あらすじ
先進国唯一の麻薬未汚染地域(コカイン・バージン)日本。今や世界のコカイン市場は飽和状態にある。南米コロンビアのカルテルが日本進出を狙い、国内の意外な組織との結び付きが始まっている。その対策を急ぐ司法は、これまで違法とされていた囮捜査や泳がせ捜査を認めた。敏腕家揃いの麻薬取締官と密輸のためには殺人をも厭わない極悪組織との死闘が、いま繰り広げられている。
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Posted by ブクログ
小説おまとめセットを買った時に含まれてた作品。
表紙から漂う昭和感。
あ、1994年発刊だから昭和ではないな。
内容もしっかり古いし、大蔵省やら厚生省やら、埋立地やら、ちょいエロとか、コカインとかスピードボールとか…。
ストーリーどうこうよりも、時代を感じるほうに浸ってしまった。
すげぇなと思ったのが、
公務員が酒飲んだ後、『これくらいなら車で帰ってもいいだろう』となって平然と運転する感じ。
時代だなぁ…。
今の時代に読んだからこそ、古臭さが面白い。
古さゆえの新鮮さがよかった。
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ
ナウい、という言葉も登場してた。
不思議なことに巡り巡って「なう」はまた流行ってるのよね。