あらすじ
東京五輪後の恐るべき近未来を予測!
2020年の東京五輪が開催されるはるか前から、オリンピック後は不況になると言われてきた。少子高齢化、人口減少が進み、経済も人間も老いてしまっているなか、反動不況によって一体何が起きるのか? 中国人に見捨てられ「観光立国」終焉、窮地に陥った政府が個人資産を奪う、気がつけば400万人の移民大国、働く女性が報われない女性残酷社会、リニア新幹線は絶対ペイしない、キャッシュレスによる監視社会の完成……。
本書は、東京五輪後の日本の近未来を楽観論ではなく、“悲観論”から予測する。悲観論は楽観論より未来に備える力があるからである。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ベストセラー「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」のようなことを書きたいのだな。とひしひし伝わる本。
2020年から2030年までの東京並びに日本の予想を悲観的に書かれている本。
最初の2年くらいはタイトル通り東京について書かれているがその後は日本について。
- 2021年「五輪後不況」でついに不動産大暴落
については、中国人の不動産爆買いが税制上利確のため売りに走り不動産大暴落のシナリオは説得力があった。
その他、移民、リニア、大学、キャッシュレス問題問題についても触れられており、興味深かった。
この手の未来予想図本の中ではマイナーな部類の本書だが的を射ており信頼できる1冊でおすすめ。
Posted by ブクログ
オリンピック後、不動産暴落、移民大国、年金破綻等は良く予測本で見るが、観光立国終焉、ヤンキー絶滅、リニア、AI.キャッシュレス等は、不勉強の分野でためになった。