山田順のレビュー一覧

  • 東京「近未来」年表

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    ベストセラー「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」のようなことを書きたいのだな。とひしひし伝わる本。

    2020年から2030年までの東京並びに日本の予想を悲観的に書かれている本。

    最初の2年くらいはタイトル通り東京について書かれているがその後は日本について。

    - 2021年「五輪後不況」でついに不動産大暴落
    については、中国人の不動産爆買いが税制上利確のため売りに走り不動産大暴落のシナリオは説得力があった。

    その他、移民、リニア、大学、キャッシュレス問題問題についても触れられており、興味深かった。
    この手の未来予想図本の中ではマイナーな部類の本書だが的を射ており信頼できる1冊

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    2019年02月01日
  • 本当は怖いソーシャルメディア 2015年「メディア融合時代」を考える(小学館101新書)

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    "ソーシャルメディアをはじめとするネットの世界でのやり取りは、基本的に筒抜けになっていることや、結局はそれなりの地位にある人たちのコミュニティとなっていて、多くの人は搾取される立場ではないか?という話を説得力を持って説明している。
    ソーシャルメディアだけでなくメディア全般について語ったているのが本書。世の中を性悪説前提であり、新聞記者が監視役としての役割を果たしていた事例なども紹介されている。"

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    2018年10月27日
  • 出版・新聞 絶望未来

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    卒論のために購入した一冊。私が参考にしたかったテーマは、日本では何故電子書籍は売れないのか。本書では、電子書籍のヒットに成功したアメリカと比較して分析した点で、非常に分かりやすく、理解も深まった。また著者は、電子メディアからもたらされる出版不況の現状を述べた後、本書の終わりにかけて、出版業界だけでなく、様々な業界にまで負の影響が及ぼされていると警鐘を鳴らしている。ごく当たり前に大多数の国民が利用しているスマートフォンの存在が、日本の産業を脅かしていると考えると、極めて恐ろしく感じる。
    2015.12.18

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    2015年12月19日
  • 永久円安

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    ドル換算すると、GDPもマイナス...
    225はドル換算で見るから、酷さがわかっていたが、
    DDP...

    まあ、いつか日本は破産するよね。
    それまでだから。

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    2015年06月08日
  • 人口が減り、教育レベルが落ち、仕事がなくなる日本 これから確実に起こる未来の歩き方

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    ネタバレ

    英語の重要性を再認識しました。
    前から英語不要論者の意見に違和感を感じていましたが
    この本が彼らの本音を見事に暴いています。
    「英語ができるという自分たちの優位性、希少価値が崩れてしまうからである。」
    英語を勉強する意欲を掻き立ててくれる本です。

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    2014年05月25日
  • 資産フライト 「増税日本」から脱出する方法

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    2011年10月出版なので、ちょうど日本国債の暴落論が新聞紙面を賑わしていた頃。実にタイムリーな話題。


    日本の金融界の実情=金融ガラパゴス
    なぜ10年も英語教育を受けて「英語アレルギーのまま、話せないのか」=愚民化教育

    「さよならニッポン」

    サラリーマンであれ富裕層(ニューリッチ層)であれ、自分の【資産】を、運用によって【守る】(※「増やす」という意味ではない。)理由がある。
    それに気づけない、人たち・・・学びの姿勢を持てない人たちが、国から、情報の非対称性の優位に立つプロから搾取される。

    その現実を突きつけている良書。
    特に20代、30代は必読。

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    2012年04月03日
  • 資産フライト 「増税日本」から脱出する方法

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    日本と世界の経済の状態が分かりやすく書かれた一冊。

    その中で、資産を国外に飛ばすことの重要性が書かれています。

    タックスヘイブン(租税回避)etc・・・

    資産を分散することはリスクを分散することにも直結します。


    ぜひ、読んでほしい一冊です!

