線

    Posted by ブクログ

    シリーズ第十二弾
    「処刑捜査官シリーズ」膨らみ具合の大きさに戸惑っていたが、はじけてエンタメとして納得w

    0
    2018年07月04日
  • 処刑大陸

    Posted by ブクログ

    処刑捜査官シリーズ第5弾
    ダーティハリー第2作、リーサル・ウェポン、スカーフェイスなどなど懐かシネマのシーンが出て来て、楽しいやら、思い出せなくてモヤモヤするやら…
    マクラグレン監督、ホールデン主演の映画って何だっけ???

    0
    2018年04月14日
  • 処刑最前線

    Posted by ブクログ

    処刑捜査官シリーズ3
    本箱に突っ込んであったが、未読であった。^^;
    蔵書削減の為に引っ張り出したのに、続きも手に入れたくなってしまった。(´ε`;)ウーン…

    0
    2018年02月20日
  • 麻薬取締官(ドラッグ・ハンター)

    Posted by ブクログ

    小説おまとめセットを買った時に含まれてた作品。
    表紙から漂う昭和感。
    あ、1994年発刊だから昭和ではないな。

    内容もしっかり古いし、大蔵省やら厚生省やら、埋立地やら、ちょいエロとか、コカインとかスピードボールとか…。
    ストーリーどうこうよりも、時代を感じるほうに浸ってしまった。

    すげぇなと思ったのが、
    公務員が酒飲んだ後、『これくらいなら車で帰ってもいいだろう』となって平然と運転する感じ。
    時代だなぁ…。

    今の時代に読んだからこそ、古臭さが面白い。
    古さゆえの新鮮さがよかった。

    有意義な読書タイムをありがとうございました
    この読後感を噛み締めつつ

    ナウい、という言葉も登場してた。

    0
    2024年09月23日
  • 虹をつかむ男

    ネタバレ 購入済み

    まあ普通のドラマですよ

    何とか暇潰しに読み終えた。タレントと直に接触するのは、独者の夢でもあるが、なんか昼ドラのような恋愛ものの感じ。薬師丸ひろ子主演の探偵物語てきなドラマだ。

    0
    2023年03月12日
  • 宇宙からの衝撃

    Posted by ブクログ

    『処刑捜査官』のシリーズを探してた時に見つけた、田中光二の読み逃しもの。発行された当時(80年代)なら『カプリコン1』的な面白さで読めたかもね

    0
    2018年07月29日
  • 処刑の火山島

    Posted by ブクログ

    シリーズ18弾。完結編まで読んじゃいました。
    ダーティハリーで007的なヒットしたエンタメ映画な雰囲気から始まって、『スターログ』誌辺りに偏って終わったw

    0
    2018年07月22日
  • 処刑の南十字星

    Posted by ブクログ

    シリーズ第15弾
    米国、東南アジアの都会でキャットピープル、ウルフェンで戦い、次はオーストラリアのジャングルでUFO狩り

    0
    2018年07月22日
  • 鋼鉄海峡(電子復刻版)

    Posted by ブクログ

    少し前に伊号潜水艦が新たに海底で発見されて話題になった記憶が残っていたところに、古本コーナーで見つけた本書。
    第二次大戦のリターンマッチを実現するという、もうむちゃむちゃな設定の海洋アドベンチャーなのですが、昭和の男のロマンですね。角川映画で見たかった。

    0
    2017年10月09日
  • 山本五十六異戦録1 オアフ攻略・占領作戦

    購入済み

    毎度のこと

    架空戦記だから何でもありなのはいーんだ。
    むしろそれが楽しみで読んでるんだし、作者が毎度お馴染みの未来人による介入で有利になるのも悪くはない。
    架空戦記と言っても、IFではなく、転生から神様とかにチートして貰って無双するラノベに近いのも、好みは分かれるだろうけど、個人的には問題もない。
    けど、尻切れトンボの中途半端で終わる癖はなんとかして欲しい。
    スッキリ終わってくれればなぁ。

    0
    2015年09月28日
  • 笑う心臓

    Posted by ブクログ

    ロスアンジェルスで心臓移植手術を受けた順子。無事快復したものの、悪夢にうなされ、人格が変容し…猟奇連続殺人事件を絡めたオカルトホラー。途中まではなかなか面白いのだが、結末は呆気なかった。物語に様々な映画のエピソードが描かれており、物語のシーンがイメージし易くなっている。

