田中光二のレビュー一覧

  • 霧丸斬妖剣 一心剣

    Posted by ブクログ

    こちらは田中光二初の時代小説「一心剣」シリーズ完結編。

    後半2冊は柳生十兵衛と主人公霧丸との対決。最終巻「霧丸斬妖剣」では幻術を使う

    明国の武芸者4人組との闘いもあってけっこう楽しんだ。田中光二のチャンバラは一撃で

    生死の決着が着くまるで決闘のような書き方をする。ハルキ文庫から書下ろしで出た

    「鬼ノ剣―十兵衛刺客始末」も決闘場面に迫力があったしこれは著者が西部劇好きなのが

    影響しているのかも。最近は架空戦記の著作が多く食指が動かないが

    また時代小説が出たなら読んでみたい。

    0
    2009年10月04日
  • 超空の艦隊 (1) Z部隊出撃す!

    ネタバレ 購入済み

    田中先生だけは信じてたのに…。

    2025年3月読了。全巻(『ファイナル・カウントダウン』まで)纏めたレビューです。

    精神的に落ち込んでいた為、まともな本はとても読めず、冷やかし半分で本書を手に取った。『新太平洋大戦記』シリーズが、嘘八百の「超兵器」の類を使わず、「あの時…たら…れば」だけをいじって戦ってみせると云うとても健康的な設定でw、当然結果は変わらないものの、当時の日本軍が充分に機能していれば『結構良いところまで行けた』のを、じっくりと描いていたからだ。

    本書はいわゆる「タイムスリップ物」であり、古くは半村良の『戦国自衛隊』のような設定で、平成の自衛隊がミッドウェイ直後の日本へタイムスリップし、「積極的に歴史を変え

    #スカッとする #じれったい #アガる

    0
    2025年03月18日