山田順のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ベストセラー「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」のようなことを書きたいのだな。とひしひし伝わる本。
2020年から2030年までの東京並びに日本の予想を悲観的に書かれている本。
最初の2年くらいはタイトル通り東京について書かれているがその後は日本について。
- 2021年「五輪後不況」でついに不動産大暴落
については、中国人の不動産爆買いが税制上利確のため売りに走り不動産大暴落のシナリオは説得力があった。
その他、移民、リニア、大学、キャッシュレス問題問題についても触れられており、興味深かった。
この手の未来予想図本の中ではマイナーな部類の本書だが的を射ており信頼できる1冊 -
Posted by ブクログ
2011年10月出版なので、ちょうど日本国債の暴落論が新聞紙面を賑わしていた頃。実にタイムリーな話題。
日本の金融界の実情=金融ガラパゴス
なぜ10年も英語教育を受けて「英語アレルギーのまま、話せないのか」=愚民化教育
「さよならニッポン」
サラリーマンであれ富裕層(ニューリッチ層)であれ、自分の【資産】を、運用によって【守る】(※「増やす」という意味ではない。)理由がある。
それに気づけない、人たち・・・学びの姿勢を持てない人たちが、国から、情報の非対称性の優位に立つプロから搾取される。
その現実を突きつけている良書。
特に20代、30代は必読。 -
Posted by ブクログ
地方創生と言いつつバラマキをしているだけで、それをやることで、逆に地方を消滅させる
1.ゆるキャラb級グルメは効果なし
ゆるキャラは広告代理店の飯のたね。
人を呼ぶ効果なし
B級グルメは乱立してしまっているため、目新しさがない。それに地域に関係のないカフェなどを開いても効果なし
2.ふるさと納税、プレミアム商品券の詐欺
この施策に乗る人とならない人で格差が生まれる
そして勝ち組も永遠ではない
結局各自治体が損をする
お金が入ることで、このシステム以外の努力を怠る
3.成長しなければならないという神話
安倍政権は地方創生というバラマキを行い、選挙対策とした
地方創生コンサルも効果のない流行 -
Posted by ブクログ
新型コロナウイルス感染拡大の下で様々な問題が起こっていることが再認識できた。各国のコロナへの対応方法は違っているが、共通していえるのは迅速な対応を施した国は感染拡大を早期に防ぐことができたことだろう。他国と比較してみると日本政府の対応がいかに遅く、効果を伴わないものであったかがありありと分かる。街中でアベノマスクをつけている人を未だに見たことがない。10万円を給付されたからといって困窮した生活から抜け出せた人を聞いたことがない。本書でも言及されていたが日本は優れた国であるという妄想は崩れつつある。
ウイルスの発生源や発生原因について真相は永遠に闇の中なのだろうか。どうか、対等で公平な調査をして -
Posted by ブクログ
フェイスブックの成り立ちが書かれている。日本人目線で書かれており、貴重。社交クラブの文化を引き継いでいるところは、日本にはなじめないところと思う。新聞無き世界で起きることというのも、気になった。
以下注目点
・日本でフェイスブックが流行っているのは、就活に使い成功した学生がいたため。
・アメリカ東部では、ラテン語が今でも教えられている。
・ファウンテンヘッド、アエネーイス
・フェイスブックはローマを理想としている。
・インテリが作ってバカに売る。
・ソーシャルゲームは下流食い
・脊髄反応で課金に持って行く。
・Jobsの言葉は、スタンフォードの学生への言葉
・地方紙が廃刊してしまうと、監視の -
Posted by ブクログ
読書再開。再開一発目にしては刺激的。笑
高齢化社会の現実、それに伴い引き起こされる様々な問題。
イノベーションの虚構。技術革新がイノベーションではない。社会を変えられたか?すべて使われなければ意味がない。売れなければ意味がない。
国際化社会から取り残される日本。言葉が通じない人に仕事なんかない。
マイナンバーで成立する監視国家。
取り上げられているテーマはすべて報道されたり、書籍化されていたりで周知の事実。
ただ、本当の本当の現実社会で何が起こるかまで取り上げられることはあったのか?表向きの話だけで、突っ込んだ話になっていなかったのではないか。私はとても救いようのないぬるま湯に浸かっ -
Posted by ブクログ
グーグル、フェイスブック、ツイッター。人を集めるインターネットサービスは増え、ユーザの利用時間はテレビの視聴時間を切り崩している。そして、スマートテレビになり、いっそうインターネットに接している時間が長くなる。
この本では、こうしたインターネットでの活動が裏側では細かく観察され、個人の行動を追跡可能になっていることを伝える。CIA元職員が米政府が個人情報を収集していることを暴露して大問題になったが、政府や巨大組織が個人情報を本当に本気で使ってきたら、何が起こってもおかしくない。ちょっとした暇つぶしのつもりで使っているSNSやゲームが、実は自分自身を危険にさらすこともありうるわけだ。
後半は電子 -
Posted by ブクログ
ネタバレ海外投資初心者向け。
本の内容
海外投資をおすすめする本。
著者は、本当は資産フライトなんて、しないに越したことはないといっている。
だが、現状の日本の政治・税金の高さなどから、経済が成長する見込みは無く、
資産フライトという手段を薦めてくれている事が、好感が持てる。
資産フライトの必要性を一人一人が理解し、行動を変化させる(英語力を身につける・教育を変える)ていくことが必要
読んだ感想、残った疑問:
政治家は日本という国を破綻しても、いいやと思っている人が
いるのではないか?
海外視点を持ったごく一部の国民が
日本を支える時代を実は、推し進めてはいないか?
という事は、
僕らはすぐにで -
Posted by ブクログ
タイトルは微妙だけど刺激のある面白い本だった。
FacebookにTwitter、グーグルプラスなどなど。
自分はやらないし(今のところ)進んでやろうとも思っていない
ネットのコミュニケーションツールが
物凄い勢いで広がってるけど、
どんだけ情報が漏れているのか、自分で漏らしているのか、
自覚しないで使っているのは本当に怖い。
パーソナルな家電製品を用いてパーソナルな状況で使っているからといって
情報がパーソナルな場所に留まっているわけではない。
毎日のくだらないどうでもいいつぶやきや検索は
全てどこかで記録され、使われる機会をうかがっている。
プラットフォームを提供している側の思惑一つで
勝