尾崎かおりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本棚整理にて再読。
青い、青い、青いよー! な一冊。
10代である、その年代だからこそ感じる温度。
そんなのはすっかり遠い昔となってしまった人が読むと、
懐かしみと共に、ぎゃー///となる事必至ではないだろうか。
恐らく作者本人もぎゃー///なってるんじゃないだろうか。
あの感覚は本当、あの時だけのものだなあと思う。
人によっては黒歴史的な感覚だけれども。
この本で一番素敵だなって感じたのは、締めのラストの短編が『ハネムーン』という構成のところ。
全編を通して、どれもが死に惹かれ、自分だけを見つめ続けていた少女(少年)たち。
彼らの成長(別れ)を表しているみたいで。