    似たような物語を手塚治虫が『ブラック・ジャック』で角膜移植をテーマに描いていたのを思い出した。確か映画にもなったと思う。

    0
    2013年03月12日
  • アッシュ―大宇宙の狼 ―アッシュ・サーガ1―

    Posted by ブクログ

     ふとしたことから手に取り、とても懐かしい思いであっという間に読んでしまった。

     スペースオペラとヒロイックファンタジーの合わせ技だけど、かなりヒロイックファンタジーに寄っている。単に主人公たちが活躍する舞台を変えるために、スペースオペラの趣向を取っているだけの様な印象がある。「スターウォーズ」もそういった感じがあるけど、それよりもうんと徹底して、「アナログ的」である。

     主人公たちのチームが魅力的である。戦士アッシュと、300歳を超える詩人である老人、精神的な能力を持つ絶世の美女。割合わかりやすい組み合わせである。が、読んでいるうちにこの組み合わせがとても魅力的に見えてくるのは、それぞれ

    0
    2012年09月23日
  • 超空の連合艦隊2 アジア大戦始動!

    Posted by ブクログ

    はじめ、中国軍があまりに弱くて、また、北朝鮮軍が、弱くて、
    そして、日本軍が強くて、また、読者に提灯して、あまりに
    も、現実を離れたくだらない小説を書いたな、作家の頭の程度と
    これを出版させた編集者の程度を疑っていた。
    こんなに日本軍を強く、中国軍、北朝鮮軍をピエロみたいに
    扱って、戦前みたいに、相手を低評価して、行動を起こされても
    困り者である。でも、平壌が、攻撃されてから、
    どのようになるのか、小説としての面白さが出てきたので、
    星3つにしました。

    0
    2012年08月09日
  • 北の黄金

    Posted by ブクログ

    江戸時代初期の蝦夷を舞台にした黄金伝説
    火山の噴火により露出した金塊が埋没してお終い
    中身は盛りだくさんではあるが、平易で読みやすいだけ

    0
    2011年06月08日
  • 黒いドラゴン

    Posted by ブクログ

    ・国家は、破壊活動を実力で阻止するための組織を持っている
    ・=日本のCIA
    ・殺しのライセンスを持つテロリストによって構成された集団がある
    ・そのメンバーに正体不明のものの接近があった
    ・それがきっかけとなり、臨戦態勢に入り、戦いが行われる

    0
    2009年10月04日
  • 北の黄金

    Posted by ブクログ

    寛文9年、アイヌと和人が交易を始めたばかりの時代。魔の山に眠る金山を求めて

    幕府隠密千早武四郎一行は蝦夷地北海道へ踏み込む。舞台設定や主人公は時代小説

    のものでもこれは冒険小説、それも今時珍しいオーソドックスな秘境冒険活劇

    である。田中光二は過去に秘境冒険小説を幾度も書いてきた作家でお膳立ては

    しっかりと揃っている。なのに作品の分量が少なく文章が軽いから冒険小説の

    重厚さ、醍醐味がなくてさびしい。仕掛けが膨らんでいかずコンパクトなまとまりを

    見せただけで終わってしまう。文庫書下しで本格的な冒険小説を期待するのはやはり

    無理だったか。題材は良いと思うんだけどなあ。活きの良い魚が回転

    0
    2009年10月04日
  • 一心剣

    Posted by ブクログ

    戦国時代を背景に故郷を襲われ父を殺された少年・霧丸の成長と復讐を描く。

    冒険小説の面白さを教えてもらった作家が田中光二で

    初期の「失われたものの伝説」「大いなる逃亡」は今でも好きな作品だし

    現在は溢れかえっている「剣と魔法」のファンタジー小説も

    早くから書いていてその楽しさを知った。

    最近は架空戦記作家になってしまい読んでなかったけれど

    これは初の時代小説なので手に取ってみた。

    宮本武蔵や真田十勇士が物語に絡んできたり、霧丸がある種の超能力を持ち

    異常な切味を持つ刀が地球上にない金属で出来ている、など

    SF的設定や剣豪小説の趣向まで盛込んでいるものの、やはり文庫1冊では中途半

    0
    2009年10月04日