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    2012年01月18日
  • 日本経済の壁

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    著者はMMT理論やリフレ派を真っ向から否定して、財政健全化を肯定している。失われた30年が40年50年になると警鐘を鳴らす。政府が保護しているせいでゾンビ起業が生き残り、日本に本格的な成長もイノベーションも起きない。日本よもっとしっかりせよ!と言う本。とても楽しく読めた。

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    2023年06月12日
  • 地方創生の罠

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    地方創生と言いつつバラマキをしているだけで、それをやることで、逆に地方を消滅させる

    1.ゆるキャラb級グルメは効果なし
    ゆるキャラは広告代理店の飯のたね。
    人を呼ぶ効果なし
    B級グルメは乱立してしまっているため、目新しさがない。それに地域に関係のないカフェなどを開いても効果なし

    2.ふるさと納税、プレミアム商品券の詐欺
    この施策に乗る人とならない人で格差が生まれる
    そして勝ち組も永遠ではない
    結局各自治体が損をする
    お金が入ることで、このシステム以外の努力を怠る

    3.成長しなければならないという神話
    安倍政権は地方創生というバラマキを行い、選挙対策とした
    地方創生コンサルも効果のない流行

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    2021年06月12日
  • コロナショック

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    新型コロナウイルス感染拡大の下で様々な問題が起こっていることが再認識できた。各国のコロナへの対応方法は違っているが、共通していえるのは迅速な対応を施した国は感染拡大を早期に防ぐことができたことだろう。他国と比較してみると日本政府の対応がいかに遅く、効果を伴わないものであったかがありありと分かる。街中でアベノマスクをつけている人を未だに見たことがない。10万円を給付されたからといって困窮した生活から抜け出せた人を聞いたことがない。本書でも言及されていたが日本は優れた国であるという妄想は崩れつつある。
    ウイルスの発生源や発生原因について真相は永遠に闇の中なのだろうか。どうか、対等で公平な調査をして

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    2020年07月14日
  • 東京「近未来」年表

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    オリンピック後、不動産暴落、移民大国、年金破綻等は良く予測本で見るが、観光立国終焉、ヤンキー絶滅、リニア、AI.キャッシュレス等は、不勉強の分野でためになった。

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    2019年09月18日
  • 本当は怖いソーシャルメディア 2015年「メディア融合時代」を考える(小学館101新書)

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    フェイスブックの成り立ちが書かれている。日本人目線で書かれており、貴重。社交クラブの文化を引き継いでいるところは、日本にはなじめないところと思う。新聞無き世界で起きることというのも、気になった。

    以下注目点
    ・日本でフェイスブックが流行っているのは、就活に使い成功した学生がいたため。
    ・アメリカ東部では、ラテン語が今でも教えられている。
    ・ファウンテンヘッド、アエネーイス
    ・フェイスブックはローマを理想としている。
    ・インテリが作ってバカに売る。
    ・ソーシャルゲームは下流食い
    ・脊髄反応で課金に持って行く。
    ・Jobsの言葉は、スタンフォードの学生への言葉
    ・地方紙が廃刊してしまうと、監視の

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    2018年11月12日
  • 隠れ増税 なぜあなたの手取りは増えないのか

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    サラリーマンが負担している税金の解説。一般に節税対策として知られているふるさと納税、会社の設立、確定拠出年金の有用性のなさを解説。有用性のなさの話を読んだのは初めて。

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    2017年10月14日
  • 日本人はなぜ世界での存在感を失っているのか

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    日本が衰退してるといわれてる昨今、その理由は今後の対応について綴った一冊。

    中韓が台頭して世界的に存在感を失っている、でもその中韓もやはり小子化で2050年以降は衰退が始まるなど、色々と勉強になった。

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    2016年05月01日
  • 税務署が隠したい増税の正体

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    過酷な相続税の話はよく理解できた.ただ,その心配はないのが実態だ.住宅ローンの酷さもよく分かった.ノンリコースローンが普及していないのは,政府と銀行の策略だと思う.投資先を考えると頭が痛い.タンス預金が良いのかな.増税ばかり考える政府に,歳出自体の削減を本気で進める気はないのかもしれない.

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    2015年11月26日
  • 人口が減り、教育レベルが落ち、仕事がなくなる日本 これから確実に起こる未来の歩き方

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    読書再開。再開一発目にしては刺激的。笑

    高齢化社会の現実、それに伴い引き起こされる様々な問題。

    イノベーションの虚構。技術革新がイノベーションではない。社会を変えられたか?すべて使われなければ意味がない。売れなければ意味がない。

    国際化社会から取り残される日本。言葉が通じない人に仕事なんかない。

    マイナンバーで成立する監視国家。

    取り上げられているテーマはすべて報道されたり、書籍化されていたりで周知の事実。
    ただ、本当の本当の現実社会で何が起こるかまで取り上げられることはあったのか?表向きの話だけで、突っ込んだ話になっていなかったのではないか。私はとても救いようのないぬるま湯に浸かっ

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    2015年06月06日
  • 本当は怖いソーシャルメディア 2015年「メディア融合時代」を考える(小学館101新書)

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    ソーシャルメディアの便利さの裏にある恐怖を綴った一冊。

    Facebookなどの成り立ちから始まり、本質をえぐった上で語っているので、説得力が違う。

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    2015年04月20日
  • 本当は怖いソーシャルメディア 2015年「メディア融合時代」を考える(小学館101新書)

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    グーグル、フェイスブック、ツイッター。人を集めるインターネットサービスは増え、ユーザの利用時間はテレビの視聴時間を切り崩している。そして、スマートテレビになり、いっそうインターネットに接している時間が長くなる。
    この本では、こうしたインターネットでの活動が裏側では細かく観察され、個人の行動を追跡可能になっていることを伝える。CIA元職員が米政府が個人情報を収集していることを暴露して大問題になったが、政府や巨大組織が個人情報を本当に本気で使ってきたら、何が起こってもおかしくない。ちょっとした暇つぶしのつもりで使っているSNSやゲームが、実は自分自身を危険にさらすこともありうるわけだ。
    後半は電子

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    2014年01月14日
  • 資産フライト 「増税日本」から脱出する方法

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    ネタバレ

    海外投資初心者向け。

    本の内容
    海外投資をおすすめする本。
    著者は、本当は資産フライトなんて、しないに越したことはないといっている。
    だが、現状の日本の政治・税金の高さなどから、経済が成長する見込みは無く、
    資産フライトという手段を薦めてくれている事が、好感が持てる。
    資産フライトの必要性を一人一人が理解し、行動を変化させる(英語力を身につける・教育を変える)ていくことが必要

    読んだ感想、残った疑問:
    政治家は日本という国を破綻しても、いいやと思っている人が
    いるのではないか?
    海外視点を持ったごく一部の国民が
    日本を支える時代を実は、推し進めてはいないか?

    という事は、
    僕らはすぐにで

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    2013年12月23日
  • 本当は怖いソーシャルメディア 2015年「メディア融合時代」を考える(小学館101新書)

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    タイトルは微妙だけど刺激のある面白い本だった。
    FacebookにTwitter、グーグルプラスなどなど。
    自分はやらないし(今のところ)進んでやろうとも思っていない
    ネットのコミュニケーションツールが
    物凄い勢いで広がってるけど、
    どんだけ情報が漏れているのか、自分で漏らしているのか、
    自覚しないで使っているのは本当に怖い。
    パーソナルな家電製品を用いてパーソナルな状況で使っているからといって
    情報がパーソナルな場所に留まっているわけではない。
    毎日のくだらないどうでもいいつぶやきや検索は
    全てどこかで記録され、使われる機会をうかがっている。
    プラットフォームを提供している側の思惑一つで

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    2013年10月11日